凡例(各マップすべてに共通)
凡例:
・ 赤マークは東に向かう圧力、青マークは西に向かう圧力がある地点です。
・ 白い飛行機マークは、30日以内に発生したM5.5以上地震です。
・ オレンジ色飛行機マークは、31日以前かつ一年以内のM5.5以上地震です。
・ 飛行機マーク周囲にマークがあれば続いて起きる地震に注意です。 周囲にマークがなければ、エネルギーは解放され小康状態に入っています。
・ 薄いピンクのラインは千島海溝 [千島海溝 - Wikipedia] 日本海溝 [日本海溝 - Wikipedia] 琉球海溝 [琉球海溝 - Wikipedia] 伊豆小笠原海溝 [伊豆・小笠原海溝 - Wikipedia] と相模トラフ [相模トラフ - Wikipedia] 南海トラフです。
南海トラフの危険パターンについて:
南海トラフのデータは資料 [南海トラフ巨大地震 - Wikipedia] を参照しています。
上記資料の図「南海・東南海・東海地震の震源域」を参照しています。
上記資料によれば:
「しかし紀伊半島先端部の潮岬沖付近に固着が弱く滑りやすい領域があり、1944年昭和東南海地震、1946年昭和南海地震はいずれもこの付近を震源として断層の破壊がそれぞれ東西方向へ進行したことと関連が深いと見られている」 とあります。
これは私も、東南海・南海地震では境界線が東西に現れるのではないか? と思っていました。
即ち、南海トラフを境に南側にはフィリピン海プレートの北西移動圧力による青マーク群(西進圧力)が、トラフの北側にはユーラシアプレートの反作用による赤マーク群(東進圧力)が発生し、紀伊半島沖に東西境界線が現れた時が最も危険、という事です。
私は未だこのようなパターンを見た事はありません。 何しろ、百年に一度発生するかどうかというレベルですから、推論するしかありません。
南海トラフの上にはいくらでもマークが出ます。 当り前です。 その度に東南海・南海巨大地震を心配する必要はない訳で、危ないパターンを認識すべき、と考えております。
また次に来る南海トラフ巨大地震はM8〜9クラスと言われていますが、このような巨大地震がいきなり来る事は考えにくく、必ず前震があると考えて良いと思います。 この前震を捕らえて、何らかの避難準備など策を打ちたい所です。 3.11でもM7.3の前震がありました。 海底海溝型地震では、M7クラスがあった場合、それを前震と考え三日以内にもっと大きな本震が来る可能性がある、と考えるべきなのです。 ちなみに3.11の場合、前震と本震の時間差は51時間でした。 丸二日あったのです。
しかし、南海・東南海地震では前震なしで来る過去事例ではあるようで、この項、後ほどアップデート致します。
以上です。