2019-06-27 地震の予測マップ 房総半島周辺の海底地形を確認しておく!今日の地震解説
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・ 記事のアップは毎週、月曜・火曜・木曜・土曜の午前零時半頃になります。
・ 現在、日本列島全体が不安定で特に関東は極めて不安定で一日単位で救急マーク群が大きく変動しており、当面、解説記事なし予測マップのみを、水曜・金曜・日曜の午前零時半頃にアップします。
・ 防災科研さんから午前零時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行ないます、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です。
= 最新地震情報6月28日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 6月28日04時29分、岩手沖でM4.0、深さ30km、震度1。
★ 6月28日07時57分、北海道南西沖でM3.0、深さ10km、震度1。
★ 6月28日18時20分、苫小牧沖でM3.5、深さ70km、震度1。
★ 6月28日20時13分、山形沖でM3.5、深さ10km、震度1。
今日の地震解説: 房総半島周辺の海底地形を確認しておく!
* ここで、房総半島周辺の海底地形をGoogle Mapで確認しておきます。
・ 2011年3月11日の3.11本震の約29分後に発生した、3.11の最大余震M7.6@茨城沖地震の震央を入れてあります。 3.11巨大地震の連動地震の南下はここで止まりました。
・ 相模トラフのみピンク・ラインで明記してあります。 日本海溝、南海トラフは目視で分かると思います。
・ 房総半島は、上から、北アメリカプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートの順に3層から形成されています。
・ 房総半島は、北アメリカプレートに乗っています。
・ 伊豆半島は、フィリピン海プレートに乗っています。
・ それらすべてに対し西進ドライブを掛けているのが太平洋プレートです。
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。
= 以下、2019-06-27 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。
救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震、救急マークが通常のM5.0以上地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています。
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです。
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です。 凡例は36kmマップと同じ。
次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90%。 [海溝で起こる地震 | 地震本部] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上。 以下、同様。
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。
次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
南関東直下地震M6.7〜7.3の確率が70%。 [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です。 凡例は36kmマップと同じ。
南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。
次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
日向灘はM7.1前後の確率が70〜80%。[海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります。
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は上昇、2019年は5月現在多少ですが減少に転じています [2019-05 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ] 。
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります。
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら。 [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります。
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ。 [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。
[3] 気象庁|震源データ