2019-11-20 地震の予測マップと時系列予測グラフ 21日の地震列島、解析対象となる地震は発生せず! 解説:地震時系列予測CAM方式の初案です(追記あり)! 本日の予測マップ&グラフは?
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・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です、記事は毎日、午前1時〜3時頃にアップされます
・ 地震の予測マップは、毎日更新です
・ 地震の時系列予測グラフは、2019-11-14に更新されました、次回の更新は2019-11-29で、約14日間隔で更新されます
[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 11月20日は月齢22.5日 西進Day 、月距離 37.0935万km
・ 11月21日は月齢23.5日 西進Day 、月距離 36.8874万km
・ 11月22日は月齢24.5日 西進Day 、月距離 36.7404万km 右肩下がりライン上です
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
月距離とは地球から月までの距離で、約35〜40万kmの間を振動しています、38.7万kmが大体の滞在時間(日数)中間となる境界ラインで、上部を凸部、下部を凹部と称しています、この振動の周期は月の公転周期27.3日となっており、1年で13周期あり中央38.7万kmで分けた凸部凹部の数は26個/年(これを1年26期と言う)になり、1期の日数は約14日となります
月の地球に対する公転周期は27.3日で、新月から次の新月前日までの月齢一月は29.5日と、月齢の方が2日少々長いのは、地球の太陽に対する公転運動を月の公転運動が追いかけている為です
経験上、千島海溝、日本海溝、でM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
= 最新地震情報11月21日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 11月21日04時03分、択捉島付近でM4.6、深さ140km、震度1 深すぎです
* 21日は、予測の解析対象となる地震は発生しませんでした
解説: 地震時系列予測CAM方式の初案です!
* 地震時系列予測をする際にCAM(Contents Addresable Memory:連想メモリ)の考え方を取り入れた最もシンプルと思われる方式について、まとめましたので、ご報告致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い申し上げます
* ある約14日間の凸なり凹なりの期が在って、その期の直前の期を12個連結させ、連結させた各期にM5.0以上が有ったらその期を1、無ければ0、とすれば12bit長の0/1パターンが出来上がります
この12bit長の次の期にM5.0以上が発生したならHIt_P、発生しなければHit_Nとします
これを過去10年に渡って調べますと、東域を例に取れば、
174個のHit_Pが検出され、
Pat Lng-> 12bit, area-> east, detected Hit_P cnt-> 174
ここでHit_Pに至る12bit中に存在する”1”の数の和を取ってRのヒストグラムを出せば:
元データは:{4=>6, 5=>11, 6=>19, 7=>18, 8=>45, 9=>41, 10=>26, 11=>7, 12=>1}
同様にHit_Nは89個存在し、
Pat Lng-> 12bit, area-> east, detected Hit_N cnt-> 89
12bit中に存在する”1”の数の和を取ってRのヒストグラムを出せば:
元データは:{4=>4, 5=>7, 6=>11, 7=>11, 8=>15, 9=>22, 10=>12, 11=>6, 12=>1}
となります、縦Y軸の高さがHit_Pの半分となっていますのでご注意を
* 例を上げて説明しますと、例えば飛び込んできた12bitのビット列の中に”1”が8個存在したとしますと、過去10年の事例は、45個はHit_Pになり15個はHit_Nとなった、と言っています
そこで、45 vs 15の重みを付けて乱数によりHit_PかHit_Nかを決定(予測)する、という方式です
かなり乱暴ですが、まずはこの辺りから評価してみたい、と考えています、評価は1年間に渡る評価となり、Hit_P vs 空振り、Hit_N vs 見逃し、の%を出す事になります(ARIMAやNNARと同じ評価でなければイケマセンので)
飛び込んで来た12bit列に”1”が三つあった場合は問題です、何故なら過去10年に渡り東域で”1”が三つであった事例は無いからですが、”1”が四つの場合と同じ処理をすれば良い、と思っています
* これはチョット連想メモリCAMとは言い難く、抽象化メモリとでも言いたくなるようなマッピング方式ですが、細かな工夫をあれこれ考える前に、これで評価してみます、bit長は12bitと10bitを調べてみようか?と思っています、それぞれ約6ヶ月弱と約5ヶ月弱の長さに相当します
なかなか結果をお見せ出来ずで、申し訳ありません
尚、Rが出すヒストグラムの横軸の詳細な見方ですが、Rではヒストの横軸アルゴリズム指定がありこれが難しくて中身がよく分かりません、詳細は元データリストを添付しましたので、そちらをご参照下さい、ヒストの横軸がこうも難しいとは思いませんでした
* 追記 :4時22分
今、rubyで重み付きランダムを実装してみたのですが、やっぱり!なのが、乱数発生は再現しないのですねぇ、だから評価する度に結果が変わってきてしまう事になる、、、これは何とか防ぎませんと、評価にならんです、う〜む、どうしよう?
➡ あっ、これ防ぎ方分かりましたです、お騒がせ致しました 4時57分
以上、分かりづらい内容にお付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました、感謝です
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-11-20 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ&時系列予測グラフ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測マップと月距離地震グラフと時系列地震予測グラフです =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
凸部と凹部比率: East ["43.3%", "56.7%", 30] Days ["47.7%", "52.3%", 365]
時系列地震予測グラフ(Rのforecast機能)東域は、2019-11-14 の予測結果で、
ミニ解説・東域:
38.7万kmを境目とし1年の凸部凹部でM5.0以上が発生すればその期をONとし、ON数総和を26期で示し、これを過去に逆上る事26回繰り返し(26年分)、続く27期と28期を予測
Forecast East over M5.0 Estm: next period 27th-> Hit_N, 28th-> Hit_N
27th-> 2019/11/15 to 2019/11/29, 28th-> 2019/11/30 to 2019/12/11
R arima examined 9 trials in total
東域では11月15日〜11月29日はHit_N予測、11月30日から12月11日もHit_N予測しています、下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_N予測された期でM5.0以上が発生しない確率は100.0%です、次の更新は 2019-11-29 です
過去1年26期のM5.0発生実績と予測を比較する抽象化サマリーは、
Hit_N抽象化とは「来ないと予測してM5.0以上が発生しなかった」期をONとする数え方、Hit_N Rate = Hit_N数 /(Hit_N数 + 見逃しMinogashi数)即ち見送り判断して正しかった%
過去直近1年の予測実績を示す抽象化サマリー東域は、M5.0以上について:
Hit_P : 17 periods Matched with Hit_P condition
Hit_N : 1 periods Matched with Hit_N condition
Karaburi : 8 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : Nothing, not detected
Hit_N Rate of the East in the year 2018/11/21 ... 2019/11/14-> 1/(1+0) = 100.0%
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
凸部と凹部比率: Midl ["44.1%", "55.9%", 34] Days ["47.7%", "52.3%", 365]
時系列地震予測グラフ(Rのforecast機能)中域は、2019-11-14 の予測結果で、
ミニ解説・中域:
38.7万kmを境目とし1年の凸部凹部でM5.0以上が発生すればその期をONとし、ON数総和を26期で示し、これを過去に逆上る事26回繰り返し(26年分)、続く27期と28期を予測
Forecast Midl over M5.0 Estm: next period 27th-> Hit_P, 28th-> Hit_P
27th-> 2019/11/15 to 2019/11/29, 28th-> 2019/11/30 to 2019/12/11
R arima examined 9 trials in total
中域では11月15日〜11月29日はHit_P予測、11月29日〜12月11日もHIt_P予測しています、下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_P予測された期でM5.0以上が発生する確率は72.0%です、次の更新は 2019-11-29 です
過去1年26期のM5.0発生実績と予測を比較する抽象化サマリーは、
Hit_P抽象化とは「来ると予測してM5.0以上が来た」期をONとする数え方で個数を問わない、Hit_P Rate = Hit_P数 /(Hit_P数 + 空振りKaraburi数)即ちスウィングして当たった%
過去直近1年の予測実績を示す抽象化サマリー中域は、M5.0以上について:
Hit_P : 18 periods Matched with Hit_P condition
Hit_N : 1 periods Matched with Hit_N condition
Karaburi : 7 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : Nothing, not detected
Hit_P Rate of the Midl in the year 2018/11/21 ... 2019/11/14-> 18/(18+7) = 72.0%
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
凸部と凹部比率: West ["50.0%", "50.0%", 14] Days ["47.7%", "52.3%", 365]
時系列地震予測グラフ(Rのforecast機能)西域は、2019-11-14 の予測結果で、
ミニ解説・西域:
38.7万kmを境目とし1年の凸部凹部でM5.0以上が発生すればその期をONとし、ON数総和を26期で示し、これを過去に逆上る事26回繰り返し(26年分)、続く27期と28期を予測
Forecast West over M5.0 Estm: next period 27th-> Hit_N, 28th-> Hit_N
27th-> 2019/11/15 to 2019/11/29, 28th-> 2019/11/30 to 2019/12/11
R arima examined 9 trials in total
西域では11月15日から11月29日はHit_N予測、11月30日から12月11日の間もHit_N予測しています、下記の過去直近1年の予測実績より、Hit_N予測された期でM5.0以上が発生しなかった確率は80.0%です、次の更新は 2019-11-29 です
過去1年26期のM5.0発生実績と予測を比較する抽象化サマリーは、
Hit_N抽象化とは「来ないと予測してM5.0以上が発生しなかった」期をONとする数え方、Hit_N Rate = Hit_N数 /(Hit_N数 + 見逃しMinogashi数)即ち見送り判断して正しかった%
過去直近1年の予測実績を示す抽象化サマリー西域は、M5.0以上について:
Hit_P : 5 periods Matched with Hit_P condition
Hit_N : 12 periods Matched with Hit_N condition
Karaburi : 6 periods Matched with Karaburi condition
Minogashi : 3 periods Matched with Minogashi condition
Hit_N Rate of the West in the year 2018/11/21 ... 2019/11/14-> 12/(12+3) = 80.0%
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も現在増加しています [2019-10 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を測定する! - 地震の予測マップ]
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
* 時系列予測では、各域において直近将来約14日間の地震発生を予測しています
* どちらも、2019山形沖地震M6.8、2018胆振地震M6.7、2018大阪北部地震M6.1、2016熊本地震の前震M6.5、2011年東北太平洋沖地震の前震M7.3、を正しく予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測