2019-09-18 地震の予測マップ 19日の地震列島は択捉島付近,茨城沖でM4.X, 釧路沖,宮城沖でM3.6! 解説:月距離地震グラフはM5.0以上のサンプリングと致しました! 本日の予測マップは?
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・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 9月19日は月齢19.2日 西進Day、月距離 39.7805万km
・ 9月20日は月齢20.2日 西進Day、月距離 39.3974万km
・ 9月21日は月齢21.2日 西進Day、月距離 38.9447万km で右肩下がりライン上
経験上、千島海溝、日本海溝、南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
= 最新地震情報9月19日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 9月19日00時23分、択捉島付近でM4.4、深さ130km、震度2 連日です
★ 9月19日08時49分、茨城沖でM4.1、深さ50km、震度2
★ 9月19日11時18分、釧路沖でM3.6、深さ50km、震度1
★ 9月19日20時54分、宮城沖でM3.6、深さ60km、震度1
* 19日は択捉島、釧路沖、宮城沖、と千島・日本海溝が不安定でした
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、と巨大地震が予測されている領域で軒並み地震発生です
= 解説: 月距離地震グラフはM5.0以上のサンプリングと致しました! =
* M5.0以上地震について、ここ3年の39.2万km以上と未満の発生件数を測定しますと:
各域、「39.2万km以上件数、未満件数、以上%」表示、
日数、「39.2万km以上日数、未満日数、以上%」表示で、
西暦 東域 中域 西域 日数
2018年: [9, 22, 29.0%] [12, 28, 30.0%] [2, 9, 18.2%] [139, 226, 38.1%]
2017年: [6, 16, 27.3%] [10, 21, 32.3%] [3, 6, 33.3%] [144, 221, 39.5%]
2016年: [6, 20, 23.1%] [25, 32, 43.9%] [17, 16, 51.5%] [155, 211, 42.3%]
となり、39.2万km以上の凸部では発生頻度が落ちる傾向があります
2016年、39.2万km以上発生件数が中域と西域で多いのは、熊本地震が原因で、当時月位置は右肩上がりのライン上にあり、04/14の前震は38.4639万kmで以下だったのですが、04/16本震は39.4803万kmで以上となり、その後の余震が大量に39.2万km以上凸部で発生した事によります
しかしながら、サンプリング数としてはM5.0以上でナントカ確率議論の土俵に上げられるだろう、と思われます
* ここで、本日 2019-09-18 各域の月距離地震グラフM5.0以上を載せます:
各域の月距離39.2万km以上と未満の地震発生数と%は:
East [7, 19, "26.9%"], Midl [9, 27, "25.0%"], West [4, 8, "33.3%"], Days [151, 216, "41.1%"]
であり、39.2万km以上は、すべての領域で日数標準値より低い値を示しています
・ 東域です
・ 以下、中域です
・ 以下、西域です
* 考察:
・ ひとまずM5.0以上をサンプリング対象としてグラフ化し、今後は確率処理に入ります
・ 当初、M3.0以上やM5.0以上でグラフ化しましたが数が多く特徴が掴めない! としてM6.0以上に移り、特徴が掴めたか?と思いきや、各域におけるサンプリング数が少なく、よくよく考えたら少ないサンプリング数では確率論が成り立たない!ので、M5.0以上に戻ってきた感があります、大変お騒がせ致しました m(_ _)m
・ しかし、この間の試行錯誤にて小さなM3.0以上では地震発生の偏りが現れず、M5.0以上であれば発生の偏りが現れ、かつ確率にも乗せられる程度のサンプリング数が確保出来る事を見つ出したのは、成果でした
と申しますのも、発生に偏り(月距離39.2万km以上の凸部では発生頻度が落ちるのではないか?等)がありませんと、確率なぞ持ち出しても意味ないからです
平坦に出現するのであれば、計算なぞしなくても予測できますから
・ 3.11では03/09の前震M7.3も含め月距離39.2万km以上の凸部で地震は発生し、それが数年継承された事実を念頭に置きつつ、確率の問題へと移ります
尚、確率予測が完成する迄の間、各域にて直近1年の月距離地震グラフを明日より提示致します、このグラフは1年と長く見づらいのですが、確率予測では直近3ヶ月+将来1ヶ月といった感じで見やすくする予定です(勿論、解析には1年分のデータを使用して、です)
以上、長い事お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-09-18 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上 以下、同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も8月現在増加しています [2019-08 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測