2018-09-09 地震の予測マップ 九州中央を調べる・九州中央から南西諸島は南へ変位 (山形・宮城・福島・栃木・茨木・千葉、を除く日本全国が注意対象)

2016年4月に起きた熊本地震(M7.0)の余震が、2年を過ぎてもなかなか収まりません。

同じ陸地直下型の島根東部地震(2018年4月、M5.7)や大阪北部地震(2018年6月、M5.5)と比べ、かなり長いと言えます。 そこで九州の地殻変動図を拡大、九州中央の状況を調べます。

 

「...黒点数の推移」は、こちらの別ブログへ: [なぜ地球磁極は逆転するのか?]

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=== 始めに & 最新地震情報 ===

 始めに 

マーク(東進)・マーク(西進)圧力を識別表示(どちらのマークも要注意)。

GPSによる地表変位(地殻変動と言います)を利用した分析も導入。

マグネチュード M6.5以上の地震を予測します。

以下、2018年9月9まで、一年間の統計解析マップです。 [1][2]

マークはM6.5以上地震を起こす可能性のある注意ポイントです。 あくまでも可能性で注意喚起が目的です。 M6.5以上は年に一度起こすか起こさないか、の頻度です。 しかし巨大地震・過去17事例において、M6.5以上はすべてマークの在る場所またはその隣接領域で起きています。

ピッチ45kmマップは全体像、ピッチ9kmマップは列島と海溝、ピッチ3kmマップは直下型の注意ポイント、です。 45kmマップの所に地殻変動マップがあります。

Wikipediaさん提示の過去地震 [3] は、[過去巨大地震マップ] に拡大。

このデータは西暦400年頃からの過去巨大地震(M7.0以上または被害甚大地震)を網羅。 過去巨大地震とマークが重なる場所は、別途マップ化し、9kmマップに濃いピンクの四角で表示しています。

地殻変動マップにコメントがあります。

9kmマップ東域・中域・西域にもコメント。 潮岬沖南海トラフに赤マーク群。

= その前に最新地震情報9月10日です =

Yahooさん [4] より掲載(元データは [気象庁] さん): 震源位置を各マップにの四角で表示。 マークの無い所に出たの四角は、歪が蓄積されていない所で起きた地震で、直ちに大地震に連動する事はありません。

 9月10日、北海道胆振で継続する地震 [hokkaido]  は、M5.X が0回、M4.Xが0回、M3.Xが10回でした。

余震回数のM3.Xを数えますと、6日が45回、7日が23回、8日が11回、9日が4回、10日が10回、と振動し始めました。 今後、振動しながら減少してゆくものと思われます。

北海道・青森・秋田・岩手でマークが出ている所は、すべて注意、津波に警戒、です。

* 9月10日13時19分、ニュージーランド付近でM7.0。 [NewNealand] 描写範囲外です。

 9月10日17時50分、三重中部でM3.2。 [mie]  深さ30km、震度2。

 9月10日21時30分、熊本天草でM2.3。 [kuma]

 9月10日23時58分、千葉南部でM4.8。 [chiba] 深さ30km、震度4. マークの出ていない所で大地震に連動する事はありません。

 

 

九州中央の状況を調べる:

 2016年4月の熊本地震(M7.0)の余震が二年を過ぎてもなかなか収まりません。 昨日(9日)まで三日連続で発生しています。 本日(10日)にも天草で小地震がありました。 2018年4月の島根東部地震(M5.7)や6月の大阪北部地震(M5.5)に比べ大きいとは言え長過ぎる、と思っていました。 そこで九州中央の状況をもう少し詳しく調べてみました。

 熊本地震では、発生後九州全体が赤マーク(東進圧力)で覆われました。 本マップは未稼働でしたが、2000年以降はバックデートしてデータを取れますので、それで確認しています(結果は長くなるので表示しません)。 尚、この事は熊本地震のエネルギー源が東進圧力である事を示しており、その実態が何であるのかについては別途述べたいと考えています。

 現在、九州中央(N32.5°辺り)に赤青境界線が出ているのは、その後2018年4月に島根東部地震が起きた結果です。 地震発生後、島根東部を中心に全面青マーク(西進圧力)で覆われ、九州中央に新たに赤青境界線が形成されました。

 九州は南北に引き裂かれている(年2ミリ位で)、とよく言われています。 私は、この動きは当面止まったのだろう熊本地震で大きくエネルギーを解放したから、と思っていました。 が、GPSによる地表変位の図でこの動きは現在も進行中である事を知りました。 地震で収まるような動きではありませんでした。 この一年で九州中央から南西諸島は、南へ変位しています(地殻変動の図と添付した西域拡大図を参照)。 それは鹿児島で年5〜7ミリ程度、西表島では4〜5センチ程度。 九州中央で1〜2ミリ程度。 南に行くほど変位は大となっています。 繰り返しになりますが、この移動のエネルギー源が何であるのかは大問題で、別途述べます。

 結論として、N32.5°辺りに新たな境界線が出来ており、南方への変位が継続している状況で、現在熊本で起きている小中規模地震を余震とは言い難く、新たな状況であると言えます。 この状況は来年4月頃まで続くでしょう。 但し、既に大きく歪のエネルギーを解放している熊本で、M6.5を超えるような大地震は発生しません。 また、海溝型地震がここ(熊本)で起きる事も考えられません。 以上です。

 

 

 

== 45kmマップと地殻変動マップです ===

45kmマップ地球儀版です。

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次が45kmマップ通常地図版です。

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次が地殻変動マップです。 国土地理院さん [最新の地殻変動情報] データ・8月11日まで1年間の変動(©国土地理院)。 最大値はN26度E142度で8.1cm。 下に西域拡大図。

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コメント:

 東北北部は、西進(青ライン)ベクトルと東進(赤ライン)ベクトルにより東西に引き裂かれています。 東進(赤ライン)は3.11のリバウンドです。

 若狭湾から紀伊半島にかけて、地表はすべて北西に向かう西進ベクトル(青ライン、下の西域拡大図参照)、地下は東方圧力歪(赤マーク群、9kmマップ西域参照)となっており、地殻上下で逆方向の力が働いています。

 九州は南北に引き裂かれています(上図九州から西南諸島、及び下の西域拡大図参照)。

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=== 9kmマップです ===

9kmマップ東域です。  凡例は:[凡例]

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コメント:

 北海道・青森・秋田・岩手でマークの出ている所はすべて注意、津波に警戒、です。

[過去巨大地震マップ] と東域マークの重なる場所です(濃いピンクの四角)。

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9kmマップ中域です。 凡例は:[凡例]

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コメント: 石川・富山・岐阜・長野、から愛知を経て静岡沖に至る赤と青の境界線付近は特に要注意です。

[過去巨大地震マップ] と中域マークの重なる場所です(濃いピンクの四角)。

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9kmマップ西域です。  凡例は: [凡例]

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コメント:

 南海トラフは、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。

      現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。

 日向灘は要注意です。

[過去巨大地震マップ] と西域マークの重なる場所です(濃いピンクの四角)。

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=== 3kmマップです ===

3kmマップ北海道です。 凡例は: [凡例]

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3kmマップ東北です。 凡例は: [凡例]

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3kmマップ甲信越&北陸&関東&東海です。 凡例は: [凡例]

内側の四角が大正(1923年)、外側が元禄(1703年)関東大震災震源域。 [5]

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3kmマップ北陸&東海&近畿&中国&四国です。 凡例は: [凡例]

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3kmマップ中国&四国&九州です。 凡例は: [凡例]

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=== 放出エネルギーの推移です ===

1994年1月〜2018年8月迄・25年間の地震放出エネルギー推移

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一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年9月1日〜2018年8月31日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。 

=== まとめです ===

ラス前のM6.5以上は2016年の鳥取(M6.6)で、ラストは2016年の福島沖(M7.4)でした。 その後、M6.5以上は、起きていません。 しかしフィリピン海プレートは3〜5cm/年、太平洋プレートは8cm/年で常に移動しており、いずれ破壊に至る事は間違いありません。

2017年の放出エネルギーは過去最低でしたが、8月を過ぎた現在2018年は上昇に転ずると考えられます。 ここ1〜2年の内には蓄積した歪が、M6.5以上クラスを引き起こすものと思われます。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 明日も報告致します。 よろしくお願い致します。

 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 [テクニカル事項]

 地震の予測マップのデータ更新タイミングの説明はこちら。 [データ更新タイミング]

 

=== 以上です ===

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ

[3] 地震の年表 (日本) - Wikipedia

[4] 地震情報 - Yahoo!天気・災害

[5] 関東地震 - Wikipedia

[6] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測