2018-01-30 地震の予測マップ (北海道中央・山形・宮城・福島・栃木と関東太平洋岸、を除く日本全国が注意対象)

東進マーク西進マークの圧力ポイントを識別する地震予測です。 東進西進どちらも危ないです。 東進西進識別方法は一番下に記載。

マグネチュード M6.5以上の地震を予測します。

45kmピッチ概要マップ: 2018年1月30日まで一年間の統計解析結果です。 [1,2]

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海溝型向け45kmピッチ概要マップです。 南西諸島・小笠原諸島など陸地直下型の起きない諸島部予測におかれましては上図をご参照下さい。

マークは東に向かう圧力、マークは西に向かう圧力がある地点です。

白い飛行機マークは30日以内に発生したM5.5以上地震です。

オレンジ色飛行機マークは31日以前かつ一年以内にM5.5以上地震があった地点です。

飛行機マーク周囲にマークが出ている所は続いて起きる地震に注意です。 飛行機マーク周辺にマークが出ていなければ、エネルギーは解放され小康状態に入っています。

9kmピッチ詳細マップ東域: 陸地直下型はこちら。 期間と凡例は概要と同じです。

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9kmピッチ詳細マップ中域:

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9kmピッチ詳細マップ西域:

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マークはM6.5以上クラスの地震を起こす可能性のある注意ポイントを示します。 あくまでも可能性で注意喚起が目的です。 M6.5以上クラスの地震は年に一度起こすか起こさないか、の頻度です。 しかし、巨大地震・過去17事例において、M6.5以上クラスはすべてマークの在る場所またはその境界で起きています。

45km概要マップで昨日との比較ですが、報告すべき大きな変化はありません。 以下、9km詳細マップをご参照下さい。 赤青マーク領域にM4.0以上が起きた場合には、状況に応じコメント記述を付加しています。 [3]

1月31日5時11分頃、北海道浦河沖でM4.7が起きました。 北海道周辺部には赤青マークがかなり出ており要注意です。

東北地方は、マークが消えた山形と太平洋側の宮城・福島を除き要注意です。

現在、最も飛行機マークと赤マーク群が集中している北海道南方沖と青森東方沖は要注意です。

1月30日、気象庁蔵王山(宮城と山形の県境で福島北部の直上)の噴火警戒レベルを1から2へ引き上げました。 しかし、この三県(宮城・山形・福島)にマークは全く出ておりませんで、大きな陸地直下型地震への連動性は低いと思います。

栃木と関東太平洋側では赤青マークがありませんが、その他、マークが出ている部分は日本全国すべて要注意です。

赤青マークで覆われた南海トラフと連結する陸地部分と日向灘は長期に渡り要注意です。 鳥取・岡山・四国がマークで覆われ始めました。 鳥取の場合、2016年10月21日のM6.6は赤マーク群と青マーク群の境界で起こしています。 要注意です。 淡路島も赤と青、両マーク群の境界に位置しており注意です。

相模トラフも赤青マークが出ています。 関東大震災震源領域が赤青マークで覆われたら要注意です(まだですが)。

各トラフ・海溝と関東大震災(大正・元禄)震源領域を示します(Wikipediaより引用)。

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琉球海溝           南海トラフ                    相模トラフ

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日本海溝         千島海溝                       大正・元禄 関東大震災震源

過去の巨大地震マップ(M7.0以上)は大変役立ちます(これは貴重な財産です)

日本の主な地震の震央。赤:M 7以上青:死者有り紫:最大震度6以上。 [4]

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2017年・地震の放出エネルギーはこの24年間で過去最低

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一番右は2017年1月1日〜2017年12月31日までの一年で、この24年間で最低となりました。 問題は底がいつ上昇に転ずるかで、それを追っています。

2017年12月・太陽黒点数は11月に続きこの48ヶ月で過去最低レベル

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・直近48ヶ月を表示(©国立天文台)。 [5]

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一番右が12月で手前が11月。 どちらもこの48ヶ月で過去最低レベルに落ち込んでいます。 これからこの最低レベル辺りを振動し始めるのでしょうか? いつ本格的な上昇に転ずるのでしょうか? 興味のある所です。 私は地震の放出エネルギーが上昇に転ずる前に、黒点数が上昇に転ずるだろうと思っており、放出エネルギーとの関係を追っております。

モデルは次の通り。 現在、太陽活動は低い状態です。 活動が活発化(黒点数増大)すると地球は温まり半径が増加して回転速度は低下し(角運動量の保存、スケータのスピンと同じ)、ブレーキがかかります。 ブレーキがかかる状態では西進型破壊が生じやすくなります(青マークでの地震)。

上図を見ればこの4年間は振動しながら全体として黒点数は減少している事が分かります。 このような振動している状態では明確な「地震の発生状況と黒点数の振動相関」を確認する事は困難と思われます。 黒点数が最小となる時期がある期間続き、その後増加に転ずる新太陽サイクル開始時期(正に今です)でのみこの相関は確認できるのではないか、と思っています

次のM6.5以上クラスはいつ頃来るのだろうか?

ラス前のM6.5以上は2016年10月21日の鳥取県中部地震(M6.6)で、ラストは2016年11月22日の福島県沖(M7.4、東北地方太平洋沖地震の余震)でした。 この一年M6.5以上は起きていません。 放出エネルギーはこの1年間最低のレベルでした。 しかし2018年1月24日、青森東方沖でM6.1がありました(これは赤マーク群と青マーク群の境界で発生しており、予測できました)。 この1〜2年の内には放出エネルギーは上昇に転じM6.5以上クラスが来るものと思われます。

 

という北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
北海道東部沖の千島海溝沿いで、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震が、いつ起きても不思議はないとの見方を示した。
政府の地震調査委員「超巨大地震:北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ」といった報道をするのであれば、注意喚起領域でM5.5クラスが来た時には「注意喚起情報」を出されるべきではないか、と思います。
政府の地震調査委員会

明日も報告致します。 (よろしくお願い致します)

東進・西進の識別には月齢を使います。 [6]  月齢は新月から満月まで(上弦月)を3分割、満月から新月まで(下弦月)を3分割、合計6分割します。 地震があれば必ずどこかの分割スロットに入ります。

あるグリッド・ポイントについて上記6スロットを準備、グリッド中心+ー230km正方の中にある地震の月齢をスロット上で”1”加算します。 地震はM3.0以上を採用しM3.0未満は無視。 M3.0でもM6.0でも同じ”1”加算効果です。 対象となる地震数が96以上となった場合のみ測定に入ります。 結果、スロットのピーク値と最小値が出ます。 最小値はゼロの場合があり、これは”1”とします。 この比率が2.5以上の場合に色を付けます。 ピーク値が新月から満月の3スロット内にあれば東進(赤)、満月から新月の3スロット内にあれば西進(青)。  これを45kmピッチまたは9kmピッチで行います。 地震は一年以内が対象で、これを過ぎると(どんなに大きくても)忘れ去られます。 即ち、ひとつのマークはマーク中心+ー230km正方かつ一年以内に起きたM3.0以上の地震96件以上の6分割月齢加算結果比率に2.5以上のアンバランスがある事を赤or青で示しています。 これに深さ120kmより浅い地震という条件が加わります。

モデルは次の通り。 月の自転と公転が地球に対して一致する事を潮汐ロックと言います。 [7]  潮汐ロックでは地球の角運動量が月に伝達されてます。 結果、地球の自転は遅くなり、月は地球との距離を伸ばしています。 地球と月は逆の関係です。 ここに太陽が加わります。 すると上弦月では月の公転に減速がかかり、下弦月では公転に加速がかかります(下図参照)。

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測定は、N20°E120°からN47°E150°まで深さ120kmより浅い領域を45kmピッチ(概要)及び9kmピッチ(詳細)にて測定。 OSはUbuntu、プログラムはRuby、地球儀表示はQGIS関数、日本地図は国土地理院さん提供shapeデータをQGIS表示、グラフはPython、月・地球・太陽の相関図はinkscape、すべてGPLにて構築。 プログラム概略仕様は: [8]

屋久島・種子島周辺は過去7300年間大地震を起こした事のない領域で、見やすくする為マークを外しています(外す処理をしているのはココだけです)。

本予測システムは列挙型帰納法 [9]

Wikipediaで確認したのですが、本システムは「列挙型帰納法」でした。 これは最もオーソドックスな帰納法で、推論の一種です。

それはいいのですが、統計的確率を用いた推論は演繹なのか帰納なのか分からなくなり、これもWikipediaを調べてみました。 [10] すると確率推論は、演繹でも帰納でもない(即ち論理ではない)別のクラスに分類されていました。

 ここ10年、10月10日はよく晴れるので、今年も晴れるだろう: これは列挙型帰納法なので結果は全く保証されない(これはこれで当然で、OKです)。

 ここ10年、統計結果を見ると10月10日は8回晴れたので、今年は確率80%で晴れるだろう: これは「確率推論」で演繹でも帰納でもない、という分類でした。

しかし、演繹でもない帰納でもない思考過程というのはあるのだろうか?

統計的確率が入ってくると論理がよく見えなくなります。

ここで言う論理とは二値論理を指しており(即ち真・偽の二値で、"1"または"0")、中間的な値(例えば"0.8")を扱う確率の入り込む余地はないのですが、確率を扱う推論では多値論理にしてでも演繹で扱った方がよいのではないか、という気がします。

何故なら統計的確率は、数式(即ち関数)またはテーブルまたはif-then-elseで表現され、全入力域に対して必ず応答する条件(即ちunknown状態にならない)を付加すれば、これは完全に演繹だからです。

 

以上です。

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています[1]。 このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、結果について何ら責任を負うものではありません。

引用: [1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網  [2] 気象庁|震源データ

[3] 地震情報 - Yahoo!天気・災害 [4] 地震の年表 (日本) - Wikipedia 

[5] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[6] 国立天文台 天文情報センター 暦計算室 [7] Tidal locking - Wikipedia

[8] プログラム仕様 (地震の評価マップ: 全体概要です) - 地震の予測マップ

[9] 帰納 - Wikipedia

[10] 推論 - Wikipedia