2019-12-08 地震の予測マップと時系列予測グラフ(バグあり変更) 9日の地震列島は八丈島沖でM4.4, 鹿児島湾でM3.4! 解説:過去8年、M6.0以上が発生した際に南海トラフ監視領域がカウント4であった事は?
本日の解説の時系列グラフにバグあり、変更致しました 12/10 07:26
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⚫ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です、記事は毎日、午前1時〜3時頃にアップされます
⚫ 地震の予測マップは、毎日更新です
⚫ 地震の時系列予測グラフは、2019-11-29に更新されました、次回の更新は2019-12-11で、約14日間隔で更新されます
[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:
⚫ 12月08日は月齢11.0日 東進Day 、月距離 39.9242万km
⚫ 12月09日は月齢12.0日 東進Day 、月距離 39.5640万km
⚫ 12月10日は月齢13.0日 東進Day 、月距離 39.1560万km 右肩下がりライン
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
月距離とは地球から月までの距離で、約35〜40万kmの間を振動しています、38.7万kmが大体の滞在時間(日数)中間となる境界ラインで、上部を凸部、下部を凹部と称しています、この振動の周期は月の公転周期27.3日となっており、1年で13周期あり中央38.7万kmで分けた凸部凹部の数は26個/年(これを1年26期と言う)になり、1期の日数は約14日となります
月の地球に対する公転周期は27.3日で、新月から次の新月前日までの月齢一月は29.5日と、月齢の方が2日少々長いのは、地球の太陽に対する公転運動を月の公転運動が追いかけている為です
経験上、千島海溝、日本海溝、でM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
⚫ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
⚫ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
各領域の時系列データは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に、
⚫ 西域_時系列とは、西域そのもの、フィリピン海プレートの影響を直接受ける
⚫ 中域_時系列とは、中域から西域を除いたデータ(中域マイナス西域とも言う)、日本海溝経由で太平洋プレートの影響を直接受ける
⚫ 東域_時系列とは、東域から中域を除いたデータ(東域マイナス中域とも言う)、千島海溝経由で太平洋プレートの影響を直接受ける
となります、ここで排他的に取り扱うのは時系列データと予測グラフに関する事項で、空間的な予測である救急マークマップには、このような制限はありません
= 最新地震情報12月9日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 12月9日00時04分、鹿児島湾でM3.4、深さ120km、震度1 西域_時系列
★ 12月9日17時41分、八丈島東方沖でM4.4、深さ50km、震度1 西域_時系列
* 9日は、フィリピン海プレートに関連する、西域_時系列での発振が2件でした
解説: 過去8年、M6.0以上が発生した際に南海トラフ監視領域がカウント4であった事は?
* 西域定義枠の調整も終わりましたので、過去8年208期における、東域・中域・西域にM6.0以上が発生した際の南海トラフ監視領域のカウント・ステータスを調べました、ので、ご報告致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します
* 直近の凸部凹部の終端は2019/11/29であり、ここから過去に逆上る事8年208期について調べました
⚫ 東域では計11個のM6.0以上が発生しており(これは同日発生は1と数えている)、発生タイミングを南海トラフ監視領域グラフにV字でマップしますと、
であり、カウント4での発生はありませんでした
⚫ 中域では37個のM6.0以上が発生しており、
何と、M6.0以上が3.11直後に5回、最近2回カウント4で発生していました!
⚫ 西域では19個のM6.0以上が発生しており、
西域ではカウント4での発生はありませんでした
* 考察
⚫ 中域_時系列データでカウント4で最近に発生した2件とは、
★ 2019/08/04 福島沖でM6.2、深さ50km、震度5弱
★ 2019/08/29 青森東方沖でM6.1、深さ10km、震度3
であり、昨日2019-12-07データの36kmマップで発生場所を示すと、以下の通りで、
⚫ 東域_時系列と西域_時系列では直近8年間を見る限り発生した事例はなく、これらを踏まえてM6.0以上の発生予測を立てる事は可能であると思われます
⚫ 具体的手法はもう少し考えてみます、全域合わせてこの8年間で67件のM6.0以上が同日発生を1と数えて発生しており、年間約8.4件の発生であり、M6.0以上予測システムの検証は充分出来ると思います
しかしその前に、今度は、3.11前後の地震が無茶苦茶多発した状況において、カウント4での発生はどれくらいあったのだろうか?に興味があります、加えて、果たして各域は3.11前の年間地震数に戻っているのだろうか?という疑問があります
以上、分かりづらい内容、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました、感謝です
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-12-08 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&時系列予測グラフ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと月距離地震グラフと時系列地震予測グラフです =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
地震発生比率と数["47.6%", "52.4%", 21] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
一方、東進西進の比率は、
地震発生比率と数["38.1%", "61.9%", 21] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
26期予測グラフ(M5.0以上数は3でリミット)東域は、2019-11-29 の予測結果で、
ミニ解説・東域:
26期予測グラフとは、凸部凹部の期に発生したM5.0以上地震数を最大3で制限し、各期に至る1年26期分の総和を26期分表示し、続く27/28期を予測するグラフです、以下同様
東域 >=M5.0 予測 : 続く27/28期の予測は、 27th-> Hit_N, 28th-> Hit_P
27th-> 2019/11/30 to 2019/12/11, 28th-> 2019/12/12 to 2019/12/26
下記の過去直近1年の予測実績より、東域でHit_N予測された期においてM5.0以上が発生しなかった確率は80.0%です、次の更新は 2019-12-11 です
東域における過去1年26期のM5.0予測実績は、
Hit_P : 16 期分が、Hit_P 状況にマッチしました
Hit_N : 4 期分が、Hit_N 状況にマッチしました
空振り : 5 期分が、空振り状況にマッチしました
見逃し : 1 期分が、見逃し状況にマッチしました
Hit_N 予測の実績は、2018/12/06 ... 2019/11/29-> 4/(4+1) = 80.0%
Hit_P状況とはHit_P予測(M5.0以上が発生すると予測)して実際にM5.0以上が発生した状況、空振り状況とはHit_P予測してM5.0以上が発生しなかった状況、Hit_N状況とはHit_N予測(M5.0以上は発生しないと予測)して実際にM5.0以上は発生しなかった状況、見逃し状況とはHit_N予測して実際にはM5.0以上が発生した状況、以下同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
地震発生比率と数["40.0%", "60.0%", 25] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
一方、東進西進の比率は、
地震発生比率と数["52.0%", "48.0%", 25] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
26期予測グラフ(M5.0以上数は3でリミット)中域は、2019-11-29 の予測結果で、
ミニ解説・中域:
中域 >=M5.0 予測 : 続く27/28期の予測は、 27th-> Hit_P, 28th-> Hit_P
27th-> 2019/11/30 to 2019/12/11, 28th-> 2019/12/12 to 2019/12/26
下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_P予測された期においてM5.0以上が発生した確率は81.8%です、次の更新は 2019-12-11 です
中域における過去1年26期のM5.0予測実績、
Hit_P : 18 期分が、Hit_P 状況にマッチしました
Hit_N : 4 期分が、Hit_N 状況にマッチしました
空振り : 4 期分が、空振り状況にマッチしました
見逃し : 発生せず
Hit_P 予測の実績は、2018/12/06 ... 2019/11/29-> 18/(18+4) = 81.8%
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
月距離地震グラフ西域、西域は南海トラフ監視領域の深さ500km未満を含むM4.8以上で、発生地震の凸部凹部の比率は、
地震発生比率と数["44.0%", "56.0%", 25] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
一方、東進西進の比率は、
地震発生比率と数["56.0%", "44.0%", 25] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
26期予測グラフ(M5.0以上数は3でリミット)西域は、2019-11-29 の予測結果で、
ミニ解説・西域:
西域 >=M5.0 予測 : 続く27/28期の予測は、 27th-> Hit_N, 28th-> Hit_N
27th-> 2019/11/30 to 2019/12/11, 28th-> 2019/12/12 to 2019/12/26
下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_N予測された期においてM5.0以上が発生しなかった確率は94.4%です、次の更新は 2019-12-11 です
西域における過去1年26期のM5.0予測実績、
Hit_P : 7 期分が、Hit_P 状況にマッチしました
Hit_N : 17 期分が、Hit_N 状況にマッチしました
空振り : 1 期分が、空振り状況にマッチしました
見逃し : 1 期分が、見逃し状況にマッチしました
Hit_N 予測の実績は、2018/12/06 ... 2019/11/29-> 17/(17+1) = 94.4%
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も現在増加しています [2019-10 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップ]
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
* 時系列予測では、各域において直近将来約14日間の地震発生を予測しています
* どちらも、2019山形沖地震M6.8、2018胆振地震M6.7、2018大阪北部地震M6.1、2016熊本地震の前震M6.5、2011年東北太平洋沖地震の前震M7.3、を正しく予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測