地震の予測マップ

地震発生ヶ所をポイント予測

2019-03-21 地震の予測マップ ウェザーニューズさん3.11津波調査結果を知り、南海トラフ巨大地震を読む!今日の地震解説

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マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはスラブを含む海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震救急マークが通常のM5.0以上地震予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。

以下、2019年3月21日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報3月22日(M2.0以上、震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 3月22日07時43分、鹿児島薩摩でM2.0、深さ10km、震度1

 3月22日08時20分、栃木北部でM2.9、深さ10km、震度2。

 本日より黄土色救急マークは、スラブを含む海底プレート地殻内M5.0以上M5.5程度までの地震とし、従来含んでいた活断層による地震原因を排除しました。 結果、大阪高槻と長野北部における黄土色救急マークが消えました。 ここはスラブではなく、本来出てはいけない所に出ていたものです。 一方、茨城南部に出ている 黄土色救急マークは従来通りスラブ内注意ポイントなのですが、スラブ内ですので深さは30〜40km程度と深く、大きな揺れに至る事はありません。

 

 

今日の地震解説: ウェザーニューズさん3.11津波調査結果を知り、南海トラフ巨大地震を読む!

 ウェザーニューズさんの報告書 [東日本大震災 津波調査結果 - ウェザーニュース] という記事がありまして(ウェザーニューズさんが新商号名でウェザーニュースは旧名との事)素晴らしいアンケート・ベースの報告書なのですが、一点非常に気になっていた事がありまして、それは東日本大震災で亡くなられた方のアンケート回答を多用している点だったのですが、その点に関しまして報告書を精読した所、まず調査方法として、

・ ウェザーニューズさんで展開するインターネットサイト及び携帯サイトの利用者さんを対象に調査を実施

・ 亡くなられた方に関しては、その時の状況を知り得る方からの回答を集計して、亡くなられた方の情報としている。 ここで「亡くなられた方について」の項があり、これを読む限り間違いなく信頼のおける調査報告書だろう、と判断した次第です。

・ 調査期間は2011年5月18日〜6月12日としておられます。

 民間の会社さんであり、先方様の事前了解を取っている訳でもないのですが、ここでグラフを二つ掲載させて頂きたく存じます。

* Q.地震発生から何分後に避難したか?

上図は、生存者で浸水した場所にいた994名が対象

上図は、亡くなった方についての全回答1998名分から集計

* 分かれ目は2分 

 その結果、生存者は地震発生から平均19分後に避難を開始し、亡くなった方は平均21分後であった、としその差はわずか2分である、としています。

ちなみに3.11で津波到達時間は約20分で、この20分の前後19分と21分で生死を分けた、と言っておられます。 到達タイミング直前1分と直後1分が分かれ目だ、と。

 南海トラフ巨大地震を読む、その1

 ここからは私見です。 この分かれ目が2分というのは恐らく正しくて、2分の内容とは浸水が始まり30cmに至る時間です [要チェック学びの旅は高知から!] 。 この2分はそのまま南海トラフ巨大地震にも当てはめる事ができ、3.11の場合は津波到達時間が約20分でしたが、南海トラフでは近い場所で約5分と想定されており(自治体さんによっては5分未満という記載もありますが、5分として)、4分か6分かが生死を分ける事になる、という強烈な結果が導出されます。

* 避難開始時間と年齢層

・ 報告書では「年齢別に見ると、20歳未満は最も避難開始が遅く、亡くなった方で32分、生存者で22分。 60代が最も早く、亡くなった方で18分、生存者で14分。」とし、その理由を「年齢層が高いほど、体力的に移動時間がかかる事をふまえると、高齢の方ほど早く避難を始めなければならなかった」としています。

・ 私は、この理由の部分は別の見方が出来るのではないか?と考えています。 20歳未満の生存者は22分で避難を開始した者が最も多く、60代の生存者は14分で避難を開始した者が最も多い、と読めます。 その差8分は、若者の危険スイッチは入るのが遅い事を示しているのです。 何故かと申しますと、自分を育んでくれてきた海がそんな怖い事をする訳がない、と思ってしまうからなのです。 もしくは状況の把握に時間がかかってしまうのです、60代より。

 20歳未満の生存者は22分で避難を開始した者が最も多い、という事は、彼らがあと3分早く全平均の19分で避難していれば、もっと多くが生き残れたと読めます。 ここは生存確率を大きく改善できる余地のある領域なのです。 何故、20歳未満の生存者は平均時間19分より3分も遅く避難を開始したのだろう?と疑問に思うべきなのです。

20歳未満と言っても乳幼児から学生・社会人までとその幅は非常に広く、避難が遅れた原因を一つに帰するのは無理でしょう、私が述べた原因はOne of themであり複数あり得る訳で、分析が必要と思われます。

 南海トラフ巨大地震を読む、その2

 南海トラフでは事前の訓練が極めて重要で、スイッチを早く入れる動作を身に付ける必要があります。 この事前訓練で問題点が抽出され、対処改善する事により避難開始時間を早める事ができ、避難時間も短くできます。 特に20歳未満の方々の避難開始時間を早める事は生存確率を上げる為に絶対必要であり、かつ充分可能であると思われます。 これは3.11が我々に教えてくれている改善点なのです。

 

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。

 

= 以下、2019-03-21迄データ1年分による地震の予測マップ =

= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。

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ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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根室沖はM7.8〜8.5の発生確率が80%と予想、三陸沖北部・日高南部沖・日本海溝西側の領域はM7.1〜7.6の発生確率が90%と予想。  岩手沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。

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相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは関東大地震関東大震災の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。

次がポイント予測・中域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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相模トラフ北側の神奈川・千葉・東京・埼玉・茨城・栃木での救急マークは要注意、関東大地震関東大震災の再来でなく、M6.7〜7.3の発生確率が70%と予想(南関東直下地震)。 茨木沖・日本海溝東側の救急マークはアウターライズ地震に注意。 [海溝で起こる地震 | 地震本部]

 

東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。  凡例は36kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークはM5.0からM5.5程度の地震注意、救急マーク がM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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南海トラフはまだ救急マークが少なく通常の注意レベル、日向灘はM7.1前後の発生確率が70〜80%と予想されており、要注意。[海溝で起こる地震 | 地震本部]

ピンクの小さな★マークは、南海トラフ巨大地震発生ヶ所で、西から、1854安政南海M8.4、1946昭和南海M8.4、1707宝永M8.6、1944昭和東南海M8.2、1854安政東海M8.4。

 

= まとめです =

 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は上昇、2019年は減少に転じています [2019-02 ここ26年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。

 2019年がどうなるか?、もうしばらく見守る必要があります。

 ここで赤い救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら [テクニカル事項]

・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。

・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ [太陽黒点数の推移を追う:3月度その2:太陽黒点数とSP500の推移 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室