2019-08-20 地震の予測マップ 21日の地震列島は新潟沖,十勝でM4.X! 東北の赤マーク群が増大しています! 解説:気象庁・津波警報で言う津波高の到達場所! 本日の地震予測マップは?
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・ 地震予測マップは、毎日、午前零時半頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前零時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 8月21日の月齢は19.5日 西進Dayです
・ 8月22日の月齢は20.5日 西進Dayです
千島海溝、日本海溝、南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます
陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません
= 最新地震情報8月21日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 8月21日00時07分、新潟下越沖でM4.0、深さ10km、震度2
★ 8月21日12時35分、十勝南部でM4.2、深さ30km、震度2
* 新潟沖での地震は東進圧力・赤マーク群を増す傾向にあるので心配です、十勝南部は西進圧力・青マーク増大でしょう、最近よくハズレる私の予想ですが
* 東北の赤マーク群が増大しいます、要注意です、赤青マークマップ6km中域をご参照下さい
= 解説:気象庁・津波警報で言う津波高の到達場所! =
* 本日は、気象庁さんが発表する津波警報で言う津波高の到達場所について、気になった点があったのでここにまとめ確認しておきたく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します
* [気象庁|津波警報・注意報、津波情報、津波予報について] より、
気象庁は、地震が発生した時には地震の規模や位置をすぐに推定し、これらをもとに沿岸で予想される津波の高さを求め、 地震が発生してから約3分(一部の地震については約2分)を目標に、大津波警報、津波警報または津波注意報を、津波予報区単位で発表します。
[気象庁|津波予報区について] とは、以下の如く全国を66区域に分けたもので、
であり、沿岸で予想される津波の高さとは、例えば岩手県沿岸部に到達した時の高さであり、当然にしてリアス式海岸の湾奥地の地上遡上高は含みません
* より詳しく、岩手県宮古島市さんのホームページ [津波の高さと遡上高|くらしの情報|宮古島市] より引用させて頂きますと:
「津波の高さ」とは海岸に達した津波の高さで、検潮所などの観測施設で観測します。
気象庁が津波予報で予想する津波の高さは、この「津波の高さ」です。
(狭まった湾の奥や岬の先端等では地形の影響により、「津波の高さ」は更に高くなります。)「遡上高」とは海岸から進入してきた津波が、陸上を這(は)い上がった最高地点の高さのことで、「遡上高」は漂流物などの痕跡から確認することができます。
一般に「遡上高」は「津波の高さ」の約2~4倍程度高くなることが過去の調査から分かっています。津波警報や津波注意報が発表された時は、「津波の高さ」だけでなく「遡上高」も考慮して、より高い場所への避難がもっとも重要です。
ここでは2点言っています:
・ 気象庁の言う「津波の高さ」とは検潮所における津波の高さで、検潮所が湾の入り口にあった場合には湾奥部では津波の高さはもっと高くなる
・ 陸地に侵入してきた津波の遡上高は、津波の高さの2〜4倍高くなる
詳しくは、各自治体さんのホームページを確認されるのが良いと思います
* さらに [気象庁|津波を予測する仕組み] より仕組みを述べると:
あらかじめ、津波を発生させる可能性のある断層を設定して津波の数値シミュレーションを行い、その結果を津波予報データベースとして蓄積しておきます。
実際に地震が発生した時は、このデータベースから、発生した地震の位置や規模などに対応する予測結果を即座に検索することで、沿岸に対する津波警報・注意報の迅速な発表を実現しています。
という事で事前にモデルケースをシミュレーションして格納しておく、という事で、発生した個々の地震に対する修正は微小でそれも自動でしょう、そうでなければ24時間体制・最大3分遅延応答で警報を出す事は出来ません
予報区での津波の高さですが:
予報区に対する津波警報・注意報では、予報区内にある複数地点における津波の高さの予測値のうち、その中でいちばん高い値に基づき、大津波、津波、津波注意を判定し、 その最大の高さを併せて発表しています。
予報区での津波到達時間については:
予報区内の全ての予測点について、沿岸までの到達予想時刻を求め、そのうち最も早いものを予報区への到達予想時刻とする。
従って、予報区において最も高い津波高が最も早い到達時間として発表される訳です
それは安全サイドに立っていて非常に良いと思いますが、これだけ完成されたシステムですと、どこにS-netのリアルタイム津波高と到達時間の予想値が入るのだろうか?と心配になります、まぁ余計な心配なのでしょうが
尚、S-netで得られた津波高と到達時間が緊急地震速報で伝えられるかどうか、分かりません、本日調べた内容では津波に関しては津波警報等の範疇にまとめられるものであり、緊急地震速報は地震のみに絞るのでは?と思われます
* 所で先日、岩手の方と話をしていたら岩手の毛蟹は旨い、と話が出て、私は岩手の毛蟹を知りませんでしたが、小振りらしいのですがその分濃厚な味で旬は2月〜3月中旬との事、来年食べに行ってみるか?と思っています
最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-08-20 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震、救急マークが通常のM5.0以上地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上 以下、同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南関東直下地震M6.7〜7.3の確率が70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
日向灘はM7.1前後の確率が70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。
[3] 気象庁|震源データ