2019-10-13 地震の予測マップ 14日の地震列島は周防灘でM4.0, 新潟でM3.5! 解説:時系列地震予測グラフを更新しました! 本日の予測マップは?
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・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 10月14日は月齢14.9日 西進Day 満月です、月距離 40.2880万km
・ 10月15日は月齢15.9日 西進Day、月距離 40.0690万km
・ 10月16日は月齢16.9日 西進Day、月距離 39.8057万kmで右肩下がりのライン上
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
月距離とは地球から月までの距離、約35〜40万kmの間を振動しています
経験上、千島海溝、日本海溝、でM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
= 最新地震情報10月14日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 10月14日13時02分、周防灘でM4.0、深さ20km、震度2
★ 10月14日19時55分、新潟中越でM3.5、深さ10km、震度2
* 14日は周防灘でM4.0、新潟中越でM3.5、と賑やかになってきました、14日は満月で西進Dayの始まりです
解説: 時系列地震予測グラフを更新しました!
* 2019-10-13、Rのforecast機能による時系列地震予測グラフを更新しました、グラフは各域に示されていますが、見えてきたARIMAモデルの限界についてご説明致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します
* 時系列地震予測グラフ上で、過去1年間で発生したM5.0以上の地震数(西域ではM4.5以上地震数)は新月から満月前日迄と満月から新月前日迄、に各々バンドルされて(束ねられて)横軸に示されています、1年24個のバンドルに相当する期が抽出され、これがグラフ上0〜23にて示されています、期の発生地震数は縦軸に示されています、これが入力です
出力は予測結果で、時間軸はグラフ右側に24と25の2期分が予測されています、予測される発生地震数は縦軸で実数で示されます、マイナスも有り得ます、24と25期の所では⚫ で予測値中央が示されています、上下に幅が示されていますが、これは無視します
後は、実数の解釈で、これは整数化して解釈します、1.5個の地震が発生する、は小数点以下を切り捨てて、1個の地震が発生する、と解釈します、マイナスはゼロと解釈します、地震数は正の整数ですので、これに伴う解釈です、これにて不都合が生じなければ、実際に正しく予測出来ていれば、それでOKとなります、が、、、
* ここで、本日走行させた2019-10-13の時系列地震予測グラフのミニ解説を抜粋しますと:
ミニ解説・東域:
Forecast east: next period 24th-> 0.7, next of the next 25th-> 0.7
next 24th-> 2019/10/14 to 2019/10/28, next of the next 25th-> 2019/10/29 to 2019/11/12
東域では10月14日〜11月12日迄の間にM5.0以上は発生しない、と予測しています
ミニ解説・中域:
Forecast midl: next period 24th-> 1.2, next of the next 25th-> 1.2
next 24th-> 2019/10/14 to 2019/10/28, next of the next 25th-> 2019/10/29 to 2019/11/12
中域では10月14日〜10月28日迄の間にM5.0以上が1回発生する、10月29日〜11月12日迄の間でも1回発生する、と予測しています
ミニ解説・西域:
Forecast west: next period 24th-> 0.8, next of the next 25th-> 0.8
next 24th-> 2019/10/14 to 2019/10/28, next of the next 25th-> 2019/10/29 to 2019/11/12
10月14日から11月12日迄の間でM4.5以上は発生しないだろう、と予測しています
* ⬆ここにARIMAモデルの地震適用への限界が見えます、グラフを見て頂けると分かるように10月12日発生の千葉南東沖M5.7が中域と西域加わってはいますが、東域については 0.9➡0.7、西域については 0.9➡0.8、と微減しています
結局、内部にエネルギーを溜めている状態がある、という概念を持たないARIMAモデルでは、常にある程度の地震発生数を外部から食わせておかないと、ゼロ入力がある程度存在するとジリ貧になってしまうのです
結果、恐らくいずれ発生するM5.0以上を「見逃す」事となるでしょう、一旦「見逃した」後で、新たなM5.0以上が加わって元に戻る可能性はありますが
これを防ぐには、外部から常に一定の地震数を供給する必要があります、現在、東域ではM5.0以上、西域ではM4.5以上、となっていますが、これをもっと引き下げて感度を上げて地震数を供給し続ける必要があります、例えばM4.0以上を供給し、もってM5.0以上を予測する、という考え方です
内部にエネルギーを溜めている状態がある、という概念を持たないARIMAモデルでは、外部から常にエネルギーを供給し、もって発振を予測する、という手順が必要で、そうしませんと「見逃し」ます
これからこの辺りの感度調整に入ります、調整した結果、時系列地震予測グラフを書き換えますが、その際には解説記事にアップ致します
ARIMAモデルではなく、内部状態を持つ状態空間モデルというのもあるようですが、それはそれで検討するとして、ARIMAモデルによる時系列地震予測は、これはこれで完成させます、その段階で暫定を外します
現在は地震発生数が少なくなっている状態なので、このような問題が抽出された、認識出来た、と思っております、いいチャンスです
長い事お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-10-13 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測と月距離地震グラフです =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
月距離地震グラフ東域は、
39.2万km以上と未満: East ["26.1%", "73.9%", 23] Days ["41.4%", "58.6%", 365]
東進Dayと西進Day : East ["34.8%", "65.2%", 23] Days ["51.2%", "48.8%", 365]
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
Daysは1年で、上が [39.2万km以上、未満] の365日の%
下のDaysも1年で、 [東進Day、西進Day] の365日の%
暫定:時系列地震予測グラフ東域は、2019-10-13 の予測結果で、
ミニ解説・東域:
1年を東進Day西進Dayで24期,0〜23とし、24と25期を予測、予測値実数は整数化し判断
Forecast east: next period 24th-> 0.7, next of the next 25th-> 0.7
next 24th-> 2019/10/14 to 2019/10/28, next of the next 25th-> 2019/10/29 to 2019/11/12
東域では10月14日〜11月12日迄の間にM5.0以上は発生しない、と予測しています
次の更新は 2019-10-28 です
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
月距離地震グラフ中域は、
39.2万km以上と未満: Midl ["26.5%", "73.5%", 34] Days ["41.4%", "58.6%", 365]
東進Dayと西進Day : Midl ["41.2%", "58.8%", 34] Days ["51.2%", "48.8%", 365]
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
Daysは1年で、上が [39.2万km以上、未満] の365日の%
下のDaysも1年で、 [東進Day、西進Day] の365日の%
暫定:時系列地震予測グラフ中域は、2019-10-13 の予測結果で、
ミニ解説・中域:
1年を東進Day西進Dayで24期,0〜23とし、24と25期を予測、予測値実数は整数化し判断
Forecast midl: next period 24th-> 1.2, next of the next 25th-> 1.2
next 24th-> 2019/10/14 to 2019/10/28, next of the next 25th-> 2019/10/29 to 2019/11/12
中域では10月14日〜10月28日迄の間にM5.0以上が1回発生する、10月29日〜11月12日迄の間でも1回発生する、と予測しています
次の更新は 2019-10-28 です
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
月距離地震グラフ西域は、
39.2万km以上と未満: West ["31.8%", "68.2%", 21] Days ["41.4%", "58.6%", 365]
東進Dayと西進Day : West ["54.5%", "45.5%", 22] Days ["51.2%", "48.8%", 365]
東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで
Daysは1年で、上が [39.2万km以上、未満] の365日の%
下のDaysも1年で、 [東進Day、西進Day] の365日の%
西域のみ東進Dayの比率がDaysと一致しています、これはM4.5以上としたからで、M5.0以上ですと西進Daysの方が比率は高くなります、が、一定の発生数を確保する為、止むを得ません
暫定:時系列地震予測グラフ西域は、2019-10-13 の予測結果で、
ミニ解説・西域:
1年を東進Day西進Dayで24期,0〜23とし、24と25期を予測、予測値実数は整数化し判断
Forecast west: next period 24th-> 0.8, next of the next 25th-> 0.8
next 24th-> 2019/10/14 to 2019/10/28, next of the next 25th-> 2019/10/29 to 2019/11/12
10月14日から11月12日迄の間でM4.5以上は発生しないだろう、と予測しています
次の更新は 2019-10-28 です
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も8月現在増加しています [2019-09 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測