2020-05-30 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム 31日の地震列島は, 十勝沖でM5.8, 震度4 ! 一行解説:31日、東域の最長間隔にあと7日でM5.8が発震しました !
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⚫ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
各領域の時系列データは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に以下の如くです
⚫ 西域_時系列:西域そのものであり、フィリピン海プレートの影響直接
⚫ 中域_時系列:中域から西域を除き、日本海溝から太平洋プレートの影響直接
⚫ 東域_時系列:東域から中域を除き、千島海溝から太平洋プレートの影響直接
= 最新地震情報5月31日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上黒枠緑印 ⚫ が震源位置
⚫ 31日03時14分、十勝沖でM5.8、深さ90km、震度4 東域_時系列
⚫ 31日07時59分、岐阜飛騨でM3.1、深さはごく浅く、震度1 西域_時系列
⚫ 31日11時20分、奈良でM3.6、深さ50km、震度1 西域_時系列
* 31日、十勝沖でM5.8が発振しました、以下に一行解説しております
* 31日、奈良でのM3.6も気になります、深さ50kmという事で、フィリピン海プレート・スラブ内地震と思われます、南海トラフ評価検討会の結果を待ちましょう!
一行解説: 31日、東域の最長間隔にあと7日でM5.8が発震しました !
* 東域_時系列にけるM5.0以上発振間隔の最長はこの1年で70日なのですが、5月30日現在で63日経過しており、あと7日で最長の70日になる所で、5月31日にM5.8が十勝沖で発震しました
明日、2020-05-31データにて東域_時系列のヒストグラムはリセットされます
不謹慎ながら、チャンと来るべき頃に来るンだ、と妙に感心しております
尚、M5.8は速報値であり、確定値でM6.0に至っていればM6.0以上4年間ヒストグラムも更新リセットされます、が、これは6月2日の午前零時過ぎにならないと分かりません、M5.0前後より上のM値の場合は結構ズレが出るのです
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 2020-05-30 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&発震間隔ヒストグラム =
赤マークは東進Daysの発震で東進圧力、青マークは西進Daysの発震で西進圧力
東進Daysとは新月から満月前日まで、西進Daysとは満月から新月前日までの日々
白枠オレンジがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップピッチ36kmマップとM6.0以上地震分析 =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな●マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
M6.0以上地震発生の分析:
● 過去4年間の東中西_全域データによるM6.0以上の発震確率と発震間隔ヒストグラムです
68%を含む確率は93%で、それは2020.7.29まで続きます
● 以下のグラフは南海トラフ_監視域について、M4.8以上・500km未満・各日365日の総和を取ったグラフです、総和を取ると周期性が現れますが、周期は総和期間を変えると変化しますので、これはあくまでも参考グラフです、そこにM6.0以上発震を東/中/西でE/M/Wマークしてみると、こうなりますというグラフです(E/M/WマークはM6.0以上の監視域内発震では無く、グラフはM4.8以上の監視域内発震である事に御注意下さい!)
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと満月新月地震グラフと発震間隔ヒストグラム =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 白枠オレンジ がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%程度 [北海道地方の地震活動の特徴 | 地震本部] 2020年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
⚫ 満月新月地震グラフ東域:この1年の東域_時系列データM5.0以上です
⚫ 東域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
現在、確率は100%に至っており、それは2020.6.6まで続きます
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 白枠オレンジ がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90%程度以上 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%程度、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%程度、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度 [東北地方の地震活動の特徴 | 地震本部]
⚫ 満月新月地震グラフ中域、この1年の中域_時系列データM5.0以上です
⚫ 中域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
68%を含む確率は79%で、それは2020.6.15まで続きます
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 白枠オレンジ がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70%程度、南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [関東地方の地震活動の特徴 | 地震本部] と[九州・沖縄地方の地震活動の特徴 | 地震本部]
ピンクの小さな●マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
⚫ 満月新月地震グラフ西域、この1年の西域_時系列データM4.8以上です
⚫ 西域_時系列におけるM4.8以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
68%を含む確率は81%で、それは2020.6.18まで続きます
● 南関東_監視域における4年間M5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
南関東は、地震本部さん2020/01/01資料で、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70%、と予測されている領域です
68%を含む確率は69%で、それは2020.7.10まで続きます
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も増加で、2020年は4月末時点では増加傾向にあります
[2020-04 地震の予測マップ ここ23年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム]
* ここで白枠オレンジは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
* 発震予測ではヒストグラムを用いて、将来の発震を%予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測