地震の予測マップ

地震発生ヶ所をポイント予測

2019-01-27 地震の予測マップ 津波地震とは?明治三陸地震から北海道南西沖地震まで四地震をまとめる!今日の寄り道

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはスロー起因によるM5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。

以下、2019年1月27日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報1月28日(M2.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 1月28日13時02分、和歌山北部でM3.1、深さ10km、震度1

房総半島南側の赤い救急マークが危険水域にまで上がってきています、要注意です、M7が確度70%で予想されている領域です。 [海溝で起こる地震 | 地震本部

 

今日の寄り道: 津波地震とは?明治三陸地震から北海道南西沖地震まで四地震をまとめる!

 津波地震については昨年12月に報告したのですが、報告の仕方が甘かったので、日本海側で発生した地震も含めまして、今回キチッとまとめます。 よろしくお願い致します。

地震本部さん [海溝で起こる地震 | 地震本部] 、Wiki [津波地震 - Wikipedia] 、[明治三陸地震 - Wikipedia] 、[昭和三陸地震 - Wikipedia] 、[日本海中部地震 - Wikipedia] 、[北海道南西沖地震 - Wikipedia] からの引用となります。

 津波地震とは:

海底海溝において破壊が生じ地震波が発生し伝搬し陸地を振動させるのが地震ですが、海底面が地震波を受けて上下に振動し発生するのが津波で、比較的ゆっくり破壊が進行した場合には陸地に伝搬する揺れはそれほどではなくとも、海底面を上下させる振動はシッカリ振動して、揺れ(震度)に比較し巨大な津波が発生する地震です。

揺れ(震度)が小さい分、危険感知のスイッチが入らず、逃げ遅れるという大問題があります。

 Wiki [津波地震 - Wikipedia] に記述されている地震をまとめますと:

No 地震 M 震度 津波の高さ 死者不明 発生確率 活動間隔
A 1896 明治三陸 8.2 3 38.2m@大船渡市 21,915名 30% 103年
B 1933 昭和三陸 8.4 5 28.7m@大船渡市 3,064名 7%程度 103年
C 1983 日本海中部 7.7 5 14m@秋田八峰町 104名 3%以下 1k年以上
D 1993 北海道南西沖 7.8 6 31.7m@奥尻島 230名 ほぼ0% 0.5〜1.4k年

発生した地震のMに対して際立って小さな揺れであったのは、A明治三陸です。 他はそれほどでもないと思いますが、まぁMに対して比較的小さな揺れで大きな津波、と言えるのでしょう。 A明治三陸は活動間隔103年を既に過ぎています。 B昭和三陸はそろそろです。

 上記4地震の震央を本日2019-01-27の救急マーク東域にマークで示します、何とすべて東域に入っています:

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 A明治三陸とB昭和三陸の震央周辺には赤い救急マークがありませんので、危険なレベルとは思えませんが、Bの北に出ている救急マーク群が気になります。 A、BともにM8クラスと大きな地震ですので、M8クラスが発生したら揺れはそれほど大きくなくてもすぐに逃げないといけません。 時間的猶予は30分あるかないか、です。

 C日本海中部とD北海道南西沖の震央は赤い救急マーク群の上にあるので要注意です。 どちらも活動間隔は千年のレベルですが、これは参考値と考え、千年のレベルであれば積み残しがあるのでは?くらいに考えて警戒が必要です。

この4地震の震央位置を示した救急マーク・マップは、注意喚起の意味で定期的に出した方がいいかもしれません、特にAは活動間隔を過ぎていますので、検討します。

 D北海道南西沖から、もう少し、震度6で揺れは大きかったケースです:

津波

震源域が島のすぐ近くであったため地震発生から数分奥尻島津波が到達したことがこの地震の特徴となっている。

遡上高は、震源からの津波の直撃を受けた島の西側で特に高く、藻内地区で最大遡上高31.7 mを記録した

この数分で到達が、やがて来る南海トラフ巨大地震に当てはまります。

奥尻島は1983年の日本海中部地震津波被害を受けており、このときの到達は、地震発生から17分後であった。この経験から徒歩で迅速に避難し助かった人も多くいたが、逆に津波到達までは時間があると判断し、車で避難しようとして渋滞中に、また車で避難中に避難路の選択を誤ったり、あるいは避難前に用を済ませようとするうちに津波に飲まれた人も少なくなかった。車による避難は奥尻町役場付近で鉢合わせして一時交通渋滞を引き起こし、運転者たちの自主交通整理によりようやく渋滞解消したこともわかっている。この車両列の鉢合わせ原因として、山側の住民は土砂崩れを警戒し海岸方向へ避難し、逆に海岸住民は津波を警戒し山側へと進路を取ったことが原因となっていた。

住民の自主避難行動

地震発生時に住民の88.7 %は自宅におり、その半数が地震発生直後に迅速に自主的に高台避難したことも解っており、これは日本海中部地震の経験が活かされたものと推測されている。また、奥尻町においては住民の約8割が緊急的に自主避難し、うち23 %は地震の最中に既に避難を開始したことも判明している。自主避難者らの平均避難時間は地震の5.3分後で、地震発生時刻が深夜だったことを考慮すると極めて短時間で避難開始が行われたことが分かる。住民の第一次避難行動は住宅損壊により戸や扉が開閉せず自宅に閉じ込められた状態からの脱出行動だったが、その状況においてすらガスの元栓を締める、平常時から緊急書類等を枕元に常備し家屋脱出時にそれらを携行するといった冷静な行動が見られた。その一方でこれらの冷静な行動には地域差があり、特に旧青苗5区の住民は避難時に何も持ち出せなかった者が多く、自宅脱出時に時間的余裕がなかったことが窺えた。海岸線に特に近い住宅に在住していた住民の中には裸足で避難した者、パンツ一枚、入浴直後でバスタオル一枚で避難した者などもおり、いずれも生還している

避難時に車両を使用しない

避難生存者の地震発生から高台避難終了までの時間に自家用車の使用が寄与した事実は認められておらず、高齢者でもほとんどが徒歩または走っての移動で生還していることから、避難時に車の使用を控えるという「災害文化の徹底」が望まれると北海道南西沖地震東京都調査班報告書は記述している。また、奥尻町立稲穂小学校の当時小学生の児童らによる『体験文集 災害を乗り越えて』では避難時に親の運転する車両に搭乗して避難中、車ごと波にさらわれた事例が複数書かれている

 避難時に靴を履く余裕などはまずない

地震津波研究会発行の『津波ハンドブック』には「靴を履いて歩いて逃げましょう」とあるが、地震直後に襲来するような時間的余裕のない津波があり得る以上これは余計なお節介で誤った指示ですらある、と岩手東海新聞(2004年11月29日刊)は強く非難している。

島外者の訪問による被災者の再建意欲醸成効果

島外者の災害見舞訪問による被災者の再建意欲醸成報告がなされており、これは被災者の親族・友人・知人のみならず政府関係者などによる訪問でも効果が上がったことが確認されており、特に天皇皇后両陛下のお見舞い訪問が最も効果が高かったことが認められている。

こうして私に出来る事は、地震に対する注意喚起と、「ハッピー(id:happy-ok3)さん」の言われる「関心を持ち続ける」事なのであろう、と思っています。

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。

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南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度のスロー起因地震救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 根室沖はM8が確度80%で予想されています。 [海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。

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相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは関東大地震関東大震災の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。

次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度のスロー起因地震救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 相模トラフ上と房総半島南側の赤い救急マークは要注意です、関東大地震関東大震災の再来ではありませんが、M7が確度70%で予想されています。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度のスロー起因地震救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 南海トラフはまだ救急マークが少なく通常の注意レベルですが、日向灘は要注意です。

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は上昇しました [2018-12 ここ25年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。

 2019年は、2018年と同等かそれ以上の地震エネルギーが放出されると思われます。

 ここで救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [2018-12 太陽黒点数の推移を追う!直近48ヶ月グラフ表示 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]  

 

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室