地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2018-04-13 地震の予測マップ (北海道中央、山形・福島・栃木・茨木・千葉、を除く日本全国が注意対象)

「...黒点数の推移」は、こちら別ブログへ: [なぜ地球磁極は逆転するのか?] 

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本「地震の予測マップ」は、メインブログです。

 

=== 始めに & 最新地震情報です ===

 始めに 

マーク(東進)・マーク(西進)の圧力ポイントを識別する地震予測です。

マーク(東進)・マーク(西進)どちらも危ないです。

マグネチュード M6.5以上の地震を予測します。

以下、2018年4月13日まで、一年間の統計解析マップです。 [1][2]

マークはM6.5以上の地震を起こす可能性のある注意ポイントを示しています。 あくまでも可能性で注意喚起が目的です。 M6.5以上は年に一度起こすか起こさないか、の頻度です。 しかし巨大地震・過去17事例において、M6.5以上はすべてマークの在る場所またはその隣接領域で起きています。

 45kmマップ      は、ピッチ45km測定で、北海道から沖縄・小笠原までの全体像。

 9kmマップ         は、ピッチ9km測定で、列島と日本海溝・相模・南海トラフを表示。

 3kmマップ         は、ピッチ3km測定で、陸地直下型の注意ポイントです。

 放出エネルギーは、過去25年間の地震放出エネルギーの推移です。

 まとめ                は、現時点のまとめで、次に起きるM6.5以上に言及します。

Wikipediaさん提示の過去地震 [3] は、[過去巨大地震マップ] に拡大してあります。

赤青マーク領域と過去巨大地震が重なっているポイントは、特に、要注意です。

 45kmマップに、コメントがあります。

 9kmマップ東域・西域に、コメントがあります。

= 最新地震情報4月14日です =

Yahooさん [4] より掲載: 陸地M2.5以上、海底M3.0以上を原則挙げています。 特別な場合を除き、震度1はコメントを付けていません。 震源位置を各マップにの四角で表示。 震源位置又は周辺に赤青マークがあれば、続いておきる地震に注意です。

 4月14日4時0分頃、根室半島南東沖でM5.4。 [nemuro0400] 深さ50km。 震度5弱。

 4月14日7時48分頃、島根西部(陸地)でM3.6。 [shimane0748] 震度2。

 4月14日10時36分頃、愛知西部(陸地)でM3.5。 [aichi1036] 深さ10km。 震度3。

      全く同じ場所で15時13分頃、M4.6。 [aichi1513] 深さ10km。 震度4。

 4月14日13時51分頃、愛知西部(陸地、異なる場所)でM3.1。 [aichi1351] 深さ40km。 震度2。

 4月14日20時35分頃、茨木沖でM3.3。 [ibaragi2035]

 

 

=== 45kmマップです ===

過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は:[凡例]

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コメント: 3月1日にM5.7が西表島で発生して以来、マークで覆われている与那国〜西表近海は、M7.0以上の巨大地震が過去多数あった場所で、注意が必要です。

 

 

=== 9kmマップです ===

9kmマップ東域です。  過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は:[凡例]

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コメント:

 青森・秋田・岩手にかけて、大量の赤マークが出ていて、注意です。 特に、オレンジ色の飛行機群が出ている青森東方沖(北海道南方沖)は注意です。

 赤マークが出ているという事は東進圧力の存在を示しています。 しかしこの領域は太平洋プレートによる強い西進圧力が在る領域で、両方からの勢力がぶつかり合っています。

 4月14日根室半島南東沖でM5.4がありました(緑の四角)。 この結果、この領域のマークがどうなるか、明日の2018-04-14マップ待ちです。 恐らく、西進圧力の青マークが出てくると思います。

 

9kmマップ中域です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は:[凡例]

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9kmマップ西域です。  過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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コメント:

 4月9日の島根地震以降、大半の領域が赤青マークで覆われました。

 一旦こうなると、マーク境界と過去巨大地震のあった所を注意するしか手がありません。

 状態が安定化に向かうのであれば、マークは、地震を発生させつつもエネルギーを解放して、徐々に消えてゆきます。 しかし不安定の方向であれば、地震が連鎖し、増々マークを増殖させます。

 4月14日愛知西部でM4.6、M3.5、M3.1と連続で地震がありました。 この近くでM7.0以上の過去巨大地震は起きていません。 しかし、西進圧力は優勢になってきているものと思われます。 明日報告の2018-04-14マップで、マークの色構成がどうなるか、西進圧力がどこまで広がるのか、は重要なポイントです。

 

 

=== 3kmマップです ===

3kmマップ北海道です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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3kmマップ東北です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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3kmマップ甲信越&北陸&関東&東海です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

内側の四角が大正(1923年)、外側が元禄(1703年)関東大震災震源域。 [5]

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3kmマップ北陸&東海&近畿&中国&四国です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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3kmマップ中国&四国&九州です。 過去地震は: [過去巨大地震マップ] 、凡例は: [凡例]

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=== 放出エネルギーの推移です ===

1994年1月〜2018年3月迄・25年間の地震放出エネルギー推移

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一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年4月1日〜2018年3月31日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。 

  

=== まとめです ===

ラス前のM6.5以上は2016年10月21日の鳥取県中部地震(M6.6)で、ラストは2016年11月22日の福島県沖(M7.4、東北地方太平洋沖地震の余震)でした。 その後、M6.5以上は、起きていません。 2017年の一年、放出エネルギーは過去最低でした。 しかし2018年1月には、青森東方沖でM6.1が起きました。 2月には台湾東部でM6.1が2回あり、福島沖ではM6.0がありました。 3月には八丈島近海でM6.0がありました。 ここ1〜2年の内に放出エネルギーは上昇に転じ、M6.5以上クラスが来るものと思われます。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 明日も報告致します。 よろしくお願い致します。

 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]

 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]

 黒点数の推移 [6] は、こちら別ブログへ。 [なぜ地球磁極は逆転するのか?]

 

=== 以上です ===

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ

[3] 地震の年表 (日本) - Wikipedia

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 関東地震 - Wikipedia

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測