地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2022-10-30 地震の予測マップと発震日予測 31日の地震列島は、茨城北部でM3.1,震度1!

防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

各領域のデータは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に以下の如くです

西域:西域長方形そのものであり、フィリピン海プレート影響領域

南関:南関東領域の事で、完全に西域に包含される

中域:中域長方形から西域を除く、日本海溝から太平洋プレート影響領域

東域:東域長方形から中域を除く、千島海溝から太平洋プレート影響領域

 

= 最新地震情報10月31日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさんより掲載(元データは気象庁さん)、マップ上黒枠緑印震源位置

31日05時46分、茨城北部でM3.1、深さ60km、震度1 西域かつ南関

31日08時44分、トカラ列島近海でM3.4、深さ10km、震度3 西域

 

 

= 10月7日気象庁発表の南海トラフ地震情報 =

定例の発表 [気象庁|南海トラフ地震に関連する情報] さん によれば:

現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震昭和南地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

 

= 2022-10-30データによるM5.0以上発震日確率 =

30日、東中西の各域でM5.0以上は発震しませんでした

M5.0以上発震日確率予測は、東/中/西/南関の各域において:

東域が、11.26に発震する確率は71%

中域が、11.10に発震する確率は79%

西域が、11.11迄に発震する確率は73%

南関が、11.06迄に発震する確率は80%

M6.0以上発震日確率予測は、東中西の全域において:

東中西_全域が、11.15に発震する確率は92%

緑文字は標本化数が十分青文字は標本化数50未満で精度が少し落ちます、標本化数はグラフ左下の計N間隔Nで示されています

 

 

 

そして被災地は今... 

[happy-ok3の日記 | 生活を生かす名言・毎日のお誕生カード・被災地の報告・鳥たちは愛する家族]

これは、地震・豪雨・台風の被災地をレポートしているhappy-ok3 さんのブログです

 

= 2022-10-30データによる、発震予測ポイントと発震日予測確率 =

防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網」さん、「気象庁 | 震源データ」さんを参照しています

1.白枠オレンジは半径約20kmの円であり、M5.0以上は白枠オレンジ枠に接する半径20km以内で発生する、としています

2.従って、白枠オレンジ枠から距離20km程度でM5.0は発生する事になります、20kmというと東京-横浜が直線距離概算で27km、大阪-神戸が28km、名古屋-岐阜羽島が25km、博多-久留米が32km、仙台-松島が15km、札幌-小樽が40km、程度の精度です

3.白枠オレンジの中身とは過去1年間の深さ<130km以内におけるM3.0以上発震ポイントで、これを抑えておけばM5.0以上発震ポイントが予測できる、という本ブログ経験則です

4.尚、南海トラフは特に注意が必要ですので、南海トラフ監視域においては深さ<500km以内にまで広げて表示し予測しています

 

 

= M5.0以上発震予測ポイントとM6.0以上発震日予測確率 =

図1:北西太平洋におけるM5.0以上発震予測ポイント_全体

ピンクの小さな●マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

白枠オレンジ がM5.0以上の発震予測ポイント

但し、詳しくは東中西の各域でご参照下さい、これは全体概要です

 

北西太平洋は広すぎるので、これを東中西_全域に絞り、かつM6.0以上に着目します

図2:東中西_全域におけるM6.0以上発震日予測確率

4年に渡るデータ度数分布からM6.0以上の発震日予測確率を算出

東中西_全域でM6.0以上が2022.11.15までに発震する確率は92%です

 

図3:4年西域M6.0以上発震と木星衝合期間の関係

「天象・国立天文台暦計算室」さんより衝合日付を決定しています、木星衝合については一番下の図15に説明があります

西域における木星衝合期間とM6.0以上発震には相関があるのではないか、と考えており、これを追っています

8月7日に新たな木星衝に入りました、これは11月17日まで続きます

木星衝合期間内に西域でM6.0以上が発震した確率が:

西域M6.0以上から見ると100%です

 

4年南海トラフM4.8以上かつ<500kmと東中西M6.0以上発震の関係

図4:各日過去365日総和を取ったグラフ

総和を取ると周期性が現れますが、周期は総和期間を変えると変化しますので、上記グラフはあくまでも参考グラフです

Y軸が4または5の状態で西域にM6.0以上は発震しない、と考えております

これが2022-8-1に状態3に下がり、8月7日には木星の新たな衝期間が始まり、西域でのM6.0以上発震確率は8月7日以降、図2より上がっているのではないか、と考えております

 

 

= M5.0以上東中西_各域の発震予測ポイントと発震日予測確率 

図5:発震予測ポイント東域 白枠オレンジ がM5.0以上の発震予測ポイント

根室沖M7.8〜8.5の確率80%程度「北海道地方の地震活動の特徴 | 地震本部」さんより2022年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

図6:1年東域_発震履歴M4.8以上

上弦月期間と下弦月期間と月距離と発震との相関はない、が現在の結論ですが、それを確認する上で新月・満月・月距離グラフ出しています(消す事まではしていません)、以下同様

図7:4年東域_発震日確率予測度数分布M5.0以上

東域でM5.0以上が、2023.11.26までに発震する確率は71%です

 

図8:発震予測ポイント中域 白枠オレンジ がM5.0以上の発震予測ポイント

青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90%程度以上 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%程度、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%程度、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度「東北地方の地震活動の特徴 | 地震本部」さん

図9:1年中域_発震履歴M4.8以上

図10:4年中域_発震日確率予測度数分布M5.0以上

中域でM5.0以上が、2022.11.10までに発震する確率は79%です

 

図11:発震予測ポイント西域 白枠オレンジ がM5.0以上の発震予測ポイント

茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度、相模トラフM7程度の確率70%程度、南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80%「関東地方の地震活動の特徴 | 地震本部」さんと「九州・沖縄地方の地震活動の特徴 | 地震本部」さんより

ピンクの小さな●マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

図12:1年西域_発震履歴M4.8以上

図134年西域_発震日確率予測度数分布M5.0以上

西域でM5.0以上が、2022.11.11までに発震する確率は73%です

図14:4年南関東_発震日確率予測度数分布M5.0以上

南関でM5.0以上が、2022.11.6までに発震する確率は80%です

 

 

木星の衝合の説明:

木星の衝と合とは、国立天文台さん「暦Wiki/惑星/合と衝・国立天文台暦計算室」を参照、衝は外惑星についてのみ起こる現象で、太陽・地球・外惑星がその順に直線に並ぶ状態です

図15:木星の衝と合

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木星は約12年で太陽を公転しており、地球は1年で公転、衝は約1年に1回出現、正反対の合も約1年に1回出現、衝と合をあわせて2回/約1年出現で、衝の地球と木星の距離は約5.0au、合では約7.0au(auは太陽と地球の距離)となります

国立天文台の暦計算室さんのサイト「天象・国立天文台暦計算室」さんから木星の衝合日付を求め、48日/49日/50日の前半部と後半部を足した期間(約100日)内に西域_時系列内でM6.0以上発震があったかどうか?を調べています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました 

 

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイト [防災科研(NIED)] よりダウンロードして解析しています。 このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。