本日より測定精度を以下の如くアップさせました。
40kmピッチ ー>36kmピッチ
8kmピッチ ー>6kmピッチ
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。
救急マークはM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。
スロースリップ [1] 起因にも対応して救急マーク予測注意ポイントは生成されます。
以下、2018年12月16日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]
= その前に最新地震情報12月17日(M2.0以上、震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、緑の星が震源位置
★ 12月17日2時58分、長野北部でM2.1、深さ10km、震度2。
★ 12月17日5時18分、茨木南部でM3.1、深さ40km、震度1。
★ 12月17日18時46分、青森東方沖でM3.4、深さ70km、震度1。
★ 12月17日18時46分、栃木北部でM3.0、深さ10km、震度1。
★ 12月17日23時8分、奄美大島近海でM3.8、深さ70km、震度1。
地盤によって揺れは大きく変わります 小さなMでも大きな揺れになる事があります。
耐震対策として、本棚・タンス等の転倒防止が必要です。 寝室は特にご注意下さい。 東京消防庁作成の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」は大変参考になります。 是非、ご一読下さい。
今日の寄り道: 風の鳥?
* 今日の寄り道はヒマラヤ山脈を超えて渡りをするアネハツルのお話で、[こんな小さな鶴がヒマラヤ山脈を超えていく - NAVER まとめ] さんからの引用です。 2015年4月の記事です。
* アネハツルは世界で最も小さなツルです。 北海道に生息するタンチョウツルの翼を広げた長さ(翼開長)は2mを超えるのに対し、 アネハヅルは体長60~90cm位。
春から夏の間はモンゴルで過ごし子供を生み育て、秋から冬にかけてヒマラヤを超えて暖かい南インドへ渡ります。
* アネハツルがマナスルを越えるルートです。
* V字飛行編隊です、上昇気流をとらえて上昇中です、さぁ南インドへ向けて!
* しかしですねぇ、高度8,000mですよ、酸素濃度は地上の半分以下ですよ、気温はマイナス50°ですよ、人間なら即死です、即死!
子: 「父ちゃん、母ちゃん、寒いよ〜」
親: 「ゴメンね〜、去年より少し寒くなったみたい、ヒマラヤも去年より少し高くなったみたい、インド亜大陸の北上活動が続いているみたい。 私の横を飛ぶんじゃなくて後ろにお付き、そうすれば風の抵抗を受けなくて済むからね。 さぁ、明日は暖かい南インドだ、頑張って行こうね。」
子: 「うん!」
* インド亜大陸がヒマラヤ山脈を押し上げる前から渡りをしていた、という事になります。 インド亜大陸は、約1000万年前にユーラシアプレートに衝突しています。 この1000万年の間には何回も地磁気は逆転していますので、次の地磁気逆転でもアネハツルが方向を失う事はなさそうです。
By CIA: 衝突しヒマラヤを造山するインド亜大陸
シェルパの間ではアネハツルの事を”風の鳥”と呼ぶそうです。
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状を連日アップデート&レポートしている happy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。
南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。 凡例は36kmマップと同じ。
次がポイント予測・東域 救急マークがM 5.0以上の発生予測注意ポイントです。
救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。
東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。
次がポイント予測・中域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。
東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。 凡例は36kmマップと同じ。
南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。
現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。
次がポイント予測・西域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。
= まとめです =
本年9月の胆振地震は [北海道胆振東部地震 - Wikipedia] によればM6.6(防災科研さんのデータではM6.2)。 10月には国後島付近でM6.2が発生しています。
2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は確実に上昇するでしょう [2018-11 ここ25年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。 今後、海底で起きる津波を伴う海底海溝型地震と、被害が甚大となる陸地の浅い所で発生する陸地直下型地震に警戒が必要です。 またスロースリップとそれに伴う地震が太平洋沿岸で多発しています。
救急マークは、これら海底海溝型と陸地直下型とスロースリップ起因をピンポイントで予測しています。
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 「地震の予測マップ」は、明日も報告致します。 よろしくお願い致します。
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]
・ 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら。 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。
・ 「放出エネルギーと黒点数の推移」は別ブログへ。 [2018-11 太陽黒点数の推移を追う!直近48ヶ月グラフ表示 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測