2020-04-17 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム 18日の地震列島は, 沖縄本島近海でM4.1, 震度1! 解説: 静かである ➡ M6.Xクラスが来る時は!
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⚫ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
現在、最新地震情報でM4.X以上が発生した場合に記事をアップしています、アップされる時刻は午前0時30分〜6時頃となります、4.Xのどこからか?は状況によりその場で判断させて頂いております(よろしくお願い致します)
各領域の時系列データは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に以下の如くです
⚫ 西域_時系列:西域そのものであり、フィリピン海プレートの影響直接
⚫ 中域_時系列:中域から西域を除き、日本海溝から太平洋プレートの影響直接
⚫ 東域_時系列:東域から中域を除き、千島海溝から太平洋プレートの影響直接
= 最新地震情報4月18日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 18日07時34分、神奈川東部でM3.0、深さ100km、震度1 西域_時系列
★ 18日14時07分、沖縄本島近海でM4.1、深さ20km、震度1 東中西_域外
★ 18日17時26分、小笠原諸島西方沖でM6.9、深さ490km、震度4 深すぎです
* 18日は小笠原でM6.9が発生しましたが、深さ490kmと対象外でした、父島では震度4でしたが、深すぎで対象外です
* M6.0以上発震注意情報です
● この4年間、M6.0以上は各域合計で27件発生しており、平均発震間隔は42.5日、最後の発震 2019/08/29 M6.1 青森東方沖 から4月19日現在で233日が経過しています、平均の5倍を超えており、発震確率は私の算定方式ですが100%になって大分経過しており、全域において警戒が必要です
● この4年間、西域_時系列では木星の衝合期間中にM6.0以上が7件中6件発生しています(発生確率85.7%)、現在衝合の期間は抜けており、次回は2020年5月28日から始まります
解説: 静かである ➡ M6クラスが来る時は!
* 静かなのである、M6.Xが来ないので、、、2016/04/14,15,16と3回の熊本地震M6.0以上が、4年間の監視レンジから左に外れて、M6.0以上発震データはますます少なくなって来ている
* そこで、本日2020-04-17データで、南海トラフ監視域4年間のグラフを見てみよう
繰り返しの説明になるが、これは狭い南海トラフ監視域について深さ500km未満で発生したM4.8以上の地震について、毎日過去365日の総和を連続して取ったグラフ(過去総和を連続して取ると周期性が現れるのである!)に対し、東中西_各域で過去4年間に発生したM6.0以上をマップしただけのものである
そこに相関はあるか? ➡ 無い!が一般的な見解、南海トラフ監視域という狭い領域で深さ500km未満のM4.8以上発震と、広大な東中西_各域における深さ130km未満のM6.0以上発震と、どう関係付けられると言うのか?
しかし、私は、あるかもしれない?と思って、ワザワザこんなグラフをアップしているのである、こんな事をやっている人間は誰もいないのである、一人を除いて
グラフを見て頂ければ分かるように、ピークはこの4年間で二つあり、現在は二つ目のピークを過ぎて右肩下りにM6.0以上発震が無い状態で下りつつある
ひとつ前のピークを見て頂ければ分かるように、ひとつ前のピークでも右肩下りに発震が無い状態が続き、やがてカウント2の状態で多数発震している
今回も恐らくそうなるだろう、いずれM6.0以上は必ず発震する、その時には連続して来る、と言う事なのである
* 地震/豪雨/台風と過去災害の実情を日々にアップデートしておられるハッピー(id:happy-ok3)さん、多彩にして多才であり恐らくは最近多忙であられる雷理(id:hentekomura)さん、この人は天才?と私に思わせる少なくとも音楽の特にリズムに天分を持つ東京キャビン(id:omhd)さん、宇宙動画&画像&話題の名ハンターまさきりお(id:rio-masaki)さん、から昨日コメントを頂きまして
ハッピーさん曰く:
多い次の日は、少ないと言うパターンがあるように思います
雷理さん曰く:
もしいま地震がきたら 避難所は3密に
東京キャビンさん曰く:
このコロナに地震が重なるのだけはカンベン
Rioさん曰く:
地震が来なすぎて怖いです~
皆様、コメント&ブクマコメ、ありがとう御座います m(_ _)m
* という事なのですが、当にして然ながら少ない日々の次には多く来ます、し、来なさ過ぎ〜であればそれは必ず来るのでして、、、残念ながらコロナとM6.0以上は重なります、今後数カ月でコロナが収まるとは思えないし、今後数カ月間M6.0以上が来ないとはとても思えない
で、どのようなM6.0以上が来るのか?にかかって来るのですが、海溝で起きるM6.Xクラスであれば、それほど問題はない、しかし陸地直下で来たら目も当てられない!
その時には、車の中の方が3密を避ける意味では安全かと、、、私には思えます
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 2020-04-17 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&発震間隔ヒストグラム =
赤マークは東進Daysの発震で東進圧力、青マークは西進Daysの発震で西進圧力
東進Daysとは新月から満月前日まで、西進Daysとは満月から新月前日までの日々
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップピッチ36kmマップとM6.0以上地震分析 =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
M6.0以上地震発生の分析:
● 過去4年間の東中西_全域データによるM6.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
現在、発震確率の状態は100%で、それは2020/06/24まで続きます
● 以下のグラフは南海トラフ_監視域について、M4.8以上・500km未満・各日365日の総和を取ったグラフです、総和を取ると周期性が現れますが、周期は総和期間を変えると変化しますので、これはあくまでも参考グラフです、そこにM6.0以上発震を東/中/西でE/M/Wマークしてみると、こうなりますというグラフです(E/M/WマークはM6.0以上の監視域内発震では無く、グラフはM4.8以上の監視域内発震である事に御注意下さい!)
● 木星の衝合日に±48日を加えた97日間は、西域_時系列でM6.0以上の地震が多発します(強い相関があります)
以下、4年間の相関グラフです、木星の衝合については本文最後に説明があります
現在は衝合を抜けた段階で、次回は 2020/05/28 から始まります
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと満月新月地震グラフと発震間隔ヒストグラム =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%程度 [北海道地方の地震活動の特徴 | 地震本部] 2020年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
⚫ 満月新月地震グラフ東域:この1年の東域_時系列データM5.0以上です
⚫ 東域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
現在、発震確率の状態は63%で、それは2020/04/17まで続きます
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90%程度以上 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%程度、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%程度、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度 [東北地方の地震活動の特徴 | 地震本部]
⚫ 満月新月地震グラフ中域、この1年の中域_時系列データM5.0以上です
⚫ 中域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
現在、発震確率の状態は83%で、それは2020/04/22まで続きます
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70%程度、南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [関東地方の地震活動の特徴 | 地震本部] と[九州・沖縄地方の地震活動の特徴 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
⚫ 満月新月地震グラフ西域、この1年の西域_時系列データM4.8以上です
⚫ 西域_時系列におけるM4.8以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
現在、発震確率の状態は59%で、それは2020/05/02まで続きます
● 南関東_監視域における4年間M5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です
南関東は、地震本部さん2020/01/01資料で、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70%、と予測されている領域です
現在、発震確率の状態は45%で、それは2020/05/22まで続きます
木星の衝合の説明:
木星の衝と合とは、国立天文台さん [暦Wiki/惑星/合と衝 - 国立天文台暦計算室] より、衝は外惑星についてのみ起こる現象で、太陽・地球・外惑星がその順に直線に並ぶ状態です
木星は約12年で太陽を公転しており、地球は1年で公転、衝は約1年に1回出現、正反対の合も約1年に1回出現、衝と合をあわせて2回/約1年出現で、衝の地球と木星の距離は約5.0au、合では約7.0au(auは太陽と地球の距離)、衝の日付は「ほんのり光房」さんのブログ:http://kuusou.asablo.jp/blog/2018/05/09/8847763 を参照し、合の日付は衝間の1/2を取りました
ここで、衝合日を含む±48日間の97日内で何%のM6.0以上地震が発震したか?を16年で調べます、衝と合で年2878日となり、2878/365x16=49.3%ですので、50%を大幅に超えれば木星衝合日を含む91日間とM6.0以上は相関があり、50%前後で相関はない、50%を大幅に下回れば逆相関がある、となります、4年の場合は50%を少し超えますが、16年を基準として±48日に設定しています
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も増加で、2020年は測定が開始された段階です
[2020-03 地震の予測マップ ここ27年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム]
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
* 発震予測ではヒストグラムを用いて、将来の発震を%予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測