地震の予測マップと発震日予測

地震発生ヶ所をポイント予測し、度数分布から発震日を確率予測する

2018-11-24 地震の予測マップ ユーリー・ミラーの実験と果てしなき想像!今日の寄り道

マークは東進圧力、マークは西進圧力を示す圧力方向の解析表示です。

救急マークはM5.0以上の地震予測する注意ポイントで、8kmマップにあります。

スロースリップ [1] 起因にも対応して救急マーク予測注意ポイントは生成されます。

以下、2018年11月24日までのデータ1年分による解析&予測です。 [2], [3]

 

= その前に最新地震情報11月25日(震度1以上)です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん)、の星が震源位置

 11月25日、長野中部で焼岳の火山性地震のよる11回の震度1以上地震

 11月25日7時46分、岩手沖でM4.0、深さ50km、震度2。

 11月25日16時27分、会津でM2.7、深さはごく浅く、震度1

 11月25日18時19分、徳島南部でM4.1、深さ40km、震度3。

地盤によって揺れは大きく変わります 小さなMでも大きな揺れになる事があります。

耐震対策として、本棚・タンス等の転倒防止が必要です。 寝室は特にご注意下さい。 東京消防庁作成の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」は大変参考になります。 是非、ご一読下さい。

東京消防庁<東京消防庁電子図書館><家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック>

 

今日の寄り道: ユーリー・ミラーの実験と果てしなき想像!

 今日の寄り道は、有名なユーリー・ミラーの実験です [ユーリー-ミラーの実験 - Wikipedia] 。 これもザッと目を通しておきませんと先に進めませんので、よろしくお願いします。

 気体として、メタンCH4・アンモニアNH3・水H2O・水素H2、に放電(雷を想定)を掛けた結果を冷やして水溶液に戻し、この水溶液を熱して気体とし再び放電を掛ける循環系を作り、この循環を一週間続けた所、水溶液が赤っぽく着色し、この水溶液の中からアミノ酸数種が検出された。 シカゴ大学での実験1953年です。 無機物からアミノ酸の生成です!

 しかし、その後の地球物理学の進展で地球が誕生した時の気体にメタンやアンモニアは含まれず、水蒸気・炭酸ガス・窒素酸化物、が主成分である事が判明し、現在では地球誕生時の大気中における放電(雷)でアミノ酸が生成された、とは考えられていません。

 加えて、恐らくユーリー・ミラーの実験で生成されたアミノ酸は左型と右型が共存していたでしょう(ここからは私見)。

 しかし、ここで無機物からアミノ酸が生成出来る事を確認した意義は極めて大きい、と言えます。 恒星Xが超新星爆発した後の太陽誕生時降着円盤では上記4種のガスが存在していたと考える事は自然で、ここに降着円盤光ビーム・スーパーラディエンスによる左円偏光紫外線(雷の代わり)が照射されて左型のアミノ酸が生成された、と考える事は充分出来ます。 左円偏光の紫外線は紫外線レーザを使えば実験室で簡単に出来ます。

 さて、循環系は昼と夜にしましょう。 あと付着させる岩石が何か必要です。 岩石は触媒効果のある黄鉄鉱FeS2が面白く、これも超新星爆発で作れます。 上記4種ガスを入れた気体ボックスを作り岩石を入れて、昼は遠赤外線で暖め紫外線レーザを照射する、夜は冷やす、これを繰り返す。 こうして岩石上にアミノ酸が生成付着し、かつアミノ酸はすべて左型である事が確認され、かつアミノ酸が重合されて単純な蛋白質まで発見できれば、それはユーリー・ミラーを超えてノーベル賞クラスですよ、ふふふ。 文科省や各研究機関の皆様、是非ご検討賜りたく。

 

そして被災地は今... [happy-ok3の日記] 地震・豪雨・台風と、被災地の現状を連日アップデート&レポートしている happy-ok3 さんの考えさせられるブログです、「関心を持ち続けて欲しい」と。 happy-ok3さんはご自分で独立サイトを運用されています。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ40kmマップです =

東進西進圧力表示・ピッチ40kmマップです。

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南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 M5.0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。

 

= 地震の予測マップ・ピッチ8kmマップとポイント予測です =

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ東域です。  凡例は40kmマップと同じ。

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次がポイント予測・東域 救急マークがM 5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。

 

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ中域です。 凡例は40kmマップと同じ。

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次がポイント予測・中域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。

 

東進西進圧力表示・ピッチ8kmマップ西域です。  凡例は40kmマップと同じ。

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南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。

現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

次がポイント予測・西域 救急マークがM5.0以上の発生予測注意ポイントです。

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救急マークの予測ポイントはすべて注意、津波に警戒です。 

 

= まとめです =

本年9月の胆振地震は [北海道胆振東部地震 - Wikipedia] によればM6.6(防災科研さんのデータではM6.2)。 10月には国後島付近でM6.2が発生しています。

2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが 、2018年は確実に上昇するでしょう [2018-10 ここ25年間の地震放出エネルギー推移 - 地震の予測マップ] 。 今後、海底で起きる津波を伴う海底海溝型地震と、被害が甚大となる陸地の浅い所で発生する陸地直下型地震に警戒が必要です。 またスロースリップとそれに伴う地震が太平洋沿岸で多発しています。

救急マークは、これら海底海溝型と陸地直下型とスロースリップ起因をピンポイントで予測しています。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 「地震の予測マップ」は、明日も報告致します。 よろしくお願い致します。

 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]

 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]

・ 国土地理院さん提供の地殻変動マップはこちら 最新の地殻変動情報

・ 「放出エネルギーと黒点数の推移」は別ブログへ。 [なぜ地球磁場は逆転するのか?]

= 以上です =

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [2] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] スロースリップ - Wikipedia プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常の地震が生じます。 「地震の予測マップ」ではスロースリップ起因の周辺地震を予測しています。

[2] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[3] 気象庁|震源データ

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 過去巨大地震マップ - 地震の予測マップ

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[7] こよみの計算 - 国立天文台暦計算室