地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-09-19 地震の予測マップ 20日の地震列島は山口沖でM3.2! 解説:東進Day西進Dayと地震数の相関も取ってみた! 本日の予測マップは?

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・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています

・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 9月20日は月齢20.2日 西進Day、月距離 39.3974万km

・ 9月21日は月齢21.2日 西進Day、月距離 38.9447万km

・ 9月22日は月齢22.2日 西進Day、月距離 38.4326万km で右肩下がりライン上

経験上、千島海溝、日本海溝南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

 

 

= 最新地震情報9月20日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 9月20日09時09分、山口北西沖でM3.2、深さ10km、震度1

 

 20日は山口西北沖M3.2のみ、珍しい場所での一件でした

 

 

= 解説:東進Day西進Dayと地震発生の相関も取ってみた! =   

 東進Dayとは、新月から満月前日までの日々西進Day月から新月前日までの日々、を言います、これは本システム独自の用語です

一般用語で言えば、東進Dayとは上弦月を含む半分の期間で、西進Dayとは下弦月を含む半分です

果たして、この東進Dayや西進Dayに発生する地震は、上弦月や下弦月の日々と同じ比率で発生しているのか?という疑問が生じます、私はこのシステムをやっていて、これは同じではないだろう!と思っており、この際、この点も測定報告する体制にしたい、と思っています

 

 東進Day西進Dayと39.2万km以上未満について、両者は同じフォーマットで提示する必要があるのと、標準比率より大きい方を緑%(昨日と反対ですが、やはり、この方がグラフと連動する上で直感的に分かりやすい)にさせて頂いて、ここでは、直近の2018年のみを例に提示します(標準比率とは1年365日おける比率です)

 

2018年:

東進Day西進Day におけるM5.0以上の地震発生比率は:

第1項が東進Day比率、第2項が西進Day比率、第3項が発生数

Days["38.1%", "61.9%", 365]   これが365日の標準比率
East["29.0%", "71.0%", 31],  Midl["30.0%", "70.0%", 40],  West["18.2%", "81.8%", 11]

Daysが1年標準で、標準比率より大である方を緑%

この1年は、西進Dayに標準比率以上の多くの地震が集中している事が、分かります

 

39.2万km以上凸部未満凹部におけるM5.0以上の地震発生比率は:

第1項が凸部比率、第2項が凹部比率、第3項が発生数

Days["49.0%", "51.0%", 365]   これが365日の標準比率
East["32.3%", "67.7%", 31],  Midl["37.5%", "62.5%", 40],  West["45.5%", "54.5%", 11]

Daysが1年標準で、標準比率より大である方を緑%

この1年は、に標準比率以上の多くの地震が集中している事が、分かります

 

グラフを出すと、Eastが、

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Midlは、

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Westが、

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本日2019-09-19については、6kmマップの所にグラフを添付してあります

 

考察:

 これにて、月距離凸凹と東進Day西進Dayの月距離地震マップによる日々の報告フォーマットが出来ましたので、一安心です

 私は、月距離の方が東進西進よりも相関は強いだろう、と思っていますが、それは未だ確証に至った訳ではありませんので、測定をもっと続ける必要があります

 とうい訳で、この報告フォーマットを維持しつつ、確率の旅へ出かける事と致します

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

 

 

  

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-09-19 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測と月距離地震グラフです =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

月距離地震グラフ東域は、

39.2万km以上と未満: East ["24.0%", "76.0%", 25] Days ["40.8%", "59.2%", 365]

東進Dayと西進Day  : East ["32.0%", "68.0%", 25] Days ["49.9%", "50.1%", 365]

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

月距離地震グラフ中域は、

39.2万km以上と未満: Midl ["22.9%", "77.1%", 35] Days ["40.8%", "59.2%", 365]

東進Dayと西進Day  : Midl ["40.0%", "60.0%", 35] Days ["49.9%", "50.1%", 365]

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

月距離地震グラフ西域は、

39.2万km以上と未満: West ["33.3%", "66.7%", 12] Days ["40.8%", "59.2%", 365]

東進Dayと西進Day  : West  ["41.7%", "58.3%", 12] Days ["49.9%", "50.1%", 365]

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

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となります

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も8月現在増加しています [2019-08 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室