地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2018-11-28 地震の予測マップ 原始星の誕生!今日の寄り道

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、8kmマップにあります。

スロースリップ [1] 起因にも対応して救急マーク予測注意ポイントは生成されます。

以下、2018年11月28日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報11月29日(M2.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 11月29日0時38分、茨木南部でM3.0、深さ40km、震度1

 11月29日2時49分、茨木北部でM3.0、深さ10km、震度2。

 11月29日3時15分、栃木北部でM2.8、深さはごく浅く、震度1

 11月29日5時39分、宮城沖でM3.9、深さ40km、震度1

 11月29日9時54分、茨木沖でM3.2、深さ40km、震度1

 11月29日11時30分、岩手北部でM3.0、深さ10km、震度1

 11月29日13時29分、浦河沖でM3.5、深さ70km、震度1

 11月29日13時29分、トカラ列島近海でM2.3、深さはごく浅く、震度2。

 11月29日14時2分、会津でM2.7、深さはごく浅く、震度1

 11月29日18時45分、胆振でM2.9、深さ30km、震度2。

 

地盤によって揺れは大きく変わります 小さなMでも大きな揺れになる事があります。

耐震対策として、本棚・タンス等の転倒防止が必要です。 寝室は特にご注意下さい。 東京消防庁作成の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」は大変参考になります。 是非、ご一読下さい。

東京消防庁<東京消防庁電子図書館><家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック>

 

今日の寄り道: 原始星の誕生!

 今日からは太陽の誕生です。 まずは [原始星 - Wikipedia] の誕生からいきます。

 Wikipediaは言います。 それは太陽星雲が収縮を始め、加速度的な回転する自己重力収縮で降着円盤を形成し、垂直方向に宇宙ジェットを放出している状態で、理論的には林フェーズ、具体的にはハービック・ハロー天体として知られている。

f:id:yoshihide-sugiura:20181129222902j:plain By NASA

 ここまで綺麗な宇宙ジェットを放出する以前の状態も重要で、若い星状天体と言われているそうです。 自己収縮を始め、発光し始めた段階です。

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By NASA/ESA and the Hubble Heritage Team (AURA/STScI)/HEIC - Spacetelescope, HubbleSite: gallery and release.

 何故、この原始星または原始星が誕生する前段階が重要かというと、二点あります。

まず第一点は未だ核融合反応を起こしていない、です。 核融合反応が始まってしまうと、円偏光は期待できないのです。

第二点目は、初期段階の緩やかで混合された曖昧な円盤または位置です。 降着円盤は最終的には惑星になる訳で、最終状態での岩石型惑星である地球位置に相当する微惑星位置にアンモニアやメタンが期待できません。 それは木星が誕生する位置に集約されます。 重さの異なる、岩石とメタンとアンモニアが同位置に存在できる初期段階が重要で、ここでアミノ酸が合成される訳で、それには原始星またはその直前の発光を始めた段階が重要なのです。

 この原始星のスペクトラムを調べないといけません。 日米欧の人工衛星サイトを少し調べてみます、少し本気を出して、少し面倒くさいですけど、まぁ少しノーベル賞が掛かっていますからしょうがないでしょう。

 当にして然なる帰結なのですが、アミノ酸は岩石に生成付着した訳ですから、最終的に岩石型惑星の位置にある金星や火星にも到着したでしょう。 何故、地球だけにビックポンが起きたのか?それは海があったからで火星にも氷はあるようで火星にもビッグポンがあったのか? これは時間的にただ一回のビッグポンという疑問ではなく、なぜ地球位置だけに?という空間的な疑問です。

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状を連日アップデート&レポートしている happy-ok3 さんの考えさせられるブログです、「関心を持ち続けて欲しい」と。 happy-ok3さんはご自分で独立サイトを運用されています。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ40kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ40kmマップです。

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南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ8kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ東域です。  凡例は40kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークがM 5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。

 

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ中域です。 凡例は40kmマップと同じ。

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次がポイント予測・中域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。

 

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ西域です。  凡例は40kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。

現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 

 

= まとめです =

本年9月の胆振地震は [北海道胆振東部地震 - Wikipedia] によればM6.6(防災科研さんのデータではM6.2)。 10月には国後島付近でM6.2が発生しています。

2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は確実に上昇するでしょう [2018-10 ここ25年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。 今後、海底で起きる津波を伴う海底海溝型地震と、被害が甚大となる陸地の浅い所で発生する陸地直下型地震に警戒が必要です。 またスロースリップとそれに伴う地震が太平洋沿岸で多発しています。

救急マークは、これら海底海溝型と陸地直下型とスロースリップ起因をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 「地震の予測マップ」は、明日も報告致します。 よろしくお願い致します。

 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]

 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報

・ 「放出エネルギーと黒点数の推移」は別ブログへ。 [なぜ地球磁場は逆転するのか?]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室