2019-08-18 地震の予測マップ 19日の地震列島は佐賀,茨城でM3.X! 調査:日本海溝東側の津波地震とアウターライズ地震を調べる! 本日の地震予測マップは?
常に最新記事なら [こちら最新!] をアクセスし、ブックマーク!
・ 地震予測マップは、毎日、午前零時半頃にアップしています
・ 防災科研さんから午前零時に2日前の詳細データが公開され、もって1年分のデータ解析を行なっています、題名先頭にある日付が解析データ1年分の最終日です
ここで [こよみの計算 - 国立天文台暦計算室] より:
・ 8月19日の月齢は17.5日 西進Dayです
・ 8月20日の月齢は18.5日 西進Dayです
千島海溝、日本海溝、南海トラフでM6.5以上の西進破壊による巨大地震は:
・ 赤マークで覆われている領域で、西進Dayに発生します
・ 青マークで覆われている領域で、東進Dayに発生します
相模トラフ、琉球海溝は分かりません、東進破壊、西進破壊、どちらも有り得ます
陸地直下型地震も、分かりません、規則性はありません
= 最新地震情報8月19日(M3.0以上かつ震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上★が震源位置
★ 8月19日17時43分、佐賀南部でM3.1、深さ20km、震度2
★ 8月19日19時11分、茨城北部でM3.0、深さ10km、震度1
* 19日も、地震として見ると、比較的穏やかな一日でした、それにしても佐賀で地震は珍しい
= 調査:日本海溝東側の津波地震とアウターライズ地震を調べる! =
* この所、日本海・秋田・岩手から太平洋にかけて赤マーク群が増大しており、昨日は日本海・秋田内陸・岩手内陸で発生した過去地震を報告しましたが、本日は太平洋日本海溝東側で発生した津波地震とアウターライズ地震をまとめたく、お付き合い頂けますよう、よろしくお願い申し上げます
* 津波地震とは震度の割に大きな津波を伴う地震で結果を言っており、アウターライズ地震とはここでは太平洋プレートが日本海溝に沈み込む手前東側の海底の盛り上がった場所で発生する震度の割に大きな津波を伴う地震で原因を指しています
それで、この二つの言葉が並べられると私は少し混乱するのですが、よく並べて記載されています
以下、 Wiki [地震の年表 (日本) - Wikipedia] より過去事例です、津波はすべて大船渡で観測された高さで遡上高を含みます、参考までに3.11も載せます
・1896年明治三陸沖、津波地震、M8.2、震度3@岩手、津波38.2m、死者数21,915
・1933年昭和三陸沖、アウターライズ、M8.1、震度5@岩手、津波28.7m、死者数3,064
・2011年3.11、プレート境界、M9.1、震度7@宮城、津波40.1m、死者数18,434
津波地震の震度3は油断するでしょう、で、来襲した津波は高さ38.2mですから、、、死者数は3.11を超えています
津波地震もアウターライズ地震も、太平洋プレート上に北アメリカプレートが被さっていない場所で発生する地震で、北アメリカプレートはそれほど揺れないので震度はそれほど大きくなりませんが、海底はシッカリ揺れて大きな津波が発生します
* 本日 2019-08-18 赤青マークマップ中域に上記3事例を入れたマップです
津波地震もアウターライズ地震も赤マーク領域内または境界上にあります、M6.5以上の日本海溝西進破壊型地震が赤マーク領域で起きる日は西進Dayである、というのが私の予想です(但し、私の予測は最近ハズレまくっていますが)
以下、本日 2019-08-18 救急マークマップ中域に上記3事例を示します
津波地震、アウターライズ地震、共に救急マーク隣接より少し離れていますが、これらは100年前頃に起きた地震の震央であり、次に起きる地震があと数十kmズレれば救急マークに隣接もしくは重なります
* 上記の 津波地震、アウターライズ地震、の領域はS-netの監視対象区域に入っていますので、緊急地震速報にはご注意下さい、津波到達時間と高さがリアルタイムで報告されます、ここで津波の高さとは海面の高さでリアス式海岸による湾内の遡上高は含まないのではないか?と思います(私見です、緊急地震速報が「大船渡で何メートル」とは言わないのでは?)、そうですと場所によっては緊急地震速報値よりかなり高くなります、この件はどこかで確認しないといけない、と思っています
最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と
= 以下、2019-08-18 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です
救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震、救急マークが通常のM5.0以上地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります
[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36km予測マップです
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 東域は:
過去1600年間に起きた日本の主な地震の震央。赤:M7以上、それ以外の地震で青:死者有り、紫:最大震度6以上 以下、同様
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
南関東直下地震M6.7〜7.3の確率が70% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 中域は:
東進西進圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です 凡例は36kmマップと同じ
次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです
日向灘はM7.1前後の確率が70〜80% [海溝で起こる地震 | 地震本部]
ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4
参考まで西暦400年頃からの大地震マップ [地震の年表 (日本) - Wikipedia] 西域は:
となります
= まとめです =
* 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は増加、2019年も7月現在増加しています [2019-07 地震の予測マップ ここ26年間の北西太平洋地域・地震放出エネルギー推移を観測する! - 地震の予測マップ]
* 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります
* ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら [地殻変動情報] javaがインストールされている必要があります
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。
[3] 気象庁|震源データ