2019-08-25 地震の予測マップ 27日の地震列島は神奈川でM4.3、26日は宮古島近海でM4.0, 愛媛でM3.2! 解説:感度向上に伴い黄土色救急マークを削除しました, そして予測マップの基本的な考え方! 本日の地震予測マップは?
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・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 8月26日の月齢は24.5日 西進Dayです
・ 8月27日の月齢は25.5日 西進Dayです
千島海溝、日本海溝、南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます
陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません
= 最新地震情報8月26日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 8月26日05時31分、愛媛中予でM3.2、深さ40km、震度1
★ 8月26日20時53分、宮古島近海でM4.0、深さ50km、震度1
★ 8月27日00時13分、神奈川西部でM4.3、深さ20km、震度3
* 26日愛媛での地震は珍しく、8月7日と8日にも同じ愛媛中予でM3.6とM3.0
* 27日0時13分発生の神奈川西部でのM4.3も追加します
= 解説:感度向上に伴い黄土色救急マークを削除しました, そして予測マップの基本的な考え方! =
* 感度の向上に伴い、黄土色の救急マークは必要なくなったので削除しました、この辺りを簡単にご説明致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します
* 黄土色の救急マークは、赤青マークが出ていない所でも、M5.5程度までは地震が発生する状況が東北太平洋側で見られた為に導入した機能でした、が、今回感度を大幅に向上させて赤青マークが充分に出るようになりましたので、その必要がなくなり削除しました
* 結果、東北太平洋側での救急マークは膨大に出始めましたが、赤青マークを充分出して、その直下にあるM3.0以上を救急マークにするという一つの考え方で統一されたので、スッキリと致しました
確かに現在、宮城・福島・茨城沖の救急マークは尋常でないものがありますが、それだけM3.0以上がここ1年間で発生している、という事実は認めざるを得ません
* これは本予測マップの基本的な考え方なのですが、M5.0以上のM6.XやM7.Xなどの大きな地震がいきなり発生する事はない、地震発生前の1年間を通じて見れば隣接以下の範囲内でM3.0が少なくとも1つは発生している、とする信念に基づいています、もしこの信念に反する事例が出現すれば、その時は最低ラインをM5.0からM5.5へ引き上げればよろしい、その意味で8月24日発生の福島沖でのM5.5が予測できなかった事は許せない事象だったのです
* スロースリップに対する対応ですが、昔も今も地震を発生しないスロースリップそのものは予測検出できませんが、スロースリップを起こして海底地殻がスラブ内部に移動し、圧力と歪を増してスラブ内地震を発生するケースは予測検出できて、それを今回感度を大幅にアップする事によりスラブ内深部の地震も充分予測検出可能になった次第です
* ここで、話は飛びますが、救急マークと地震発生ポイントの★マークの大きさについて少々述べさせて頂きますと、各々半径約10km程度になるように調整してあります
従いまして、救急マーク隣接で予測された、と言った場合、中心点の距離は約20km程度であり、20km程度はポイント予測の誤差範囲としてご容認頂きたい、という事です
例えば、本日2019-089-25 救急マークマップ西域を示しますと:
27日発生の神奈川西部M4.3は、救急マークと被っており中心距離で約10kmといった所で、26日発生の愛媛中予M3.2は、救急マークと隣接より幾分内に食い込んでいますので、中心距離で20km弱で予測されていた、といった所でしょうか?
以上、分かりづらい文面にお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-08-25 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上 以下、同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ