2019-01-06 地震の予測マップ ニューホライズンズが2014MU69の画像を送って来たぞ!今日の寄り道
赤マークは東進圧力、青マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。
救急マークはM5.0以上の地震を予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。
以下、2019年1月6日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]
= その前に最新地震情報1月7日(M2.0以上、震度1以上)です =
Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、緑の星が震源位置
★ 1月7日02時27分、インドネシア・モルッカ海でM7.0。[indoneshia] 描画範囲外
★ 1月7日02時39分、能登でM2.7、深さ10km、震度1。
★ 1月7日10時02分、千葉北西部でM3.2、深さ50km、震度1。
★ 1月7日10時51分、トカラ列島近海でM3.5、深さ70km、震度1。
★ 1月7日11時52分、神奈川西部でM3.0、深さ20km、震度1。
★ 1月7日14時04分、胆振でM3.2、深さ30km、震度1。
★ 1月7日20時14分、浦河沖でM3.7、深さ20km、震度1。
今日の寄り道: ニューホライズンズが2014MU69の画像を送って来たぞ!
* まずは英文Wiki [New Horizons - Wikipedia] から、現在の状況をご説明:
2019年1月1日に 2014MU69 ウルティマ・トゥーレ のフライバイ地点に到達、1月1日と2日にプライオリティの高いデータをまずは地球に送信、9日には姿勢制御して観測体制に入り、その後18ヶ月かけて観測しデータを地球に送ってくる予定です。
* 続いてやはり英文Wiki [(486958) 2014 MU69 - Wikipedia] から、今回送られてきた 2014MU69 ウルティマ・トゥーレ の画像のひとつをご紹介:
2014 MU69 ("Ultima Thule") on 1 January 2019
By NASA/JHU-APL/SwRI
* 観測データが全て地球に送られてくる頃には太陽黒点数も増加し、新しい太陽サイクル25を迎えている事でしょう、多分。
* しかし、Wikipediaって凄いですね!
そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、関心を持ち続けて欲しい と。
= 地震の予測マップ・ピッチ36kmマップです =
東進西進圧力表示・ピッチ36kmマップです。
南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。
= 地震の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です =
東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ東域です。 凡例は36kmマップと同じ。
次がポイント予測・東域 救急マークがM 5.0以上の発生予測注意ポイントです。
救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。
東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。
次がポイント予測・中域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。
東進西進圧力表示・ピッチ6kmマップ西域です。 凡例は36kmマップと同じ。
南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。
次がポイント予測・西域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。
救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。
= まとめです =
* 2018年、9月に北海道胆振でM6.6、10月には国後島付近でM6.2が発生しています。
* 2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は上昇しました [2018-12 ここ25年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。
* 2019年は、2018年と同等かそれ以上の地震エネルギーが放出されると思われます。
* ここで救急マークは、M5.0以上の地震ヶ所をピンポイントで予測しています。
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]
・「地震の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]
・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら。 最新の地殻変動情報 javaがインストールされている必要があります。
・「太陽黒点数の推移を追う!」は別ブログへ。 [2018-12 太陽黒点数の推移を追う!直近48ヶ月グラフ表示 - なぜ地球磁極は逆転するのか?]
= 以上です =
謝辞: 本予測は「気象庁・文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。
免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。
引用:
[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。
[3] 気象庁|震源データ
[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測