地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-08-11 地震の予測マップ 12日の地震列島は新潟沖,大隅沖,千葉沖,日向灘,福島でM3.X! 解説:瀬戸内海・安芸灘の芸予地震を知る! 本日の地震予測マップは?

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 地震予測マップは、毎日、午前零時半頃にアップしています

 防災科研さんから午前零時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

 

ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 8月12日の月齢は10.5日 東進Dayです

・ 8月13日の月齢は11.5日 東進Dayです

千島海溝、日本海溝南海トラフM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます

陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません

 

= 最新地震情報月12日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 8月12日09時13分、新潟下越でM3.0、深さ10km、震度1

 8月12日13時36分、大隅半島東方沖でM3.3、深さ40km、震度1 

 8月12日16時39分、千葉南東沖でM3.5、深さ50km、震度1 

 8月12日21時32分、日向灘でM3.2、深さ20km、震度1 

 8月12日23時11分、福島中通りでM3.3、深さ10km、震度1 

 

 12日はそれなりに賑やかでした、関東地方の救急マークが収まってきています

 

 

= 解説:瀬戸内海・安芸灘の芸予地震を知る =

  愛媛県中予では、8月7日にM3.6,深さ40km、8日にM3.7,深さ40km と連続してM3.Xが陸地で発生しました、愛媛県の陸地では大きな地震が発生した事はないのですが、広島県との間にある安芸(あき)灘は周期性の高い地震発生地帯で、芸予(げいよ)地震と称します、本日は芸予地震についてまとめましたので、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します

 

 西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域にて芸予地震発生の場所を示しますと

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赤:M7以上、それ以外の地震青:死者有り紫:最大震度6以上

呉を中心に広島県愛媛県との間に集中しているマーク群で、瀬戸内海ではここが地震多発地帯です

 

 Wiki [芸予地震 - Wikipedia] より

芸予とは、現在では広島県全域と愛媛県の2県の意味合いが強い。芸予地震と名のつく地震はその2県の中間である瀬戸内海で発生しその2県に被害をもたらした地震のことである。

フィリピン海プレートの動きによるスラブ内地震と考えられている。

過去の地震では津波による被害は記録されていない。一方で瀬戸内海沿岸部では液状化現象が発生、この地方特有の地層である風化した花崗岩が堆積した"マサ土"によるがけ崩れなど、土砂災害やそれに伴う二次災害が発生している。

次が直近の二例です

・ 1905年芸予地震、1905/06/02、M7.2、深さ不明、広島と愛媛で震度6

・ 2001年芸予地震、2001/03/24、M6.7、深さ51km、広島で震度6弱

この二例では広島県の方が被害が大きかったのですが、過去には愛媛県の方に大きな被害が出たケースもあります

愛媛県中予の8月7日M3.6は深さ40km、8日M3.7も深さ40kmで、どちらもフィリピン海プレート・スラブ内地震です

発生周期ですが、

この地震は安芸灘~伊予灘~豊後水道で発生する固有地震と考えられ、地震調査研究推進本部が2013年現在で公開しているものでは発生間隔約67年としている。ただ一部では、2001年芸予地震では発生したエネルギーが想定よりも小さかったことから、次の地震はこれより短い間隔で発生する可能性があると指摘されている

周期67年というのは芸予地震だけでなく、伊予灘や豊後水道で発生する地震も含むフィリピン海プレート・スラブ内地震で、海溝型地震です

固有地震というのは、ほとんど同じ間隔と規模をもって、周期的に繰り返し発生する地震の事です、現在ではM7-8クラスの海溝型地震は、すべて固有地震と考えられています

 

 地震本部さん [海溝で起こる地震 | 地震本部] による現在の発生確率は、領域は安芸灘から豊後水道まで含まれて、

安芸灘〜伊予灘〜豊後水道の地震の発生領域: M6.7〜M7.4: 確率40%

となっています(2019年1月1日起点の30年間確率)

 

お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-08-11 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:

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過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震青:死者有り紫:最大震度6以上 以下、同様

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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南関東直下地震M6.7〜7.3の確率が70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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日向灘はM7.1前後の確率が70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:

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となります

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室