地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2020-05-21 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム 22日の地震列島は, 沖縄本島近海でM4.2, 震度3 ! 解説:暫定版を外しました、マップ丸マークの色を変更しました!

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 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

各領域の時系列データは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に以下の如くです

 西域_時系列:西域そのものであり、フィリピン海プレートの影響直接

 中域_時系列:中域から西域を除き、日本海溝から太平洋プレートの影響直接

 東域_時系列:東域から中域を除き、千島海溝から太平洋プレートの影響直接

= 最新地震情報5月22日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上黒枠緑印 震源位置

 22日01時39分、岐阜飛騨でM3.1、深さ10km、震度1 西域_時系列*1

 22日05時25分、浦河沖でM3.3、深さ30km、震度1 東域_時系列

 22日13時52分、岐阜飛騨でM3.1、深さ10km、震度2 西域_時系列*1

 22日14時15分、岐阜飛騨でM3.3、深さ10km、震度2 西域_時系列*1

 22日20時11分、沖縄本島近海でM4.2、深さ40km、震度3 東中西_域外

 

 22日、岐阜飛騨の揺れが収まりません、*1は全く同じ場所を示し、M3.0以上が3回来ました

 

 

解説: 暫定版を外しました、マップ丸マークの色を変更しました!

 昨日報告した2020-05-13データにてクラッシュした旧版とバックアップから再生させた新版で、東域_時系列におけるM5.0以上発震数が異なる件、

旧版 ➡ 16発震

新版 ➡ 14発震

について詳細に調べました

旧版では:

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であり、

新版では:

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となっており、旧版である根室沖の2発震が、新版ではありません、この差です

特に旧版にある根室沖の白星マークは、5月13日以前30日以内にM5.0以上が発生している事を示しており、Yahooさんの地震リストを見ると該当するM5.0以上は無く、該当すると思われるのは:

全地点の震度

4月26日23時02分、釧路沖でM4.6、深さ50km、震度2、N42.1°、E144.9°

のM4.6でした

そこで防災科研さんの4月26日23時02分の該当すると思われる発震を調べた所:

2020-04-26 23:02:17.42 0.08 ⬅ 日時分秒と誤差

42.105 0.26   ⬅ 北緯°と誤差

144.969 0.58 ⬅ 東経°と誤差

45.2 0.8         ⬅ 深さkmと誤差

4.7D ⬅ マグネチュードその1

4.7W   ⬅ マグネチュードその2

SE OFF TOKACHI K ⬅ 震源地・十勝南東沖

であり、マグネチュードは2タイプ記載されていますが、どちらもM4.7でありM5.0以上には達していません(速報値M4.6が確定値でM4.7になった、という事です)

当然、私のデータベースにもM4.7で登録されております

 

 従いまして、新版は正しく処理されている事を確認致しましたので、暫定版を外しました

旧版で何故M5.0以上と判断されたのか?は、今となってはソースが消えていますので、分かりません

新版では、防災科研さんのデータを2020年1月1日から5月まで、すべて再ダウンロードして処理していますので、旧版の結果が何故おかしいのか、もはや原因は分からないです

 

* 暫定を外したとは言え、機能限定版である事は間違い無く、今後順次機能を複回させて参ります

 

 所で、マップの丸マーク色を以下のごとく変更しました

M5.0以上発震注意ヶ所  白枠赤マークを白枠オレンジへ変更

30日以前1年以内M5.0以上発震(西域はM4.8以上)  オレンジ丸から白枠青マーク

理由は、発震注意ヶ所は数が多く、赤マークですと圧迫感が出るからです(これは旧版の救急マークでも同様でした)、色の調整はもう少し続ける予定です

 

今後とも、よろしくお願い致します m(_ _)m

 

 

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 2020-05-21 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&発震間隔ヒストグラム =

マークは東進Daysの発震で東進圧力、マークは西進Daysの発震で西進圧力

東進Daysとは新月から満月前日まで、西進Daysとは満月から新月前日までの日々

白枠オレンジがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップピッチ36kmマップとM6.0以上地震分析 =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな●マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと満月新月地震グラフと発震間隔ヒストグラム =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 白枠オレンジ がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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根室沖M7.8〜8.5の確率80%程度 [北海道地方の地震活動の特徴 | 地震本部] 2020年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

満月新月地震グラフ東域:この1年の東域_時系列データM5.0以上です

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⚫ 東域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です

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現在、確率は100%に至っており、それは2020.6.6まで続きます

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 白枠オレンジ がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90%程度以上 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%程度、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%程度、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度 [東北地方の地震活動の特徴 | 地震本部]

満月新月地震グラフ中域、この1年の中域_時系列データM5.0以上です

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⚫ 中域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です

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68%を含む確率は79%で、それは2020.6.8まで続きます

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 白枠オレンジ がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70%程度、南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [関東地方の地震活動の特徴 | 地震本部] と[九州・沖縄地方の地震活動の特徴 | 地震本部]

ピンクの小さな●マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

満月新月地震グラフ西域、この1年の西域_時系列データM4.8以上です

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⚫ 西域_時系列におけるM4.8以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です

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68%を含む確率は76%で、それは2020.6.8まで続きます

 

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も増加で、2020年は測定が開始された段階です

[2020-04 地震の予測マップ ここ23年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム]

 ここで白枠オレンジは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 発震予測ではヒストグラムを用いて、将来の発震を%予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室