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2019-04-30 地震の予測マップ 大西洋拡大の原動力はホットスポット、形状はコリオリの力か?今日の地震解説

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= 最新地震情報5月日(M3.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、マップ上震源位置

 5月1日00時43分、茨城沖でM4.1、深さ40km、震度2。

 

 

今日の地震解説: 大西洋拡大の原動力はホットスポット、形状はコリオリの力か?

 今日の解説は、大西洋における海嶺拡大の原動力とアフリカ大陸・南米大陸の形状に関してで、私見です。

 Wiki [Mantle plume - Wikipedia] より、大西洋中央海嶺上には北にアイスランド、南にトリスタンダクーニャという大きなホットスポットがあり:

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Wiki [大西洋中央海嶺 - Wikipedia] を見れば、海嶺は対称的にアフリカと南米を分離しているのが分かりますが:

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ここで、何故アフリカ大陸は西側に飛び出て、南米大陸は西側に引っ込むように分離したのだろう?と考えますと、これはコリオリの力によるものだ、と思えます。

即ち、アイスランドやトリスタンダクーニャの高緯度ホットスポットから流出したマグマが低緯度に移動する際に西向きの力を受け、海嶺を造りつつ、大西洋を東西に分離したのです。

 ここで Wiki [コリオリの力 - Wikipedia] を説明しますと、地球の自転が及ぼす影響で高緯度から低緯度に移動する物体は西進圧力を受ける(逆に、低緯度から高緯度は東進)というもので:

コリオリの力

左回りに回転する円盤の中心から等速度運動をする玉は、円盤上からは進行方向に対し右向きの力で曲げられたように見える。

狙撃も1kmともなるとコリオリの力を考慮しませんと当たらない、と言います。 まぁ南北方向に狙撃する場合、ですけどね。

 アイスランドとトリスタンダクーニャから流出したマグマは西進圧力を受けて大西洋を分離し、アフリカ西側に出っ張りを造った、と考えられます。 簡単な概念図を示しますと:

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但し、これは私見です。

 所で、不思議な直線群が大西洋海底に在ります。

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南北に連結する「工の字」型の模様は中央海嶺です。 しかし、中央海嶺と約45°程度に交差する数本の直線群が見られます。 実は、このような直線群は太平洋海底のナスカプレート辺りにも見られるのです。 googleマップのノイズとは思えず、これは明らかに何か在ります。 極めて綺麗な直線を出しています。 不思議です、これは何なんでしょう?

 さて、ここで、プレートの移動からは一寸離れてホットスポットである南北二つの島を紹介させて頂きたく、お付き合い下さい。 まずはWiki [アイスランド - Wikipedia] ですが:

アイスランドは火山活動により1600万年前に北大西洋に誕生した。人類がアイスランドに入植する以前は、陸生哺乳類はホッキョクギツネだけしか居なかった。

Alopex lagopus, Asahikawa Asahiyama Zoological Park.jpg ホッキョクギツネ、です。

EU発足後、漁業への規制等を恐れEUには加盟せずアイスランド金融危機の際には加盟を検討したが、最終的にEUには加盟していない。 アイスランド金融危機とは:

アイスランドは、全体の国内総生産(GDP)は少なかったが、国民一人当たりでは世界でもトップレベル(2006年時点で世界5位)であった。さらに国際競争力も高く、世界4位、ヨーロッパ1位となっており、小国ながら特筆すべき経済力を持っていた。産業としては金融部門の伸びが著しく、金融、不動産がGDPに占める割合は、26%に達した。これが、後にこの国の経済危機を招いた。一方、従来の主力産業であった漁業のGDPに占める割合は6%まで減少した(2006年時点)。 政府の財務体質は良好で、1998年以降は黒字となっていた。

 2008年9月のリーマンショックアイスランド金融危機に陥り、10月にはIMFに支援を要請した。 しかし、金融危機でクローネが暴落した結果、漁業と観光に専念し輸出で持ち直した。

2007年時点では1ドル約60クローネであったものが金融危機後には通貨暴落で125クローネとなり、輸入費が高騰したのを受けてマクドナルドでは2009年に異例とも言えるアイスランドからの撤退を行った 。しかしそれと同時に自国通貨が為替市場で安くなったことにより、水産物などの輸出ドライブがかかり経常収支が大幅に改善。アイスランドの輸出額はGDPの59%にまで達し、2011年度には3%を超える経済成長率を記録するなど順調に景気が回復している。この通貨安は観光業に恩恵をもたらし、2011年度には約56万人の観光客がアイスランドを訪れその地で買い物をした。これは2010年度に比して16%の増加である。

輸出拡大と観光客増加により、2013年には経済収支が黒字を回復した。2016年は観光客数はさらに約180万人へと増え、経済成長率は7.2%に達した。

 という事で:

現在、経済危機に苦しむEUを尻目に、アイスランドの経済はEU平均を上回る成長を見せている。

だそうです。 めでたし、めでたし。 まぁマクドナルドはいらんでしょうし、漁業権を解放しなかった(EUに加盟しなかった)のが正解でしたね。 面白いです、でも、もっと面白いのが次のトリスタンダクーニャ島なんです。

 Wiki [トリスタンダクーニャ - Wikipedia] によれば:

トリスタンダクーニャ島は、ケープタウンからは2805km、リオデジャネイロからは3353km離れた、南大西洋のただ中にあり、人が定住する最も近い陸地は、北に2429km離れたセントヘレナ島である。 

要するに、絶海の孤島です。

 トリスタンダクーニャ島

1506年、ポルトガルの探検家トリスタン・ダ・クーニャによって発見された当時は無人島で、現在はイギリス領となっており:

島民は約260人で、単一の集落に暮らす。島民のほか、行政官、医療関係者、教師、技術者などの外部者も生活している。島で使用されている言語は英語である。

宗教はキリスト教であり:

現在の島民の家系をたどると、わずか15人の祖先に行き着くと考えられる。祖先となる8人の男性と7人の女性は、1816年から1908年にかけてのさまざまな時期に島にやってきた。その出身地は、スコットランドイングランド、オランダ、アメリカ合衆国、イタリアとさまざまである。島には約80家族が住むが、姓は7つしかない。その伝統ある姓は、Glass(スコットランド系)、Green(オランダ系)、Hagan(アメリカ系)、Lavarello(イタリアのリグーリア洲に特徴的な姓)、Repetto(同じくリグーリア州の姓)、Rogers(アメリカ系)、Swain(イングランド系)である。

島の経済は:

島の土地はすべて公有(コミュニティの所有)であり、個人の土地が割り当てられジャガイモを栽培している。島民以外は土地の購入や定住が認められていない。

トリスタンダクーニャの住人はみな農業や漁業を営んでいる。家畜の数は放牧地で厳しく管理されており、富裕な家族がさらに富を蓄積するようなことはできない。島では食糧の自給自足が可能である。牧草管理のため羊は家族一人当たり2頭の割り当てになるよう飼育数が制限されている。

この島の主な外貨収入源は、収集家のための切手・コインの発行と、ロブスターの輸出で、年間140万英ポンドに上る。

1961年には島で噴火が起こり:

当時居住していた住民全員(島民264名と一時滞在者25名)は島から脱出し、島民たちはイギリス本土に避難した。

1962年はじめ、王立協会は島の調査を行い、噴火の被害は少ないことを報告した。イギリス政府は島民を対象に帰還するかどうかの投票を行わせたが、島民のほとんどが島への帰還を選んだ。1963年、島民たちは2回に分けてトリスタンダクーニャ島に帰還した。

世界でも有数の孤島にあった自給自足的なコミュニティが物質文明社会のただ中に移動したこと、かれらが再び島へと戻ることを選択したことはさまざまな注目を集めた。

現在は衛星によりインターネットも使えるようですが、正に現実離れした現実が実在する現実に驚愕します。

 

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。

 

= 以下、2019-04-30 迄データ1年分による本日の地震の予測マップ =

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークは海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。

[防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網]、[気象庁|震源データ] を参照しています。

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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根室沖はM7.8〜8.5の確率が80%、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の確率が90%。  岩手沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。

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相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは関東大地震関東大震災の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。

次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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相模トラフ北側の神奈川・千葉・東京・埼玉・茨城・栃木での救急マークは要注意、関東大地震関東大震災の再来でなく、M6.7〜7.3の確率が70%(南関東直下地震)。 茨木沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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南海トラフはまだ救急マークが少なく通常の注意レベル、日向灘はM7.1前後の確率が70〜80%。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

現在南海トラフ三重・和歌山県境南東沖に出ているひとつの赤い救急マークは、日付20180829  M3.3  N33.45  E136.17 深さ30km  の地震です。 30kmがプレート境界か?というと少し深い(フィリピン海プレート地殻内か?)と思います。

 

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は上昇、2019年は減少に転じています [2019-03 ここ26年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。

 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります。

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室