地震の予測マップ

地震発生ヶ所をポイント予測

2019-05-25 地震の予測マップ 環太平洋火山帯とハワイ島ホットスポット!地震のショートショート解説【追記】イエローストーンを調べる!

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記事のアップは毎週、火曜・木曜・土曜の午前零時半頃になります。

月曜日には、短い解説記事ショートショートをアップします。

 

= 最新地震情報月26日(M3.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 5月26日09時11分、岐阜飛騨でM3.3、深さ10km、震度2。

 5月26日09時26分、奄美大島北東沖でM4.5、深さ60km、震度1

★ 5月26日16時41分、ペルー北部でM8.0、深さ120km。描画範囲外  [Trimble(USA)グローバルTECマップ[5分毎]] で地震発生前後30分程度の電離層全電子数マップを見てみましたが、特に電子密度が濃い事はありませんでした

 5月26日16時59分、静岡西部でM3.4、深さ30km、震度1

 

 

 

地震ショートショート解説: 環太平洋火山帯とハワイ島ホットスポット!【追記】イエローストーンを調べる!

 本日のショートショート解説は、環太平洋火山帯とホットスポットであるハワイ島との位置関係から生ずる疑問です。

Wiki [環太平洋火山帯 - Wikipedia] によれば:

環太平洋火山帯リング・オブ・ファイアー)は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、日本列島も含め火山列島や火山群の総称である。環太平洋火山帯には世界の活火山の約6割があり、大・小スンダ列島インドネシア)と西インド諸島(カリブ諸島)を含めた広義の環太平洋火山帯では世界の8割近くの火山を擁している

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環太平洋火山帯(赤い帯)、青線は海溝。

当然にして、地震多発地帯であり:

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M7以上の地震 (1900-2013) Pictogram Ski Slope red.svg: 地震 (深度 0-69km), RouteIndustriekultur Siedlung Symbol.svg: 活火山。

この火山と地震の原因はプレート・テクトニクスによるプレートの移動と海溝の形成であり:

環太平洋火山帯の成因はプレート・テクトニクス理論におけるテクトニック・プレート(岩盤)間の相互作用によるものである。プレート同士が衝突している場所では、海洋プレートの沈み込み現象が起き、海溝を形作っている。火山および地震活動の主な原因がこの沈み込みであり、地球上の海溝の大半が太平洋を取り囲むように続いている

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テクトニック・プレートの各地点のアフリカ・プレートに対する動き(mm/年)

ここで中央グレーの太平洋プレートに着目すれば、太平洋プレートは対アフリカで西北西に約90mm/年で移動しており、その真中にはハワイ島ホットスポットあり、ホットスポットはほとんど動かないので、天皇海山群がホットスポットから北西に伸びています。 つまりホットスポットは90mm/年でアメリカ大陸に近づいているのです。 現在のハワイ島はいずれ海底の残骸となって西に移動し、日本海溝に沈み込みますが、ホットスポット位置はそのままで新しい火山島を造りつつ、一方アメリカ大陸はプレート移動で西に移動しているのです。

環太平洋火山帯は海溝において沈み込むプレートが摩擦熱でマグマを形成、火山となって地表に吹き出しているのですが、ハワイ島火山のメカニズムは全く異なっていて、地球の外核から熱せられ上昇するマントルがマグマ溜まりを形成し、ここから地表に吹き出る火山なのです。 環太平洋火山帯の火山とホットスポット・ハワイ島火山の形成過程は、全く異なります。

 

 ここで生ずる疑問とは:

何故ハワイ島は、少なくとも2億年ものあいだ場所を移動させる事なく、地球外核の鉄合金流動体の同じ場所から煙突のごとくマントルを突き抜けてマグマを吹き上げているのだろうか?

 Wiki [プルームテクトニクス - Wikipedia] と [マントル - Wikipedia] によれば:

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ワイ島のマグマは地球外核で熱せられたマントルが下部・上部マントルを突き抜けてマグマ溜まりを形成し、噴出しており、

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上部マントルと下部マントルは、ほとんどの部分がメソスフェア高剛性の状態なのです。

 

 太平洋はパンゲアが分裂する際には既に存在しており、ハワイ島ホットスポット位置は2億年以上に渡って同じ場所に変動する事なく位置していたのでは?と思われます。

自転する地球と、対流する鉄合金流動体である外核と、高剛性のメソスフェアという環境の真っ只中にあって、2億年ものあいだ位置が変動しない、というのが不思議なのです。

私にはハワイ島ホットスポット位置が、地球上における不動の基準点たる様に思えてならないのです。

 

【追記】イエローストーンを調べる!

 実は、米国イエローストーンホットスポットです。 では、北米プレートの西進移動に連れて、イエローストーンも移動しているのか?いないのか?は気になる所ですので、調べてみました。

英文Wiki [Yellowstone hotspot - Wikipedia] によれば:

Past locations of the hotspot in millions of years

とありますから、最も西側が16.1百万年前の火口跡で、最も東側が2.1〜0.6百万年前の火口跡なのです。 1600万年前ですから、2億年に比べれば1/6程度のオーダですが、やはりイエローストーンホットスポットも位置を変えずにいます。

このまま北米プレートが西進を続けると、やがて東海岸イエローストーンが見られる事になるでしょう。

 

ショートショートにしては随分長くなりましたが、お付き合い賜りまして、誠にありがとう御座いました。

 

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。

 

= 以下、2019-05-25迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています。

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです。

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90%。  岩手沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。

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相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは関東大地震関東大震災の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。

次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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相模トラフ北側の神奈川・千葉・東京・埼玉・茨城・栃木での救急マークは要注意、関東大地震関東大震災の再来でなく、M6.7〜7.3の確率が70%(南関東直下地震)。 茨木沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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南海トラフはまだ救急マークが少なく通常の注意レベル、日向灘はM7.1前後の確率が70〜80%。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

 和歌山と三重県境南東沖に出ている赤い救急マークは、日付2018_08_29  M3.3  N33.45  E136.17 深さ30km  の地震です。

 紀伊水道南側に出ている赤い救急マークは、日付2019_02_11  M3.8  N33.58  E134.45 深さ33km  の地震です。 

  30kmや33kmがプレート境界か?というと少し深い(フィリピン海プレート地殻内か?)と思います。 この深さが20km〜25kmとなるとプレート境界ですので少々危険となります。

参考までに西暦400年頃から現在まで日本における大地震を網羅する Wiki [地震の年表 (日本) - Wikipedia] より南海トラフ周辺を拡大すれば:

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過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震青:死者有り紫:最大震度6以上

となります。

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は上昇、2019年は減少に転じています [2019-04 ここ26年間の地震放出エネルギーの推移 - 地震の予測マップ] 。

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります。

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室