地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2020-05-20暫定版 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム 21日の地震列島は, 東京湾でM3.5, 震度2 ! 解説:暫定版にてアップ開始致します!

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 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

各領域の時系列データは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に以下の如くです

 西域_時系列:西域そのものであり、フィリピン海プレートの影響直接

 中域_時系列:中域から西域を除き、日本海溝から太平洋プレートの影響直接

 東域_時系列:東域から中域を除き、千島海溝から太平洋プレートの影響直接

= 最新地震情報5月21日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上緑丸印 震源位置

 21日02時07分、東京湾でM3.5、深さ20km、震度2 西域_時系列*1

 21日03時05分、東京湾でM3.1、深さ20km、震度1 西域_時系列*1

 

 本日は発生致しませんでしたが、この所、岐阜飛騨での発震が続いています

本日は、東京湾で2回M3.Xの連続でしたが、*1は完全に同じ場所での発震です、、、、以下に述べる南関東_監視域の復旧を急ぐ必要がありそうです

 中域_時系列と西域_時系列ヒストグラムは、昨日2020-05-19データにてリセットされています、中域は福島沖でのM5.4、西域も岐阜飛騨でのM5.4によります

 

 

解説: 暫定版にてアップ開始致します!

 ご迷惑ならびにご心配をお掛け致しましたが、本日より、暫定版にてアップ致します、内容と致しましては、基本的な1年間の36kmマップと6kmマップ&ヒストグラムの構成です

4年間のM6.0以上に関するヒストグラム&グラフ&木星衝合とM5.0以上南関東_監視域ヒストグラムは、後日アップ致します

記事をアップしておりませんのに、連日皆様からアクセスを賜り、これは暫定版であるにしても早くアップしませんと、と思った次第です、ありがとう御座いました、深く感謝です m(_ _)m

 同日複数発震があった場合、ヒストグラムの発震間隔数を以下の如く変更致しています

例えば、10日に発震があって15日に2発震が同時に発生した場合、従来は発震間隔5日が1回とカウントしていましたが、これを、発震間隔5日が2回発生したとカウントするように変更しています

理由は、15日に2回発震していますので、発震間隔も同じで2回と数えるべき、と思われるからです、尚、10日に2回発震していても15日に至る発震間隔のカウントを測る上では無視します

 問題がひとつ有りまして、旧版最後のアップは2020-05-13であり、今回の新版で同じ2020-05-13を流しますと、東域と西域で発震数が異なるのです(バックアップ版から起こした今回のバージョンを新版と称しています)

東域_時系列 M5.0以上:旧版16回、新版14回

中域_時系列 M5.0以上は同じ21回

西域_時系列 M4.8以上:旧版26回、新版25回

防災科研さんの地震データは、ひとつの発震について2個のMagデータが存在する場合があり、旧版にせよ新版にせよ大きい方を採用するようにしているのですが、なぜ新版で数が減るのか分かりません、大分調べましたが時間ばかり経過するので暫定版でアップする事と致しました

 もうひとつありまして、これは受け入れざるを得ない事項でして、それはQGISのバージョンアップに伴うシンボルの変更です、OSを最新版にするとQGISも大抵アップされてしまうのです

QGISはバージョンがアップすると、提供される基本シンボルがガラッと変更(少なく)されます、今回、星マークと救急マークが無くなりまして!すべて丸とその枠に色付けする事で対応せざるを得なくなりました

QGISマニュアルによれば、旧シンボルも使えるように書いてあり、実際に旧シンボルは画面にまで現れるのですが、それをどうやってマップにインスタンスすればいいのか分かりません、ので、これも時間ばかり経つのでアキラメました

丸マークと枠の色はもう少し工夫して、見やすい色合いを探す必要がありそうです

 と言うような状況でして、やはりM5.0以上なりM4.8以上の発震数が一致しない、というのが問題で、もう少しこれを調べます

以上、よろしくお願い致します m(_ _)m

 

 

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 2020-05-20 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&発震間隔ヒストグラム =

マークは東進Daysの発震で東進圧力、マークは西進Daysの発震で西進圧力

東進Daysとは新月から満月前日まで、西進Daysとは満月から新月前日までの日々

白枠赤マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップピッチ36kmマップとM6.0以上地震分析 =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと満月新月地震グラフと発震間隔ヒストグラム =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 白枠赤マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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根室沖M7.8〜8.5の確率80%程度 [北海道地方の地震活動の特徴 | 地震本部] 2020年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

満月新月地震グラフ東域:この1年の東域_時系列データM5.0以上です

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⚫ 東域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 白枠赤マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90%程度以上 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%程度、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%程度、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度 [東北地方の地震活動の特徴 | 地震本部]

満月新月地震グラフ中域、この1年の中域_時系列データM5.0以上です

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⚫ 中域_時系列におけるM5.0以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 白枠赤マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%程度、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70%程度、南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [関東地方の地震活動の特徴 | 地震本部] と[九州・沖縄地方の地震活動の特徴 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

満月新月地震グラフ西域、この1年の西域_時系列データM4.8以上です

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⚫ 西域_時系列におけるM4.8以上の発震間隔ヒストグラムと発震確率です

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= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も増加で、2020年は測定が開始された段階です

[2020-04 地震の予測マップ ここ23年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム]

 ここで白枠赤マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 発震予測ではヒストグラムを用いて、将来の発震を%予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室