地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2019-08-28 地震の予測マップ 29日の地震列島は青森東方沖でM6.1, 宮城沖でM3.5! 追加調整:M5.0〜M5.2について過去10事例で感度を追加調整し確認、そして地震とは連鎖である事! 本日の地震予測マップは?

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 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています

 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です

 

 

ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:

・ 8月29日の月齢は27.5日 西進Dayです

・ 8月30日の月齢は28.5日 西進Dayです

千島海溝、日本海溝南海トラフM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:

・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します

・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します

相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます

陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません

 

= 最新地震情報月29日(M3.0以上かつ震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 8月29日08時46分、青森東方沖でM6.1、深さ10km、震度3

 8月29日21時14分、宮城沖でM3.5、深さ40km、震度1

 

 青森東方沖のM6.1は、日本海溝の西側で深さ10kmであり北アメリカプレート地殻内地震です、ここは3.11のリバウンドで渦を巻いている複雑な場所で、東進優勢となるのか西進優勢となるのか?明日の結果を見てみないと分かりません、現時点では東進圧力優勢な場所で発生しています

 

 

= 追加調整:M5.0〜M5.2について過去10事例で感度を追加調整し確認、そして地震とは連鎖である事! = 

  という訳で、現在の感度にて過去10事例の確認を取った所、1事例で予測出来ない状況が判明、そこで感度を追加調整しましたので、ご報告致したく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します

 

 過去10事例とは以下に示す事例で、ここで 7 が予測出来ない事例で、追加調整し、現在はすべて予測出来る事を確認しています

1.   2019/07/01 M5.1、深さ50km、震度2、 青森東方沖 ... 予測確認

2.   2019/05/25 M5.1、深さ40km、震度5弱 千葉南部  ... 予測確認

3.   2019/03/13 M5.2、深さ50km、震度4  紀伊水道  ... 予測確認

4.   2019/03/11 M5.1、深さ10km、震度1  福島沖   ... 予測確認

5.   2019/01/03 M5.0、深さ10km、震度6弱 熊本中央  ... 予測確認

6.   2019/11/27 M5.0、深さ50km、震度4  茨城南部  ... 予測確認

7.   2018/11/23 M5.0、深さ50km、震度4  福島沖   ... 予測確認

8.   2018/10/27 M5.1、深さ40km、震度3  茨城沖   ... 予測確認

9.   2018/09/30 M5.0、深さ40km、震度4  胆振    ... 予測確認

10. 2018/09/11 M5.0、深さ30km、震度2  青森東方沖 ... 予測確認

 

7 は以前は、黄土色救急マークで検出されていました、正確に述べれば、赤青マークの出ていない所での救急マークで、その後、これを通常の救急マークと区別するために黄土色にしたのです、混乱するのでここでリンクは貼りません、これは太平洋プレートのスラブ内地震です

 

追加調整後の 7 のマップを表示しますと、地震発生の前日 2018-11-22 赤青マークマップ中域は:

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以下、2018-11-22 救急マークマップ中域は:

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であり、救急マーク隣接で予測されている事が確認できます

 

最初からもっとドバッと感度調整すれば良いではないか?チビチビせずに、とお思いの方もおられるかと存じます、しかし私は貧乏症でして預貯金が底を付くのが怖いのです、で、感度についてですがまだ少し調整可能な状況です

 

いずれにせよ、今回感度を再度上げた結果、現時点において、今まで出ていた東北及び東北沖の空白領域はなくなりました、列島は大半が赤または青どちらかの色で塗り分けられています

 

 所で、結局、地震とは連鎖なのです

ここで、連鎖の時間上限は1年間連鎖の空間範囲は半径20km以内、です

原因をM3.0以上の地震とし、結果をM5.0以上の地震とした時:

M3.0以上の地震発生ヶ所は、1年以内かつ半径20km以内にM5.0以上の地震が発生する可能性のある事を示している(即ち、起こす可能性の予測をしている)のです

逆論理では、ある点XYを取った時、点XYの周囲20km以内に過去1年間にM3.0以上の地震が発生していなければ、その点XYでM5.0以上の地震を起こす事はない、と、これは起こさない予測です

ここまでであれば、小学校高学年の方にも出来る地震予測です

本システムは、これに東進西進の方向性を被せているので、もう少し複雑でして小学校高学年の方には無理だろう(と思いたい!)?と

 

 上記の原因と結果の因果関係は恐らく正しい(即ち、恐らく真である)と判明するには、あと1年間の観測が必要です

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい

 

= 以下、2019-08-28 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です

救急マークがM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:

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過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震青:死者有り紫:最大震度6以上 以下、同様

 

東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:

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東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です  凡例は36kmマップと同じ

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次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです

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南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4

参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:

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となります

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室