2019-08-23 地震の予測マップ 24日の地震列島は石垣島近海と福島沖でM5.X, 宮城沖でM4.3とM3.9! 調査:日本海溝沿いの地震発生確率を調べておく! 本日の地震予測マップは?
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・ 地震予測マップは、毎日、午前零時半頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前零時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 8月24日の月齢は22.5日 西進Dayです
・ 8月25日の月齢は23.5日 西進Dayです
千島海溝、日本海溝、南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます
陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません
= 最新地震情報8月24日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 8月24日01時39分、宮城沖でM3.9、深さ50km、震度2
★ 8月24日03時05分、宮城沖でM4.3、深さ60km、震度3
★ 8月24日08時45分、石垣島近海でM5.2、深さ60km、震度3
★ 8月24日13時53分、福島沖でM5.5、深さはごく浅く、震度3
* 石垣島近海でM5.2、福島沖でM5.5、明日の赤青マークに変化が出るか?着目です
* 東北太平洋沖が不安定です
* 福島沖のM5.5は救急マーク上ではありませんでした(予測出来ませんでした)、少し考えます
= 調査:日本海溝沿いの地震発生確率を調べておく! =
* 東北の赤マーク群が増大している所から、地震本部さんの [海溝で起こる地震 | 地震本部] より日本海溝沿いにおける地震発生確率を調べておきます、算定基準日2019年1月1日の最新版で30年間での発生確率です、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します
超巨大地震(3.11型) M9.0程度 ほぼ0%
ひとまわり小さいプレート間地震 M7.0〜M7.5 90%程度以上 ⬅ 救急マーク多出
岩手県沖南部 M7.0〜M7.5 30%程度 ⬅ 救急マーク多出
宮城県沖 M7.9程度 20%
ひとまわり小さいプレート間地震 M7.0〜M7.5 90%程度
宮城県沖陸寄りの地震(宮城県沖地震) M7.4前後 50%程度 ⬅ 救急マーク多出
福島県沖 M7.0〜M7.5 50% ⬅ 救急マーク多出
茨城県沖 M7.0〜M7.5 80% ⬅ 救急マーク多出
海溝軸外側 M8.2前後 7% ⬅ アウターライズ地震、救急マーク多出
予測マップの赤青マークは一夜にしてガラっと変わり得る、数日単位でも増加減少があり、赤青マークの下にあるM3.0以上が救急マークとなる訳ですが、確率の方は30年単位で変更は1月1日に見直しのようで、両者をぶつけ合いますと、まぁこんな感じになります
* 参考まで、本日 2019-08-23 救急マークマップ中域 を以下に示します
★マークは本日発生の福島沖のM5.5と、宮城沖のM4.3とM3.9です
3.11が発生した岩手沖・.宮城沖・福島沖・日本海溝西側の空白領域を、ぐるりと救急マークが取り囲んでいる状況です(3.11は宮城沖で発生しましたがスグに岩手沖から福島沖にまで連動して地震が発生し、エネルギーを解放しました)
* ここで:
・ アウターライズ地震は思ったより確率が低い(7%)です、しかし実際にM3.0以上が多発しているからアウターライズ領域に救急マークが多出しているのですが、M8.2前後となると確率は7%程度に落ちる、という事なのでしょう
・ 確かに、1933年昭和三陸沖のアウターライズ地震はM8.1でした
・ しかし、アウターライズ領域が何故こうも東進圧力・赤マークが強いのか?原因がよく分かりません
・ ひとつの可能性として、3.11のリバウンドがあります、3.11直後は1m位東に伸びた(リバウンドした)ハズですが、それは直後の話でもう収まったとして、現在約6cm程度/年で東に地表が伸びているとし、3.11から8年半として約50cm程度北アメリカプレートの地表が東に伸長し、これが東進圧力として地殻なりプレート境界の応力として歪を生じ始めた、とする考えです
・ でも、そうであれば、何故3.11発生地点とその周囲には赤マーク群が現れないのか?という疑問が生じ、結局、よく分からないのです
・ 3.11発生地点とその周辺に赤マークが現れないのは東進圧力が無いのではなくて、東進圧力と見合うだけの西進圧力があり、バランスが取れているからです、赤マークとか青マークは、アンバランスになっている状態で出ます(そういう状態を示しています)
最後までお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-08-23 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震、救急マークが通常のM5.0以上地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上 以下、同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南関東直下地震M6.7〜7.3の確率が70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
日向灘はM7.1前後の確率が70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。
[3] 気象庁|震源データ