地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2022-8 地震の予測マップ ここ8年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する!

= 北西太平洋地域における地震放出エネルギー8年間の推移 =

 

・ 毎月2日午前零時に、防災科研さんから前月の結果が全て出揃いますので、測定結果推移8年間を報告しています

・ 測定地域は36kmマップで示される北西太平洋地域で、太平洋全域ではありませんし、地球全体でもありません

・ 太陽サイクル25の開始時期を示してあります、太陽サイクルは年月で表示されます

・ 縦軸は地震の大きさを示すマグネチュードMをエネルギー(ジュール)変換して表示したもので、横軸が年となります

・ 横軸一番左は2015年、一番右が2022年で8年間となります

・ 2022年放出エネルギーは、1-8月は実測値、9-12月は2021年数値です

・ 2022年は2021年に比べ少し上昇です、3月16日の福島沖M7.3が効いています

 

2015年にどんな地震があったか?というと [地震の年表 (日本) - Wikipedia] より:

2015年(平成27年

5月30日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj8.1(Mw7.8)、深さ682km。小笠原母島と神奈川県二宮町で震度5強。死者なし。気象庁によれば、1900年以降のM8以上の世界最深の地震。47都道府県全てで震度1以上の揺れを観測した。

11月14日 薩摩半島西方沖 - Mj7.1(Mw6.7)、深さ17km。鹿児島県、佐賀県で最大震度4。中之島で30cmの津波を観測。

地震放出エネルギーの測定では、深さ130km未満の制限を掛けておりませんで、小笠原諸島西方沖のM8.1が効きました

 

 

ご参考:

2021年11月まで28年間の地震放出エネルギーグラフをご参考までに添付致します

最終2021年は1月〜11月の実測値に2020年12月の結果を加えたデータとなっています

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太陽黒点と北西太平洋における地震との相関は?と問われれば、太陽サイクル切り替わり時期(即ち、黒点数最小の月を含む年)は、地震放出エネルギーはミニマル最小ではないが、低レベルに位置する、と言える状況です

 

 

以上です

 

このグラフは [1] 及び [2] のデータを参照して作成しています。

免責: このグラフは個人の作成によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

出典:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ