地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-10-22 地震の予測マップ 23日の地震列島は父島近海,岩手,宮城沖でM4.X! 解説:抽象化サマリーに的中率%を入れ、各域に提示する! 本日の予測マップは?

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・ 地震予測マップは、毎日、午前1時〜午前3時頃にアップしています

・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 10月22日は月齢22.9日 西進Day、月距離 37.2828万kmで凹部に既に入ってます

・ 10月23日は月齢23.9日 西進Day、月距離 36.8705万km

・ 10月24日は月齢24.9日 西進Day、月距離 36.5188万kmで右肩下がりライン上です

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

月距離とは地球から月までの距離、約35〜40万kmの間を振動しています、38.7万kmとは大体の中間ラインです

 

経験上、千島海溝、日本海溝、でM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

 

 

= 最新地震情報10月23日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 10月23日05時54分、父島近海でM4.8、深さ120km、震度2

 10月23日12時43分、岩手沿岸北部でM4.2、深さ60km、震度2

 10月23日17時26分、宮城沖でM4.2、深さ50km、震度2

 

  23日は父島近海と東北太平洋岸が不安定な一日でした

気が付くと、小笠原諸島の赤マーク群が青マーク群に取って替わっています、現在は西進Dayで西進圧力が増しているものと思われます、小笠原諸島の6km空間予測マップを取らないとイケマセン

 

 

解説: 抽象化サマリーに的中率%を入れ、各域に提示する!

 時系列地震予測において、抽象化されたサマリーリストに過去実績である的中率Hit Rateを%で表示した内容を各域に提示致しましたので、ご説明申し上げたく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します

 

 その前に、繰り返しになりますが、言葉の説明を致しますと:

      Hit_P : 来ると予測して、実際にM5.0以上が発生した

      Hit_N : 来ないと予測して、実際にM5.0以上は発生しなかった

  Karaburi: 来ると予測して、実際にM5.0以上は発生しなかった

Minogashi: 来ないと予測して、実際にM5.0以上が発生した

 

 各域の抽象化サマリーリストをまとめて提示すると:

Abstructed Summary of the Past: Area-> East
2018/10/24 to 2018/11/08 ... 2019/10/05 to 2019/10/18, in total 26 periods evaluated
        Hit_P : 15 periods Matched with Hit_P condition
        Hit_N : Nothing, not detected
   Karaburi : 11 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : Nothing, not detected
Hit Rate of the East in the year 2018/10/24 ... 2019/10/18-> (15+0)/26 = 57.7%

Abstructed Summary of the Past: Area-> Midl
2018/10/24 to 2018/11/08 ... 2019/10/05 to 2019/10/18, in total 26 periods evaluated
        Hit_P : 16 periods Matched with Hit_P condition
        Hit_N : 1 periods Matched with Hit_N condition
   Karaburi : 9 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : Nothing, not detected
Hit Rate of the Midl in the year 2018/10/24 ... 2019/10/18-> (16+1)/26 = 65.4%

Abstructed Summary of the Past: Area-> West
2018/10/24 to 2018/11/08 ... 2019/10/05 to 2019/10/18, in total 26 periods evaluated
        Hit_P : 18 periods Matched with Hit_P condition
        Hit_N : Nothing, not detected
   Karaburi : 7 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : 1 periods Matched with Minogashi condition
Hit Rate of the West in the year 2018/10/24 ... 2019/10/18-> (18+0)/26 = 69.2%

抽象化の意味は、Hit_Pで言えば、地震がM個来ると予測した期にN個のM5.0以上が発生したら、その期を数に関係なく「真」として1をカウントする、という抽象化です、まだ、個数の予測を吟味する段階ではなく、ONかOFFかを論ずるステージだからです

従って、各期は、いずれかのconditionで「真」か「偽」となります、ここで的中率とはHit_PとHIt_Nの「真」の総和を26(測定した期の総数)で割った%となります

非的中率は「100 マイナス 的中率」ですが、提示していません

 

 的中率の主役はHIt_Pであり、非的中率の主役はKaraburiで、この両者の戦いとなります、いかにしてKaraburiをHIt_Nに持ち込めるか?で的中率がアップして行きます、現在は、過剰予測、狼少年、になっています、まぁ現状致し方ないのですが

東域の的中率が中域、西域に比べ低いので、この辺りをトッカカリに調べてゆこうと考えています

その為にも各域にて抽象化サマリーリストを常時提示する事により、意識を高めてゆこう、と考えています

 

 更新のタイミングについて説明します

現状を例に取りますと、10月18日が38.9780万km、10月19日が38.5846万km、と38.7万kmをまたいで下降しており、18日が凸部最終日であり、2019-10-18データをもって2019-10-19 〜 2019-11-01迄の凹部を27thとして将来予測しています、これは10月20日午前零時を過ぎた段階で可能となります

上記は将来予測なのですが、過去実績については、2019-10-04データをもって2019-10-05 〜 2019-11-18迄を27thとして将来予測しています、ので、2019-10-18データをもって過去に行なった将来予測がすべて確定し、2019-10-04から26期1年分をバックトラックして、この1年26期の予測実績を評価します、こうして抽象化サマリーリスト26期分として評価結果が上がってくる訳です、従いまして、過去1年分の実績評価も10月20日午前零時から可能となります

こうして、将来予測と過去実績評価は同じ10月20日午前零時から可能というバッティング状態となりますので、ここは将来予測の方を優先し、過去実績評価は翌日以降に持ち越します

かなり複雑ですが、オペレーションするのは私ですので、各域に提示される結果(将来予測であるForecastと、過去実績評価である抽象化サマリー)をご覧になって頂ければ、と思います

 

 数ある地震の予測サイトで、時系列地震予測を行い、かつ、その過去実績を評価し報告するサイトは無いのでは?と思えます、東域の成績が今一つであるのは確かですが、中域・西域を含めれば、ギリギリパスかな?という所でしょう、学生時代の私の成績みたいで懐かしい数字です、で、的中率を上げてゆく、これが今後の課題となります

尚、当面、暫定はそのままで外しません(外せません)

 

以上、読みづらい長文にお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-10-22 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと月距離地震グラフと時系列地震予測グラフです =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020624p:plain

根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

月距離地震グラフ東域は、

38.7万km以上と未満: East ["39.5%", "60.5%", 38] Days ["47.7%", "52.3%", 365]

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020642p:plain

暫定:凸凹時系列地震予測グラフ東域は、2019-10-18 の予測結果で、

f:id:yoshihide-sugiura:20191022200208p:plain

ミニ解説・東域

38.7万kmを境目とし1年の凸部凹部を26期で示し、続く27期と28期を予測、予測値実数は整数化し判断

Forecast East M>=4.8: next period 27th-> 1.4, next of the next 28th-> 1.4
27th(btm)-> 2019/10/19 to 2019/11/01, 28th(top)-> 2019/11/02 to 2019/11/14
Selected ARIMA Best model index-> (0,0,0)

東域では10月19日〜11月1日迄の間にM4.8以上が1回、11月2日から11月14日の間でも1回発生するだろう、と予測しています、次の更新は 2019-11-01 です

上記は将来予測であり、過去実績である抽象化サマリーリストは以下の通りで、

Abstructed Summary of the Past, >=M5.0: Area-> East
2018/10/24 to 2018/11/08 ... 2019/10/05 to 2019/10/18, in total 26 periods evaluated
        Hit_P : 15 periods Matched with Hit_P condition
        Hit_N : Nothing, not detected
   Karaburi : 11 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : Nothing, not detected
Hit Rate of the East in the year 2018/10/24 ... 2019/10/18-> (15+0)/26 = 57.7%

東域の的中率、M5.0以上について来ると予測して発生したHit_Pと来ないと予測して発生しなかったHit_Nの期の和を総数26で割った%で過去1年間の的中実績、は57.7%です

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020713p:plain

次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020729p:plain

青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

月距離地震グラフ中域は、

38.7万km以上と未満: Midl ["39.6%", "60.4%", 48] Days ["47.7%", "52.3%", 365]

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020743p:plain

暫定:凸凹時系列地震予測グラフ中域は、2019-10-18 の予測結果で、

f:id:yoshihide-sugiura:20191022200319p:plain

ミニ解説・中域

38.7万kmを境目とし1年の凸部凹部を26期で示し、続く27期と28期を予測、予測値実数は整数化し判断

Forecast Midl M>=4.8: next period 27th-> 1.2, next of the next 28th-> 1.1
27th(btm)-> 2019/10/19 to 2019/11/01, 28th(top)-> 2019/11/02 to 2019/11/14
Selected ARIMA Best model index-> (0,1,2)

中域では10月19日〜11月1日迄の間にM4.8以上が1回、11月2日〜11月14日迄の間でも1回発生するだろう、と予測しています、次の更新は 2019-11-01 です

上記は将来予測であり、過去実績である抽象化サマリーリストは以下の通りで、

Abstructed Summary of the Past, >=M5.0: Area-> Midl
2018/10/24 to 2018/11/08 ... 2019/10/05 to 2019/10/18, in total 26 periods evaluated
        Hit_P : 16 periods Matched with Hit_P condition
        Hit_N : 1 periods Matched with Hit_N condition
   Karaburi : 9 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : Nothing, not detected
Hit Rate of the Midl in the year 2018/10/24 ... 2019/10/18-> (16+1)/26 = 65.4%

中域の的中率、M5.0以上について来ると予測して発生したHit_Pと来ないと予測して発生しなかったHit_Nの期の和を総数26で割った%で過去1年間の的中実績、は65.4%です

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020818p:plain

次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020840p:plain

南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

月距離地震グラフ西域は、

38.7万km以上と未満: West ["29.4%", "70.6%", 34] Days ["47.7%", "52.3%", 365]

f:id:yoshihide-sugiura:20191024020856p:plain

暫定:凸凹時系列地震予測グラフ西域は、2019-10-18 の予測結果で、

f:id:yoshihide-sugiura:20191022200356p:plain

ミニ解説・西域

38.7万kmを境目とし1年の凸部凹部を26期で示し、続く27期と28期を予測、予測値実数は整数化し判断

Forecast West M>=4.3: next period 27th-> 1.3, next of the next 28th-> 1.3
27th(btm)-> 2019/10/19 to 2019/11/01, 28th(top)-> 2019/11/02 to 2019/11/14
Selected ARIMA Best model index-> (0,0,0)

西域では10月19日から11月1日の間でM4.3以上が1回、11月2日から11月14日の間でも1回発生するだろう、と予測しています、次の更新は 2019-11-01 です 

上記は将来予測であり、過去実績である抽象化サマリーリストは以下の通りで、

Abstructed Summary of the Past, >=M5.0: Area-> West
2018/10/24 to 2018/11/08 ... 2019/10/05 to 2019/10/18, in total 26 periods evaluated
        Hit_P : 18 periods Matched with Hit_P condition
        Hit_N : Nothing, not detected
   Karaburi : 7 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : 1 periods Matched with Minogashi condition
Hit Rate of the West in the year 2018/10/24 ... 2019/10/18-> (18+0)/26 = 69.2%

西域の的中率、M5.0以上について来ると予測して発生したHit_Pと来ないと予測して発生しなかったHit_Nの期の和を総数26で割った%で過去1年間の的中実績、は69.2%です

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も8月現在増加しています [2019-09 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室