地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2018-05-25 地震の予測マップ (山形・福島・栃木・茨木・千葉、神奈川、鹿児島、を除く日本全国が注意対象)

「...黒点数の推移」は、こちらの別ブログへ: [なぜ地球磁極は逆転するのか?]

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本「地震の予測マップ」はメインブログです。

薄いピンク南海トラフ位置をマップ上に表示。 [凡例]南海トラフに現れるであろう最も危険なパターンを記載しています。

 

=== 始めに & 最新地震情報です ===

 始めに 

マーク(東進)・マーク(西進)の圧力ポイントを識別する地震予測です。

マーク(東進)・マーク(西進)どちらも危ないです。

マグネチュード M6.5以上の地震を予測します。

以下、2018年5月25日まで、一年間の統計解析マップです。 [1][2]

マークはM6.5以上の地震を起こす可能性のある注意ポイントを示しています。 あくまでも可能性で注意喚起が目的です。 M6.5以上は年に一度起こすか起こさないか、の頻度です。 しかし巨大地震・過去17事例において、M6.5以上はすべてマークの在る場所またはその隣接領域で起きています。

 45kmマップ  は、ピッチ45km測定で、北海道から沖縄・小笠原までの全体像。

 9kmマップ     は、ピッチ9km測定で、列島と日本海溝・相模・南海トラフを表示。

 3kmマップ     は、ピッチ3km測定で、陸地直下型の注意ポイントです。

 放出エネルギーは、過去25年間の地震放出エネルギーの推移です。

 まとめ            は、現時点のまとめで、次に起きるM6.5以上に言及します。

Wikipediaさん提示の過去地震 [3] は、[過去巨大地震マップ] に拡大してあります。

過去巨大地震マップでは、M7.0以上は赤点で示されており明確です。 しかし、死者有りが青点震度6以上が紫点と、識別困難ですので、両者まとめて被害甚大地震と称する事にします。

このデータは西暦400年頃からの過去地震を網羅しており、極めて重要です。

マーク領域と過去巨大地震が重なっているポイントは、特に、要注意です。

 45kmマップにコメントです。

 9kmマップ東域・中域・西域にコメントです。 5月26日、日向灘でM4.2が起きました。

 3kmマップ甲信越&北陸&関東&東海にコメントです。 伊豆半島に赤マークが出ました。

= 最新地震情報5月26日です =

Yahooさん [4] より掲載: 陸地M2.5以上、海底M3.0以上を原則挙げています。 特別な場合を除き、震度1はコメントを付けていません。 震源位置を各マップにの四角で表示。

マークは二日前迄のデータ一年分の統計解析データです。 の四角は一日前の地震データです。 従いまして、マークが原因での四角は結果です。 マークの無い所に出たの四角は、まだ歪が蓄積されていない所で起きた地震で、直ちに大きな地震に連動する事はありません。

 5月26日 1時34分頃、長野北西部でM2.6。 [nagano0134] 深さ10km。 震度2。 その後、同日17時20分頃までに計6回の余震。 場所は北東と北西2ヶ所に集約されています。 最大MはM2.9。 最大震度は震度2。 長野北東&北西部では余震が続いています。

 5月26日7時2分頃、日向灘でM4.2。 [hyuga0721] 深さ20km。 震度3。 海底で起きる地震としてM4.2はかなり小さい方です。 今後フィリピン海プレートの活動は継続しますので、より大きな地震に警戒する必要があります。 

 5月26日12時50分頃、新潟中越(陸地)でM2.6。 [nigata1250] 深さ10km。 震度1。 長野北東&北西部と新潟中越は余震に注意です。

 5月26日13時22分頃、熊本中央(陸地)でM2.7。 [kuma1322] 深さ10km。 震度1。 2016年の熊本地震の余震です。 2年前にあれだけ大きくエネルギーを解放しているので、現時点で大きな地震が再びくるとは考えられません。

 5月26日13時22分頃、東京23区(陸地)でM2.7。 [tokyo1322] 深さ30km。 震度1。 東京陸地での久々の地震です。 Mが小さい事と周囲にマークがありませんので、現時点で問題となる事はありません。

 5月26日20時18分頃、宮城沖でM3.5。 [miyagi2018] 深さ60km。 震度1。 マークの出ている所ですが、Mが小さいのでマークを増殖させる働きのみと思われます。

 5月26日23時1分頃、福島沖でM4.6。 [fukushima2301] 深さ50km。 震度2。 マークの全く出ていない所で直ちに大地震に連動する事はありません。

 

 

=== 45kmマップです ===

過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は:[凡例]

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コメント: 3月1日にM5.7が西表島で発生して以来、地震が連続しています。 これが、なかなか収束しません。 マークで覆われている与那国〜西表近海は過去巨大地震があった場所で、要注意です。 フィリピン海プレートの活動が活発です。

 

 

=== 9kmマップです ===

9kmマップ東域です。  過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は:[凡例]

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コメント: 

 青森・秋田・岩手は陸地と、マークの出ている海洋部はすべて注意です。 宮城にマーク出始めています。

 北海道〜東北にかけて広く出ている赤マーク領域ですが、私は3.11のリバウンドが主たるエネルギー源ではなかろうか?と思います。 3.11で堰き止められていたクイが外され、東に向かって延伸する(ここでは北アメリカプレートの)エネルギー源となっている、という事です。

 

9kmマップ中域です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は:[凡例]

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コメント:

 富山・石川・長野、能登半島から愛知を経て静岡沖に至る赤と青の境界線付近は特に要注意です。 ここの赤マーク群は密度を増していますので、要注意です。

 5月26日、長野北東&北西部と新潟中越は余震が続いており要注意です。

 2018-05-20マップより伊豆半島に赤マークが出始めました。 この赤マーク(伊豆半島)は要注意です。

 紀伊半島・潮岬沖の南海トラフ近辺に青マーク群が出たら危険ですが、現在全く出ていないので南海トラフ自身は問題ありません。

 

9kmマップ西域です。  過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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コメント:

 兵庫に南北の境界線が出ていますが、これは問題ないと思います。 要するに東西に引き裂かれる力ですが、そのような力がこの場所で働くという事を聞いた事がありません。 赤マーク、青マークとして単色の注意で十分です。 どちらかと言えば、関西に出ている赤マーク群が要注意です。

 九州・四国に青マーク群、その南の四国沖に赤マーク群が出て東西の境界線を形成していますが、これも問題ありません。 九州南部に赤マーク群が出ていなければ大丈夫です。

 2月に台湾、3月に西表島、4月にトカラ列島群発地震)と、確実にフィリピン海プレートの活動が北上しています。 日向灘は過去巨大地震を何回も起こしている場所で要注意です。 5月26日に日向灘でM4.2が起きましたが、もっと大きな地震に警戒が必要です。

 

 

=== 3kmマップです ===

3kmマップ北海道です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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3kmマップ東北です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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3kmマップ甲信越&北陸&関東&東海です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

内側の四角が大正(1923年)、外側が元禄(1703年)関東大震災震源域。 [5]

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コメント: 2018-05-10マップで、関東大震災震源域に出ていた青マーク群が消滅しました。 

しかし2018-05-20マップから伊豆半島に赤マークが出始めました。 関東大震災震源域の周囲でマークが出ている所(特に境界領域)は要注意です。

 

3kmマップ北陸&東海&近畿&中国&四国です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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3kmマップ中国&四国&九州です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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=== 放出エネルギーの推移です ===

1994年1月〜2018年4月迄・25年間の地震放出エネルギー推移

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一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年5月1日〜2018年4月30日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。 

=== まとめです ===

ラス前のM6.5以上は2016年10月21日の鳥取県中部地震(M6.6)で、ラストは2016年11月22日の福島県沖(M7.4、東北地方太平洋沖地震の余震)でした。 その後、M6.5以上は、起きていません。 2017年の一年、放出エネルギーは過去最低でした。 しかし2018年1月には、青森東方沖でM6.1が起きました。 2月には台湾東部でM6.1が2回あり、福島沖ではM6.0がありました。 3月には八丈島近海でM6.0がありました。 ここ1〜2年の内に放出エネルギーは上昇に転じ、M6.5以上クラスが来るものと思われます。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 明日も報告致します。 よろしくお願い致します。

 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]

 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]

 

=== 以上です ===

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ

[3] 地震の年表 (日本) - Wikipedia

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 関東地震 - Wikipedia

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測