地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-03-16 地震の予測マップ 地震を巡る旅:伊豆・小笠原諸島を訪ねマップ!今日の地震解説

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マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはスロー起因等によるM5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。

以下、2019年3月16日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報3月17日(M2.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 3月17日06時07分、千葉東方沖でM4.2、深さ10km、震度3。

 昨日、宇宙の徒然を語る「まさき りお(id:ballooon)さん」から、

日向灘はM7.1前後の発生確率が70〜80%と予想されており、要注意”←M3.9、深さ20kmは要注意?

なるご質問を頂戴しました。 Wiki [日向灘地震 - Wikipedia]  によりますと、1969年発生M6.5が深さ20km、1970年発生M6.7が深さ10km、どちらも死者ゼロ、が割と浅い所で発生していて、その他はもっと深いです。 Wikiによれば、 

震源域は具体的に特定できないものの深さは10 - 40km付近。

ですから、要注意です。 それと発生間隔ですが、

十数年から数十年に一度の割合で発生している。

最後の地震が1996年12月M6.7,深さ38km,震度5弱,死者負傷者なし、と21年前であり、そろそろな時期に来ていると思います。

 

 

今日の地震解説: 地震を巡る旅:伊豆・小笠原諸島を訪ねマップ!

 その前に、多彩な食レポや、人生の日々の出来事や、はてブとWPの差を実験されているブロガー「おしょぶ〜(id:masaru-masaru-3889)さん」から、以下の記事 [2019-03-14 地震の予測マップ 南海トラフ・直下赤マーク群は何時から在ったのか?今日の地震解説 - 地震の予測マップ] に関し、貴重なブクマコメを頂きました。

、、、大まかに危険が近づいている事は察知出来ると言う事ですね。備えを強化する事は可能と言う事か。

 正に仰る通りなのです。 危険が迫る順番を繰りかえさせて頂きますと:

1.まず現在の南海トラフ直下赤マーク群が青マーク群に置き換わる。

2.その後、紀伊半島陸地南部及び東部に救急マークが出現する。

 であり、これに:

3.気象庁発表の「南海トラフ地震の評価検討会(定例会議)」

の情報が加わります。 場合によっては、0.として、日向灘でM7.1前後の地震が発生する可能性もあります(確率70〜80%)。 今後は、3.を月一(月初金曜日に開かれる)で報告する際に、1,2もまとめて状況の変化等、報告する形式に今後致したく、よろしくお願い致します。

 さて、本日は、伊豆・小笠原諸島地震を巡る旅です。

 地震本部さんサイト [都道府県ごとの地震活動 | 地震本部] からの抜粋で、省略している部分があります。 Wiki [地震の年表 (日本) - Wikipedia] も参照しています。 結論から先に述べると、小笠原諸島では大きな地震は観測されておらず、伊豆諸島にのみ絞った形になります。 よろしくお願い致します。

 伊豆諸島

  東京都に属する伊豆諸島では、1972年2月の八丈島近海の地震M7.0 、1972年12月八丈島東方沖地震M7.2 などの関東地方東方沖合から伊豆・小笠原海溝沿いのプレート境界付近で発生する地震によって、津波や強い揺れによって被害を受けたことがあります。しかし、伊豆・小笠原海溝付近ではM8程度の巨大地震の発生は知られていません
 伊豆諸島の周辺では、火山活動に関連して、噴火の前後にやや大きな浅い地震を伴ったり、大規模な群発地震活動が発生して、局地的に大きな被害が生じることがあります。最近では、伊豆大島では1986年伊豆大島噴火に伴って最大M6.0の地震が発生しました。また、2000年6月に始まった三宅島の火山活動に伴って最大M6.5の地震が発生し、死者1名、負傷者15名などの被害が生じました。この活動の影響で、三宅村では2000年9月4日までに防災関係者を残して全島避難をし、2005年2月1日に避難指示が解除されるまで、島外での避難生活を余儀なくされました。

 上記、地震リストです。 火山活動に伴う地震は挙げてありません。

ID 地震名称 発生場所 M 死者
A 八丈島近海 1972年2月 八丈島近海 7.0 0名
B 八丈島東方沖 1972年12月 八丈島東方沖 7.2 0名

 昨日2019-03-15救急マークマップに地震ヶ所を★マークマップ

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 しかし、ここで気象庁さん発表の [気象庁|南海トラフ地震について | 南海トラフ地震発生で想定される震度や津波の高さ] 資料を見ると、満潮時と重なると八丈島では20mを越える津波が襲うと予想されています。 但し、これは「駿河湾~愛知県東部沖」と「三重県南部沖~徳島県沖」に「大すべり域+超大すべり域」を2箇所設定した場合、という事で全面的に連動した最悪の場合ではありますが。
想定津波高

 本日で「地震を巡る旅」は終了しましたので、これからは上記「南海トラフ地震発生で想定される震度や津波の高さ」で危険そうな場所と人口密集地帯について、「わがまちハザードマップ」(国土交通省さん)に照らし合わせる、要チェックの旅、を数日後に始めようと考えております。 よろしくお願い致します。

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。

 

= 以下、2019-03-16迄データ1年分による地震の予測マップ =

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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根室沖はM7.8〜8.5の発生確率が80%と予想、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の発生確率が90%と予想。  岩手沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。

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相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは関東大地震関東大震災の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。

次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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相模トラフ北側の神奈川・千葉・東京・埼玉・茨城・栃木での救急マークは要注意、関東大地震関東大震災の再来でなく、M6.7〜7.3の発生確率が70%と予想(南関東直下地震)。 茨木沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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南海トラフはまだ救急マークが少なく通常の注意レベル、日向灘はM7.1前後の発生確率が70〜80%と予想されており、要注意。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は上昇、2019年は減少に転じています [2019-02 ここ26年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。

 2019年がどうなるか?、もうしばらく見守る必要があります。

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う:3月度その2:太陽黒点数とSP500の推移 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室