2019-08-26 地震の予測マップ 27日の地震列島は神奈川,沖縄沖でM4.X, 宮城沖でM3.9! 解説:東北で優勢な赤マーク群は3.11反動の第2波である! 本日の地震予測マップは?
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・ 地震予測マップは、毎日、午前0時30分〜午前1時頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前0時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 8月27日の月齢は25.5日 西進Dayです
・ 8月28日の月齢は26.5日 西進Dayです
千島海溝、日本海溝、南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます
陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません
= 最新地震情報8月27日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 8月27日00時13分、神奈川西部でM4.3、深さ20km、震度3
★ 8月27日03時47分、沖縄本島北西沖でM4.5、深さ120km、震度2
★ 8月27日09時41分、宮城沖でM3.9、深さ40km、震度1
* 27日は全国それなりに揺れました、M3.0未満ですが石川能登でM2.9とM2.7です
= 解説:東北で優勢な赤マーク群は3.11反動の第2波である! =
* という考察を致しましたので、お付き合い賜れますでしょうか? よろしくお願い致します
* 以下、★マークは3.11震央で、3.11前後の赤青マークを追うと:
・ 前日の 2011-03-10 赤青マークマップ中域、3月9日には前震M7.3が約50km離れた所で発生しており、その他も含めて一ヶ月以内のM5.0以上が多出しており、全面的に西進破壊の青マーク優勢であり、かつ2011年3月10日の月齢は4.8東進Dayでした:
・ 次が当日 2011-03-11 で、宮城では3.11の反動で最大5.3mの東方伸長が観測され(後述)反動による東進圧力が優勢となりました:
・ 翌日 2011-03-12 には増々東進圧力が増大し、余震も多発しました:
・ この東進圧力赤マーク群が太平洋プレートの西進圧力により青マーク群に置き換わるには2年半を要し、2013-09-11 を示しますと:
となりました、それでもまだ周囲には赤マーク群が残っています、空白領域は東進圧力と西進圧力が拮抗している領域を示しています
* ここで、国土地理院さんのサイト [東北地方太平洋沖地震前・後の東日本の地殻変動の変化とGPSデータから推定される固着域|国土地理院] によれば:
東北地方太平洋沖地震に伴って水平方向では最大約5.3m東南東への地殻変動が観測され、、、
地震の後も地震前とは異なる東西伸張を示す地殻変動が観測され続けており,その大きさは地震後1年間で最大約89cmに達しています
これが3.11の反動東方圧力により生じた赤マーク群で、これを全面赤マークの第1波と称すれば、第1波を解消するのに2年半かかった、という事になります
東北地方の東方への伸長は現在も続いており、国土地理院さんの [地殻変動情報] によれば:
年間約7cmで東南東へ伸長しています、第1波が解消されるのに要した期間が2年半で、その後現在までに約6年経過しており、この6年間を平均8cm変位/年とすれば約50cmの変位量となります
所で、国土地理院さんはこの変位を3.11の余効変動と称しており、これはアフタースリップの事です、これはGPSなので地表面でアフタースリップが観測されていますが、プレート境界下の太平洋プレートでも大筋逆方向のアフタースリップは発生している、と私は思っています
もしそうだとすると、これはプレート境界に摩擦熱を生じマグマを生成し火山活動に繋がる可能性があります、本年に入り8月7日と25日に噴火した浅間山の爆発遠因が3.11後のアフタースリップによる摩擦熱である可能性があります
* 話を元に戻しまして、こうして第1波の赤マークが解消してから約6年の年月が経ち、この間に移動した北アメリカプレートの総量は約50cmに至り、2019年6月18日の山形沖地震M6.8をキッカケに第2波の赤マークが東北を覆ったと思われます
この第2波が青マーク群に置き換わるには、恐らくこれから半年位かかるでしょう
今から半年後には、まだ東北の東方変位は続いていますから、やがて変位総量が50cm程度になれば第3波の赤マーク群が東北を覆うでしょう、この繰り返しは今後100年くらい続くのではないでしょうか?
以上、長文お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-08-26 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークがM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖M7.8〜8.5の確率80%、青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50% [海溝で起こる地震 | 地震本部] 2019年1月1日算定基準日の30年間確率、以下同様
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上 以下、同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
青森東方沖及び岩手沖北部M7.0〜7.5の確率90% 、宮城沖M7.0〜M7.5の確率90%、福島沖M7.0〜M7.5の確率50%、茨城沖M7.0〜M7.5の確率80%、相模トラフ南関東直下地震M6.7〜7.3の確率70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南海トラフM8〜M9クラスの確率70%〜80%、日向灘M7.1前後の確率70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート深部には応力歪が伝搬され、これが原因で深部のスラブ内領域で通常の地震が発生します。
[3] 気象庁|震源データ