2019-12-07 地震の予測マップと時系列予測グラフ 8日の地震列島は岩手沖と宮城沖でM4.X, 福島沖でM3.8! 解説:西域枠の変更に伴い、地震発生比率も変化しました!
西域範囲変更に伴い、赤青西域マップと救急マーク西域マップにバグが出ましたので、差替えました、12/09 13:26
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⚫ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です、記事は毎日、午前1時〜3時頃にアップされます
⚫ 地震の予測マップは、毎日更新です
⚫ 地震の時系列予測グラフは、2019-11-29に更新されました、次回の更新は2019-12-11で、約14日間隔で更新されます
[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:
⚫ 12月7日は月齢10.0日 東進Day 、月距離 40.2067万km
⚫ 12月8日は月齢11.0日 東進Day 、月距離 39.9242万km
⚫ 12月9日は月齢12.0日 東進Day 、月距離 39.5640万km 右肩下がりライン
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
月距離とは地球から月までの距離で、約35〜40万kmの間を振動しています、38.7万kmが大体の滞在時間(日数)中間となる境界ラインで、上部を凸部、下部を凹部と称しています、この振動の周期は月の公転周期27.3日となっており、1年で13周期あり中央38.7万kmで分けた凸部凹部の数は26個/年(これを1年26期と言う)になり、1期の日数は約14日となります
月の地球に対する公転周期は27.3日で、新月から次の新月前日までの月齢一月は29.5日と、月齢の方が2日少々長いのは、地球の太陽に対する公転運動を月の公転運動が追いかけている為です
経験上、千島海溝、日本海溝、でM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
⚫ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
⚫ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
各領域の時系列データは排他的にして重複を排除しており、西域が南海トラフ監視領域を100%包含するので最も優先度が高く、順に、
⚫ 西域_時系列とは、西域そのもの、フィリピン海プレートの影響を直接受ける
⚫ 中域_時系列とは、中域から西域を除いたデータ(中域マイナス西域とも言う)、日本海溝経由で太平洋プレートの影響を直接受ける
⚫ 東域_時系列とは、東域から中域を除いたデータ(東域マイナス中域とも言う)、千島海溝経由で太平洋プレートの影響を直接受ける
となります
= 最新地震情報12月8日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★12月8日07時14分、福島沖でM3.8、深さ50km、震度1 中域_時系列
★12月8日12時23分、岩手沖でM4.2、深さ30km、震度2 中域_時系列
★12月8日17時29分、宮城沖でM4.1、深さ40km、震度1 中域_時系列
* 8日は、東北太平洋沖がかなり揺れました
解説: 西域枠の変更に伴い、地震発生比率も変化しました!
* 西域の定義枠を微調整致しましたので、ご説明致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します
* 北関東にて最近地震が多発する、栃木北部と福島中通が西域定義枠に入っており、ここは太平洋プレートに直接影響を受ける地域なので、これらが中域となるよう西域の領域を微調整するものです(南へ1°ほど南下させました)
最近の地震発生ヶ所を北から南へ順に述べると(栃木北部と福島中通りは同じ北緯)
★ 12月4日発生、栃木北部でM4.7、深さ10km、北米プレート地殻内地震
★ 12月6日発生、福島中通りでM3.7、深さ80km、太平洋プレートスラブ内地震
★ 12月4日発生、茨城北部でM4.8、深さ10km、北米プレート地殻内地震
★ 12月4日発生、茨城南部でM4.0、深さ50km、フィリピン海プレートスラブ内地震
上の三つは中域_時系列、一番下は西域_時系列に属するように、西域の領域を再設定致しました、結果、昨日2019-12-06救急マークマップに図示しますと:
となります、茨城南部はフィリピン海プレートスラブ内地震が多発するので西域_時系列、その他は太平洋プレートの圧力で発生するタイプなので中域_時系列、となりました
これ以上の微調整は一矩形ではなかなか困難で、いずれ、複数矩形により表現する必要が出てくるかもしれません
尚、領域を明確にする為に、本日より東域マップでは中域_領域の枠も、中域マップでは西域_領域の枠も図示します
* 西域_領域の変更に伴い、中域と西域の地震発生数が変化し、凸部凹部_地震発生比率と東進西進_地震発生比率に変化が以下の如く現れました
本日、2019-12-07データの結果で、上から下へ東域から西域の順で:
凸部(38.7万kmより上)vs 凹部(38.7万kmより下)の地震発生比率
地震発生比率と数["47.6%", "52.4%", 21] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
地震発生比率と数["42.3%", "57.7%", 26] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
地震発生比率と数["44.0%", "56.0%", 25] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
であり、
東進(新月から満月前日まで)vs 西進(満月から新月前日まで)の地震発生比率
地震発生比率と数["38.1%", "61.9%", 21] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
地震発生比率と数["53.8%", "46.2%", 26] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
地震発生比率と数["56.0%", "44.0%", 25] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
となりました
* 上記をまとめますと:
⚫ 東域では、凹部かつ西進の日にM5.0以上が発生しやすい傾向にある
⚫ 中域では、凹部かつ東進の日にM5.0以上が発生しやすい傾向にある
⚫ 西域でも、凹部かつ東進の日にM4.8以上が発生しやすい傾向にある
という事で、すべての領域で凹部での発生確率が高い事から、ARIMA予測の単位_期は現状の凸部凹部のままでいいだろう、となります
以上、分かりづらい内容、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました、感謝です
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-12-07 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&時系列予測グラフ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと月距離地震グラフと時系列地震予測グラフです =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
地震発生比率と数["47.6%", "52.4%", 21] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
一方、東進西進の比率は、
地震発生比率と数["38.1%", "61.9%", 21] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
26期予測グラフ(M5.0以上数は3でリミット)東域は、2019-11-29 の予測結果で、
ミニ解説・東域:
26期予測グラフとは、凸部凹部の期に発生したM5.0以上地震数を最大3で制限し、各期に至る1年26期分の総和を26期分表示し、続く27/28期を予測するグラフです、以下同様
東域 >=M5.0 予測 : 続く27/28期の予測は、 27th-> Hit_N, 28th-> Hit_P
27th-> 2019/11/30 to 2019/12/11, 28th-> 2019/12/12 to 2019/12/26
下記の過去直近1年の予測実績より、東域でHit_N予測された期においてM5.0以上が発生しなかった確率は80.0%です、次の更新は 2019-12-11 です
東域における過去1年26期のM5.0予測実績は、
Hit_P : 16 期分が、Hit_P 状況にマッチしました
Hit_N : 4 期分が、Hit_N 状況にマッチしました
空振り : 5 期分が、空振り状況にマッチしました
見逃し : 1 期分が、見逃し状況にマッチしました
Hit_N 予測の実績は、2018/12/06 ... 2019/11/29-> 4/(4+1) = 80.0%
Hit_P状況とはHit_P予測(M5.0以上が発生すると予測)して実際にM5.0以上が発生した状況、空振り状況とはHit_P予測してM5.0以上が発生しなかった状況、Hit_N状況とはHit_N予測(M5.0以上は発生しないと予測)して実際にM5.0以上は発生しなかった状況、見逃し状況とはHit_N予測して実際にはM5.0以上が発生した状況、以下同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
地震発生比率と数["42.3%", "57.7%", 26] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
一方、東進西進の比率は、
地震発生比率と数["53.8%", "46.2%", 26] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
26期予測グラフ(M5.0以上数は3でリミット)中域は、2019-11-29 の予測結果で、
ミニ解説・中域:
中域 >=M5.0 予測 : 続く27/28期の予測は、 27th-> Hit_P, 28th-> Hit_P
27th-> 2019/11/30 to 2019/12/11, 28th-> 2019/12/12 to 2019/12/26
下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_P予測された期においてM5.0以上が発生した確率は81.8%です、次の更新は 2019-12-11 です
中域における過去1年26期のM5.0予測実績、
Hit_P : 18 期分が、Hit_P 状況にマッチしました
Hit_N : 4 期分が、Hit_N 状況にマッチしました
空振り : 4 期分が、空振り状況にマッチしました
見逃し : 発生せず
Hit_P 予測の実績は、2018/12/06 ... 2019/11/29-> 18/(18+4) = 81.8%
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
月距離地震グラフ西域、西域は南海トラフ監視領域の深さ500km未満を含むM4.8以上で、発生地震の凸部凹部の比率は、
地震発生比率と数["44.0%", "56.0%", 25] 通年比率と日数["49.3%", "50.7%", 365]
一方、東進西進の比率は、
地震発生比率と数["56.0%", "44.0%", 25] 通年比率と日数["51.2%", "48.8%", 365]
26期予測グラフ(M5.0以上数は3でリミット)西域は、2019-11-29 の予測結果で、
ミニ解説・西域:
西域 >=M5.0 予測 : 続く27/28期の予測は、 27th-> Hit_N, 28th-> Hit_N
27th-> 2019/11/30 to 2019/12/11, 28th-> 2019/12/12 to 2019/12/26
下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_N予測された期においてM5.0以上が発生しなかった確率は94.4%です、次の更新は 2019-12-11 です
西域における過去1年26期のM5.0予測実績、
Hit_P : 7 期分が、Hit_P 状況にマッチしました
Hit_N : 17 期分が、Hit_N 状況にマッチしました
空振り : 1 期分が、空振り状況にマッチしました
見逃し : 1 期分が、見逃し状況にマッチしました
Hit_N 予測の実績は、2018/12/06 ... 2019/11/29-> 17/(17+1) = 94.4%
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も現在増加しています [2019-10 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップ]
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
* 時系列予測では、各域において直近将来約14日間の地震発生を予測しています
* どちらも、2019山形沖地震M6.8、2018胆振地震M6.7、2018大阪北部地震M6.1、2016熊本地震の前震M6.5、2011年東北太平洋沖地震の前震M7.3、を正しく予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測