2019-02-04 地震の予測マップ 地震を巡る旅:兵庫・大阪・京都・滋賀の地震を訪ねマップ!今日の解説

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはスロー起因によるM5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。

以下、2019年2月4日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報2月5日(M2.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 2月5日02時41分、北海道東方沖でM4.3、深さ50km、震度1

 2月5日09時57分、宮城沖でM3.6、深さ50km、震度1

 2月5日12時25分、日向灘でM3.3、深さ40km、震度1

 2月5日15時58分、宮城沖でM4.2、深さ70km、震度2。

 2月5日16時06分、長野北部でM2.8、深さ10km、震度1

 

今日の解説: 地震を巡る旅:兵庫・大阪・京都・滋賀の地震を訪ねマップ!

 本日より全国各地の過去地震を巡る旅シリーズを始めます。 地震本部さんサイト [都道府県ごとの地震活動 | 地震本部] には各地域の地震に関するその地域の特徴や過去事例が詳しく載っており、そこからの抜粋です。 Wiki [地震の年表 (日本) - Wikipedia] も参照致します。

 この旅シリーズはその地域において発生した地震災害が、活断層によるものか、沈み込む海洋プレートによるものか、津波によるものか、を知る事を目的としています。 地震は1500以降発生したものに絞っています。

 兵庫から行きます。

 1596年の慶長伏見地震M7.5 で、兵庫県内では、神戸や有馬などで多くの家屋が全壊しました。
1995年の兵庫県南部地震M7.3 では、六甲・淡路島断層帯の一部である野島断層で地表にずれが生じました。この地震では、神戸市や宝塚市などで震度7が確認され、京阪神で死者6,434名などの被害が生じました。
 県北部沿岸の城崎付近では、1925年に北但馬地震M6.8 が発生し、震源付近を中心に、県内で豊岡市城崎での火災などによって死者421名などの被害が生じました。この地震により、円山川河口付近の地表の一部にずれを生じました。

続いて大阪に行きます。

 陸域で発生した被害地震を見ると、1596年慶長伏見地震M7.5 の被害は広範囲に及んでいますが、大阪府内では、堺で死者600余名とされています。1936年の河内大和地震M6.4では、府内で死者8名などの被害が生じ、地面の亀裂や噴砂・湧水現象も見られました。
 2018年に大阪府北部でM6.1の地震が発生しました。この地震により、府内で死者4名、負傷者360名などの被害が生じました。
 大阪府は、太平洋側沖合の南海トラフ沿いで発生する巨大地震による被害も受けることがあります。例えば、1854年安政南海地震M8.4では、大阪湾北部で高さ2m程度の津波が襲いました。また、木津川・安治川を逆流した津波により、船の破損、橋の損壊、死者多数(7,000名など諸説ある)などの被害があったとの記録があります。1707年宝永地震の時はさらに大きい津波に見舞われました。宝永地震では旧大和川流域だった河内平野で特に倒壊被害が大きくなりました。また、1944年の東南海地震M7.9 で死者14名、1946年の南海地震M8.0で死者32名などの被害が生じました。

続いて京都です。

 1596年の慶長伏見地震M7.5 では、被害は畿内に広く分布し、特に、京都では三条から伏見の間で被害が最も多く、伏見城天守が大破し、石垣が崩れて約600名の圧死者が生じました。最近の調査によって、この地震有馬−高槻断層帯で発生した地震であると考えられています。 明治以降では、丹後半島を中心に甚大な被害を及ぼした1927年の北丹後地震が知られています。また、京都府中部の綾部市付近では、1968年の地震M5.6により、住家半壊1棟など局所的に被害が生じました。このような比較的規模の小さい地震でも、局所的に被害が生じたことがあります。

最後に滋賀です。

 この地域で知られている最大級の地震は、1662年の地震M7.4です。特に県北西部の比良山地を通る若狭街道沿いの被害が甚大でした。被害は福井県域にも及び、全体の死者は800名以上となりました。この地震は、地盤の液状化の跡、地盤の上下変動の記録、活断層調査などから、三方・花折断層帯に含まれる三方断層帯及び花折断層帯北部で発生したと考えられています。明治以降では、柳ヶ瀬断層の南端付近で1909年の江濃地震M6.8 が発生し、県内では死者35名などの被害が生じました。
 沈み込んだフィリピン海プレート内で発生した陸域のやや深い地震としては、1819年M7.3 があります。県内外の広い地域に被害を与えました。同様の地震1802年M6.8 にも発生しています。

 兵庫・大阪・京都・滋賀すべて活断層による陸地直下型地震が主となっています。 しかし、滋賀ではフィリピン海プレートのプレート内地震が直下で起きる事があります。 加えて注意すべきは南海トラフ巨大地震で大阪湾に到達する津波と河川を逆流する津波でしょう。 1854年安政南海地震で発生した津波被害では有名な石碑が大阪湾に近い浪速区にあり、津波の状況を記録し後世に対する戒めを伝えています。 大阪浪速区ホームページからの抜粋 [大阪市浪速区:「安政大津波」の碑 (浪速区情報>区内の名所・旧跡)] で、名文です:

、、、 救助することもできず、多数の人々が犠牲となった。、、、

 その昔、宝永四年(一七〇七年)十月四日の大地震の時も、小舟に乗って避難したため津波で水死した人も多かったと聞いている。長い年月が過ぎ、これを伝え聞く人はほとんどいなかったため、今また同じように多くの人々が犠牲となってしまった。
 今後もこのようなことが起こり得るので、地震が発生したら津波が起こることを十分に心得ておき、船での避難は絶対してはいけない。また、建物は壊れ、火事になることもある。お金や大事な書類などは大切に保管し、なによりも「火の用心」が肝心である。、、、

 津波の勢いは、普通の高潮とは違うということを、今回被災した人々はよくわかっているが、十分心得ておきなさい。犠牲になられた方々のご冥福を祈り、つたない文章であるがここに記録しておくので、心ある人は時々碑文が読みやすいよう墨を入れ、伝えていってほしい。

安政二年(一八五五年)七月建立

 上記、域内で発生した地震リストです:

ID 地震名称 発生場所 M 死者
A 慶長伏見地震 1596 伏見・有馬ー高槻断層帯京都府 7.5 1,000以上
B 琵琶湖西地震 1662 琵琶湖西・三方断層帯及び花折断層帯北部(滋賀県 7.2 800
C 滋賀での地震 1802 近江・フィリピン海プレート地震滋賀県 6.8 不明
D 滋賀での地震 1819 近江・フィリピン海プレート地震滋賀県 7.3 多数
E 江濃地震 1909 姉川付近・柳ケ瀬断層(滋賀県 6.8 41
F 北但馬地震 1925 城崎付近・活断層?(兵庫県 6.8 421
G 北丹後地震 1927 北丹後、推定震度7・郷村断層(京都府 7.3 2,925
H 河内大和地震 1936 二上山大和川断層帯大阪府奈良県境) 6.4 9
I 兵庫県南部地震 1995 兵庫南部、震度7・六甲ー淡路島断層帯兵庫県 7.3 6,434
J 大阪北部地震 2018 高槻・有馬ー高槻断層帯?(大阪府 6.1 6

本日2019-02-04の救急マーク西域に上記地震発生ヶ所をマークマップします。

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次回は和歌山・奈良・三重を訪れ、その後、北海道に飛び南下する予定です。

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。

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南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度のスロー起因地震救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 根室沖はM7.8〜8.5の発生確率が80%と予想され、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の発生確率が90%と予想されています。 [海溝で起こる地震 | 地震本部] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。

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相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは関東大地震関東大震災の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。

次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度のスロー起因地震救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 相模トラフ北側の神奈川・千葉・東京・埼玉・茨木南部での救急マークは要注意です、関東大地震関東大震災の再来ではありませんが、M6.7〜7.3の発生確率が70%と予想されています(南関東直下地震)。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度のスロー起因地震救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 南海トラフはまだ救急マークが少なく通常の注意レベルですが、日向灘はM7.1前後の発生確率が70〜80%と予想されており、要注意です。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は上昇しました [2019-01 ここ26年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。

 2019年は、2018年と同等かそれ以上の地震エネルギーが放出されると思われます。

 ここで救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [2018-12 太陽黒点数の推移を追う!直近48ヶ月グラフ表示 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]  

 

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室