地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-10-11 地震の予測マップ 12日の地震列島は千葉沖でM5.7! 解説:時系列地震予測グラフの例を示す! 本日の予測マップは?

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・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています

・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] 、[月の地心座標 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 10月12日は月齢12.9日 東進Day、月距離 40.5596万km

・ 10月13日は月齢13.9日 東進Day、月距離 40.4551万km

・ 10月14日は月齢14.9日 西進Day 満月です、月距離 40.2880kmで右肩下がりのライン上

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

月距離とは地球から月までの距離、約35〜40万kmの間を振動しています

 

経験上、千島海溝、日本海溝、でM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

 

 

= 最新地震情報10月12日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 10月12日18時22分、千葉南東沖でM5.7、深さ80km、震度4

 

 12日は千葉南東沖でM5.7が発生、計らずも本日の解説で時系列地震予測グラフを示していますが、当たっています! 解説をご参照下さい

 

 

解説: 時系列地震予測グラフの例を示す!

 昨日に続いて、時系列地震予測・Rのforecast機能の解説です、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します

 

 Rのforecast機能は、予測モデルARIMAを自動生成し予測グラフを出力します、ここで1年分の地震データをそのまま食わせますと、全く予想にならない結果が出てきてしまいます、それはM5.0以上では入力ゼロの日が多すぎるからです、そこで入力の日をある程度束ねてゼロ入力を減らす事にします、これを束(バンドル)と称する事にします

バンドルには色々考えられますが、結論として、新月から満月前日迄を束ねる、満月から新月前日までを束ねる、というバンドル案で進める事としました

 

 こうしますと、1年は24分割されます、それを0〜23として、24番目と25番目の続く2バンドルを予測させます、即ち、約14.5日分の予測を2回分行なう事になります

forecastの結果は実数で表されます、しかし入力は整数(M5.0以上の地震発生回数ですから整数)ですので、ここは解釈の問題として実数の小数点以下は切り捨てて整数として解釈します

例えば、1.3回のM5.0以上の地震発生が予測される、という場合は、1回の発生、0.9回のM5.0以上の地震発生が予測される、という場合は0回と解釈します

 

 例を示します、9月30日が直近の新月でしたので、バックデートして2019-09-30にて、その前日迄の地震発生データから、続く2バンドル分の時系列地震予測グラフを取りますと、

東域では:

f:id:yoshihide-sugiura:20191012212048p:plain

Forecast east: next bundle 24-> 1.5, next of the next 25-> 0.9
next-> 2019/09/30 to 2019/10/13, next of the next-> 2019/10/14 to 2019/10/28

東域では9月30日〜10月13日迄の間にM5.0以上が1回発生するだろう、と予測しています

 

中域では:

f:id:yoshihide-sugiura:20191012212106p:plain

Forecast midl: next bundle 24-> 1.3, next of the next 25-> 1.3
next-> 2019/09/30 to 2019/10/13, next of the next-> 2019/10/14 to 2019/10/28

中域では9月30日〜10月13日迄の間にM5.0以上が1回発生するだろう、10月14日〜10月28日迄の間でも1回発生するだろう、と予測しています

これが12日発生の千葉南東沖M5.7を予測していた事となります

 

西域では:

f:id:yoshihide-sugiura:20191012212121p:plain

Forecast west: next bundle 24-> 0.9, next of the next 25-> 0.9
next-> 2019/09/30 to 2019/10/13, next of the next-> 2019/10/14 to 2019/10/28

9月30日から10月28日迄の間でM4.5以上は発生しないだろう、と予測しています

 

 次回は10月14日が満月ですので、2019-10-14の予測マップ(10月16日の午前1時頃アップ)の解説にて次の予測を示す予定です

当面、新月の日と満月の日に解説にてアップし、落ち着いて見やすい内容になった段階で、東域、中域、西域に組み込む予定です

 

お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

 

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-10-11 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

f:id:yoshihide-sugiura:20191013001642p:plain

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測と月距離地震グラフです =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

f:id:yoshihide-sugiura:20191013001700p:plain

次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20191013001717p:plain

根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

月距離地震グラフ東域は、

39.2万km以上と未満: East ["26.1%", "73.9%", 23] Days ["40.8%", "59.2", 365]

東進Dayと西進Day  : East ["34.8%", "65.2%", 23] Days ["51.2%", "48.8%", 365]

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

Daysは1年で、上が [39.2万km以上、未満] の365日の%

下のDaysも1年で、 [東進Day、西進Day] の365日の%

ミニ解説: 10月12日に中域でM5.7が発生しました、時系列地震予測グラフ東域によれば10月13日にM5.0以上が発生する、と予測されていますが、果たしてどうなるか?

f:id:yoshihide-sugiura:20191013001735p:plain

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

月距離地震グラフ中域は、

39.2万km以上と未満: Midl ["23.5%", "76.5%", 34] Days ["40.8%", "59.2%", 365]

東進Dayと西進Day  : Midl ["41.2%", "58.8%", 34] Days ["51.2%", "48.8%", 365]

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

Daysは1年で、上が [39.2万km以上、未満] の365日の%

下のDaysも1年で、 [東進Day、西進Day] の365日の%

ミニ解説: 10月12日にM5.7が発生しました(千葉南東沖)、時系列地震予測グラフ中域の通りでした

f:id:yoshihide-sugiura:20191013001824p:plain

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

f:id:yoshihide-sugiura:20191013002031p:plain

南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

月距離地震グラフ西域は、

39.2万km以上と未満: West ["28.6%", "71.4%", 21] Days ["40.8%", "59.2%", 365]

東進Dayと西進Day  : West ["52.4%", "47.6%", 21] Days ["51.2%", "48.8%", 365]

東進Dayとは新月から満月前日までの日々、西進Dayとは満月から新月前日まで

Daysは1年で、上が [39.2万km以上、未満] の365日の%

下のDaysも1年で、 [東進Day、西進Day] の365日の%

ミニ解説: 時系列地震予測グラフ西域によれば、10月28日まで西域にてM4.5以上は発生しないだろう、と予測されています

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となります

 

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も8月現在増加しています [2019-09 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室