地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-08-30 地震の予測マップ 31日の地震列島は長野でM4.1, 沖縄近海,岐阜,奄美近海でM3.X! 寄り道:赤道上東西に伸びる100mトラック競技で東向き西向きどちらが早いか! 本日の地震予測マップは?

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 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています

 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

 

ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 8月31日の月齢は00.2日 東進Dayです

・ 9月01日の月齢は01.2日 東進Dayです

千島海溝、日本海溝南海トラフM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます

陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません

 

= 最新地震情報月31日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 8月31日01時41分、沖縄本当近海でM3.1、深さ50km、震度1

 8月31日08時32分、岐阜美濃中西部でM3.7、深さ10km、震度2

 8月31日17時45分、奄美大島近海でM3.6、深さ20km、震度2

 8月31日18時03分、長野南部でM4.1、深さ10km、震度3

 

 岐阜美濃で地震、深さ10km、というとドキッとします、濃尾(美濃と尾張という事)では1891年に観測史上最大の陸地直下型地震M8.0が発生しているからです [濃尾地震 - Wikipedia]

 長野南部のM4.1も気になります、深さ10kmという事で完全に陸地直下型です

 

 

= 寄り道:赤道上東西に伸びる100mトラック競技で東向き西向きどちらが早いか! = 

 という訳で、本日は、赤道上で東西に伸びる100mトラック競技で東向きに走るのと西向きとでは、どちらがタイム上有利になるのか?について寄り道考察致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い申し上げます

 

 東西に伸びる100mトラック競技に入る前に、赤道上で東西と言えば、何と言っても人工衛星の打ち上げが思い浮かびます、人工衛星の打ち上げについてはJAXAさんの [なぜ種子島や内之浦で打ち上げるのですか? | ファン!ファン!JAXA!] 等より:

赤道付近が有利になる一つの理由として、地球の自転エネルギー(速度)を最大限利用できるという点が挙げられます。
地球は西から東に自転しており、一番速度が速い赤道上では秒速約464m種子島付近でも秒速約400mもの速度で動いているため、ロケットを東向きに打ち上げる場合、この運動エネルギーをロケットのスピードに加算できるのです。

静止衛星を例に取れば、軌道上秒速7.8kmにする必要があり、これは東向きでも西向きでも構わないのですが、東向きに取れば地球の自転速度約400m/秒@種子島を初期値として利用できるからです 、これが西向きに打ち上げると初期値はマイナス400m/秒となり不利になります

つまり、ロケットを打ち上げる場合、東側に打ち上げることによって、地球の自転速度を有効に利用することができ、エネルギー的に効率がよなります。結果として、同じロケットでも、より重い人工衛星を打ち上げることができます。

ちなみに、真西に打ち上げる場合の人工衛星の質量は、真東に打ち上げる時のほぼ2分の1の物しか打ち上げられなくなってしまいます。それほど地球の自転速度は、打ち上げる人工衛星の質量に影響しているわけです。

なるほど〜、重さ2分の1、秒速464m、等は勉強になります

 

 ロケットの話はこの辺でいいのですが、東に向けて加速するロケットエンジンの面白い動画があって、私は動画をアップする事はまず致しません(探すのが不得意)で、ここに宇宙の面白い動画を見つけ出す達人「まさき りお(id:ballooon)さん」動画監督による抽出作品があり、了解を得まして、寄り道ついでにご紹介させて頂きたく:

rio-masaki.hatenablog.com

スペースX社さんの、R2D2みたいなエンジン単体の飛行実験成功に関するニュース動画で、りおさんの記事内にある素適な画像をペタさせて頂きますと、まず発射時の画像ですが:

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左に見える海がフロリダの海でこれが東側でしょう、その手前に四角いコーナーが見えますが、これが着地点です

次が飛行中の画像で、噴射がに右向きに出ていて、東方向へ向けて推進をかけている様子が分かります、左右に出ている白い噴射は姿勢制御でしょう:

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 そして目的地である東側のコーナーに着地します:

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なぁ〜るほど、という感じです、流石スペースX社さんです、りおさん、ありがとう御座いました

ここで、自転による東向き初速度があるからと言って、真上に上がればそのまま東に移動し上記の着地点に降りている訳ではありません、あくまでも東への加速噴射が必要です

 

 所で問題は、100mトラック競技で、東向き西向きどちらが有利か?です

東向きスタートが有利と思われるかもしれませんが、それは人工衛星が秒速7.8kmに達するのに必要なエネルギー(燃料)に関する比較で、問題点が異なります

即ち、この問題をロケットに例えると、赤道上のある位置から東側100kmの所と西側100kmの所に白い線を引き、同じ場所から東向きと西向きのロケットを発射した場合、どちらが先に白線直上を通過するか?です

地球外から見ると、東向きの白いラインはドンドン逃げてゆき、西向きの白いラインはドンドン向かってきます、ここで赤道が完全水平面で秒速464mで東に等速運動しているのであれば、両者は完全同一で差はありません

では等速回転する赤道円弧上ではどうか?というと、、、実は、ここで円弧より、より重要な要素がありまして、それは:

 

 東進Day、西進Day、です

東進圧力、西進圧力は等速運動ではなく加速ですので、差がでます、東進Dayでは東向きスタート、西進Dayでは西向きスタート、が有利になります、但し、極めて小さなもので、100mでは百万分の1秒にも満たないで、そのまた百万分の1くらいではないでしょうか?

そしてこれはロケットにも適用されます、が、ただ余りに小さいので、姿勢制御なりで充分制御される範囲内です(要するに誤差範囲内なのです)

そして円弧上の問題はこれ以下です

 

長々と、貴重なお時間頂戴致しまして、ど〜でもよいような結論話を持ち出しまして、大変お騒がせ致しました、お時間誠にありがとう御座いました

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-08-30 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:

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過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震青:死者有り紫:最大震度6以上 以下、同様

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:

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となります

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室