地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2018-12-03 地震の予測マップ 原始星の誕生とアミノ酸合成・まとめ!今日の寄り道

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、8kmマップにあります。

スロースリップ [1] 起因にも対応して救急マーク予測注意ポイントは生成されます。

以下、2018年12月3日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報12月4日(M2.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 12月4日1時20分、群馬北部でM2.0、深さ10km、震度1

 12月4日2時58分、沖縄本島近海でM3.2、深さ30km、震度1

 12月4日3時52分、茨木南部でM3.5、深さ50km、震度1

 12月4日4時15分、岩手沖でM4.3、深さ30km、震度2。

 12月4日7時7分、紀伊水道でM3.0、深さ40km、震度1

 12月4日15時6分、房総半島南方沖でM4.6、深さ60km、震度2。

 12月4日22時49分、長野中部でM2.7、深さ10km、震度1

 

地盤によって揺れは大きく変わります 小さなMでも大きな揺れになる事があります。

耐震対策として、本棚・タンス等の転倒防止が必要です。 寝室は特にご注意下さい。 東京消防庁作成の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」は大変参考になります。 是非、ご一読下さい。

東京消防庁<東京消防庁電子図書館><家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック>

 

今日の寄り道: 原始星の誕生とアミノ酸合成・まとめ!

 以下、まとめ、です。

 原始星誕生時に円偏光が観測されている [国立天文台PR:宇宙の特殊な光から地球上の生命の起源に新知見] 2010年4月 。 場所はオリオン大星雲のM42星雲内で、波長2.14μ赤外線の円偏光観測結果は:

f:id:yoshihide-sugiura:20181202190628j:plain©国立天文台

黄色い部分が左円偏光、赤い部分が右円偏光、降着円盤が左円偏光、ジェットが右円偏光であるように見えます。 原始星誕生の瞬間です。 これは非常に大きな成果です。

 原始星は誕生後、原始惑星系円盤 [原始惑星系円盤 - Wikipedia] を形成し、やがて主系列星として核融合反応へ移ります。 アミノ酸は、原始星誕生の段階から原始惑星系円盤が形成されるまでの間に合成されたと思われ、原始惑星系円盤上で形成される微惑星上で付着成長している、と考えられます。 おうし座HL星の原始惑星系円盤です。 ここでは未だ主系列星としての核融合反応は起きていません。

f:id:yoshihide-sugiura:20181204063608j:plain By ALMA

 こうして微惑星が形成される原始惑星系円盤上で、アミノ酸微惑星上に付着成長している、が最終的な結論です。 但し、この結論は国立天文台さんが公開された2010年4月記事とほとんど同じ内容です。 あえて細かな違いを言えば、アミノ酸は触媒効果がある微惑星上(岩石上)で付着成長している、を強調している点でしょうか。

従って、星間ガスを分光分析してもアミノ酸は見つからず、微惑星からの反射光で何とか分からないかな?と思ったりしています。

これにて、生命の誕生・原始星の誕生、の一連のシリーズは終了致します。 皆様、長いことお付き合い下さり、誠にありがとう御座いました。

尚、今回、国立天文台さんニュースの読者になりましたので、関連事項が発表されましたら寄り道でご紹介致します。

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状を連日アップデート&レポートしている happy-ok3 さんの考えさせられるブログです、「関心を持ち続けて欲しい」と。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ40kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ40kmマップです。

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南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ8kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ東域です。  凡例は40kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークがM 5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。

 

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ中域です。 凡例は40kmマップと同じ。

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次がポイント予測・中域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

f:id:yoshihide-sugiura:20181205000937p:plain

救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。

 

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ西域です。  凡例は40kmマップと同じ。

f:id:yoshihide-sugiura:20181205000958p:plain

南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。

現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 

 

= まとめです =

本年9月の胆振地震は [北海道胆振東部地震 - Wikipedia] によればM6.6(防災科研さんのデータではM6.2)。 10月には国後島付近でM6.2が発生しています。

2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は確実に上昇するでしょう [2018-11 ここ25年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。 今後、海底で起きる津波を伴う海底海溝型地震と、被害が甚大となる陸地の浅い所で発生する陸地直下型地震に警戒が必要です。 またスロースリップとそれに伴う地震が太平洋沿岸で多発しています。

救急マークは、これら海底海溝型と陸地直下型とスロースリップ起因をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 「地震の予測マップ」は、明日も報告致します。 よろしくお願い致します。

 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]

 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報

現在、上記地殻変動マップが表示されませんで、調査中です。

・ 「放出エネルギーと黒点数の推移」は別ブログへ。 [2018-11 太陽黒点数の推移を追う!直近48ヶ月グラフ表示 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]

 

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室