地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-09-17 地震の予測マップ 18日の地震列島は択捉沖でM5.2, 愛知でM3.1! 解説:M6.0以上で距離39.2万km以上と未満の地震数を10年に渡りカウントしてみた! 本日の予測マップは?

常に最新記事なら [こちら最新!] をアクセスし、ブックマーク!

・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています

・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 9月18日の月齢は18.2日 西進Dayです

・ 9月19日の月齢は19.2日 西進Dayです

千島海溝、日本海溝南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます

陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません

 

= 最新地震情報9月18日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 9月18日11時55分、択捉島南東沖でM5.2、深さ80km、震度1

 9月18日18時58分、愛知西部でM3.1、深さ40km、震度1

 

 愛知西部M3.1は気になります、明日以降救急マークになります

 

 

= 解説: M6.0以上で距離39.2万km以上と未満の地震数を10年に渡りカウントしてみた! =   

 2018年から2009年迄の10年間について、東域・中域・西域について、M6.0以上距離39.2万km以上と未満で発生した地震をカウントしてみました

各域は、「39.2万km以上地震数、未満地震数、%」で、M6.0以上

日数は、「39.2万km以上の日数、未満の日数、%」で、各1年間

日数の%より発生地震数の%が少なくて、初めて39.2万km以上では地震の発生が少ないようだ、と言える訳です、緑%で日数%より発生%が少なかった年と地域を示しています

以下が測定結果なのですが:

  西暦  東域     中域      西域      日数

2018年: [0, 3, 0.0%]   [0, 3, 0.0%]    [1, 1, 50.0%] [139, 226, 38.1%]

2017年: [1, 2, 33.3%] [1, 3, 25.0%] [0, 0, NaN]    [144, 221, 39.5%]

2016年: [0, 4, 0.0%]   [3, 4, 42.9%] [1, 4, 20.0%]  [155, 211, 42.3%]

2015年: [0, 5, 0.0%]   [0, 4, 0.0%]   [0, 0, NaN]     [151, 214, 41.4%]

2014年: [0, 2, 0.0%]   [0, 5, 0.0%]   [2, 1, 66.7%]  [141, 224, 38.6%]

2013年: [2, 2, 50.0%]     [4, 2, 66.7%]     [2, 1, 66.7%]  [141, 224, 38.6%]

2012年: [6, 5, 54.5%]     [6, 7, 46.2%]     [0, 0, NaN]     [155, 211, 42.3%]

2011年: [40, 16, 71.4%] [74, 37, 66.7%] [1, 2, 33.3%] [149, 216, 40.8%]

2010年: [2, 1, 66.7%]     [2, 2, 50.0%]      [0, 0, NaN%] [144, 221, 39.5%]

2009年: [1, 0, 100.0%]   [0, 1, 0.0%]        [0, 1, 0.0%]    [142, 223, 38.9%]

測定結果を見て頂けると分かるように、 39.2万km以上での発生数が少ないようだ、と言えるのは2014年以降です

2011年、3.11は39.6985万kmの右肩下がりライン上で発生しており、その前震3月9日のM7.3も40.3508万kmで、3.11関連は完全に39.2万km以上の凸部内で発生しています

3.11が39.2万km以上の凸部で発生した事が2013年まで続いているように思えます、クセになる(記憶している)んでしょうか?

 

 参考までに2011年の月距離地震グラフを載せます

・ 以下、東域です

f:id:yoshihide-sugiura:20190918163151p:plain

・ 以下、中域です

f:id:yoshihide-sugiura:20190918163224p:plain

・ 以下、西域です

f:id:yoshihide-sugiura:20190918163243p:plain

 

 考察:

・ ここ数年は39.2万km以上での地震発生は少ないようだ、と言えそうですが、サンプリング数が少なすぎ、M6.0以上でサンプリング数を増やして確認しようとすると年数を10年くらい取る必要が出てきます

・ 年数をそれほど遡らずにサンプリング数を増やし確認しようとすると、Mを下げるしかありません、しかしMを下げ過ぎるとおしなべて平均的に地震が発生するように見える傾向がありました(例:M3.0)

・ 果たして、このような操作をしていて意味があるのか?という点も含めて、Mを下げて有効なサンプリング数に数年で達するようなM解が見つかるか?できれば1年間のサンプリング数で、これを、明日までに確認してご報告致します

・ 誠に申し訳ありませんが、本日ご報告できるのはこの辺りまで、となってしまいます

 

お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

 

 

  

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-09-17 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013725p:plain

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013743p:plain

次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013800p:plain

根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:

f:id:yoshihide-sugiura:20190625053341p:plain

過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震青:死者有り紫:最大震度6以上 以下、同様

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013818p:plain

次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013841p:plain

青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:

f:id:yoshihide-sugiura:20190625042439p:plain

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013858p:plain

次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20190919013915p:plain

南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:

f:id:yoshihide-sugiura:20190625044449p:plain

となります

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も8月現在増加しています [2019-08 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室