地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

プログラム仕様 (地震の評価マップ: 全体概要です)

はじめに:

  地震の評価マップ・プログラム仕様を何回かに分けて説明してゆきたい、と考えています。

細かい点はスキップさせて、絵を沢山使って、述べてゆきたいと思っています。 まずはその全体概要からです。 (追記があります 2017年12月27日)

 

全体フローと三つのポイント:

  まず全体のフローです。

・必要な教師データを過去の主だった地震から作ります。[1]

・プログラムを作り地震発生の前日、そのポイントでの地震が予測できたか? を調べます。

  > No プログラム修正又はパラメータ修正へ戻る

  > Yes 次の教師データへ

上記の繰り返しです。 最初はほとんどプログラム修正&追加でした(これでは予測できない、何かがプログラム上欠けている、の連続)。 そのうち、私も学習して、パラメータ化してパラメータにて調整できるようになりました。 まずこれが第一ポイントです。

ここでは何と言っても地図描画ソフトQGISの威力が凄かったです。

 

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  QGISの結果から正しく予測できたかどうか判断します。 最初は正しく予測できず、プログラムをドンドン追加修正してゆきました。

 

   このプログラムは統計的(ヒストグラム)解析を行って結果を出して(予測して)います。

この統計処理を行う際の標本化(何をどこまで標本として選ぶのか?)が第二のポイントになります。

 

  又、このプログラムは東進・西進の(識別)結果を表示しています。

東進・西進の識別は、月齢を考慮した解析を行う事によって得られています。 この月齢による解析が第三のポイントです。

 

  第二、第三のポイントは順次投稿してゆきます。 各ポイントは「地震の予測マップ(後半部分)」でまとめる事にしました。 まとめは「2017-12-26 地震の予測マップ...」(12月28日公開版)から記載致しますので、よろしくお願い致します。(追記:2017年12月27日)

上記の図はinkscapeを使って書いたのですが、面白いのですが、少々疲れました。 時間がいくら有っても足りないツールですね、これは。 もっとこうしたらどうか、いう感じになってキリがありません。 実にアナログ的なツールです。

  開発環境は、OSがUbuntu、言語がRuby、グラフ表示にPython、地図描画にQGIS、図を書くのにinkscape、とすべてGPL(フリー)ソフトで構築しています。

 

以上です。

 

[1] 2017-9-25 地震の予測マップ (東進・西進を識別 統計的観測) - 地震の予測マップ