2017-12-16 地震の予測マップ (北海道・東北・関東・鳥取・岡山・四国を除く日本全国が注意対象)

東進西進の圧力ポイントを識別する地震予測です。 東進西進どちらも危ないです。

マグネチュード M6.5以上の地震を予測します。

2017年12月16日まで一年間の統計解析結果・45kmピッチ概要マップを示します。 [1,2]

f:id:yoshihide-sugiura:20171218000817p:plain

海溝型向け45kmピッチ概要マップです。 奄美諸島沖縄諸島八重山諸島石垣島)・小笠原諸島硫黄島)など陸地直下型の起きない諸島部予測におかれましては上図をご参照下さい。

マークは東に向かう圧力、マークは西に向かう圧力がある地点です。

白い飛行機マークは30日以内に発生したM5.5以上地震です。

オレンジ色飛行機マークは31日以前かつ一年以内にM5.5以上の地震があった地点です。

飛行機マーク周囲に星が出ている所は続いて起きる地震に注意です。 飛行機マーク周辺に星が出ていなければ、エネルギーは解放され小康状態に入っています。

緯度・経度は5°ピッチです(但し、緯度最上位は北緯47°)。 兵庫県・明石がジャスト東経135°で、明石の真上に北緯35°ライン。

次は9kmピッチ詳細マップ・東域です。 陸地直下型はこちらをご参照下さい。 凡例は概要と同じです。

f:id:yoshihide-sugiura:20171218001223p:plain

以下、9kmピッチ詳細マップ・中域です

f:id:yoshihide-sugiura:20171218001252p:plain

以下、9kmピッチ詳細マップ・西域です。

f:id:yoshihide-sugiura:20171218001312p:plain

 

45km概要マップですが、12月16日に岩手県沖にて発生したM5.5(白い飛行機マーク)が出ました。 しかしながら、この地震による新規な歪の発生はない模様です(白い飛行機マーク周辺に新規な星マークが生成されていない)。 これは東北地方太平洋沖地震の余震と思われ、エネルギーを解放して沈静化に向かっているものと思われます。

45km概要マップのその他の変化ですが、ほとんど変化はありません。 根室半島沖で青マークがひとつ増えたのと四国沖で青マークがひとつ減った程度です。

しかしながら星マークが在る所は要注意です。 以下、9km詳細マップをご参照下さい。

まず北海道周辺部には星が出ており要注意です。

東北地方では東北地方太平洋沖地震の余震が収まったようで星マークが消えました。 しかし青森・秋田と日本海側には注意ポイントが出ています。

関東(一部)・鳥取・岡山・四国(一部)では星マークが消えていますが、その他、星マークが出ている部分は日本全国すべて要注意です。

星マークで覆われた南海トラフと連結する陸地部分と日向灘は長期に渡り要注意です。

相模トラフも星で覆われていますが関東大震災震源領域が星で覆われたら要注意です(まだですが)。

南海トラフ[3] と相模トラフ[4] と関東大震災(大正&元禄)震源[5] 領域を示します。

f:id:yoshihide-sugiura:20171207001138p:plain f:id:yoshihide-sugiura:20171207001059p:plain f:id:yoshihide-sugiura:20171209000948p:plain

南海トラフ(赤線)       相模トラフ(赤線)      大正&元禄関東大震災震源

星マークはM6.5以上の地震を起こす可能性のある注意ポイントを示します。 あくまでも可能性で注意喚起が目的です。 M6.5以上の地震は年に一度起こすか起こさないか、の頻度です。

過去の巨大地震マップ(M7.0以上)は大変役立ちます(これは貴重な財産です)

日本の主な地震の震央。赤:M 7以上青:死者有り紫:最大震度6以上。 [6]

f:id:yoshihide-sugiura:20171117015137p:plain

海底で星マークが出ていても過去マークが出ていない所は、まず大きな地震は起こりません。 陸地で星マークが出ていて過去マークがなくても、隠れ断層があれば地震を起こす可能性があります。 陸地星マークと過去マークが重なっている所は十分注意する必要があります。重要なのはコレ

北海道中北部にはマークがありませんが、2004年12月14日に留萌(ルモイ:宗谷岬南の日本海側)でM6.1の陸地直下型が起きています。

2017年・地震の放出エネルギーはこの24年間で過去最低

過去24年間の地震放出エネルギー推移です。 [7]  太陽サイクルリストは: [8]

f:id:yoshihide-sugiura:20171203072909p:plain

一番右は2016年12月1日〜2017年11月30日までの一年で、この24年間で最低となりました。 問題は、この低レベルがいつ上昇に転ずるか、です。

2017年11月・太陽黒点数はこの48ヶ月で過去最低

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・直近48ヶ月を表示(©国立天文台)。 [9]

f:id:yoshihide-sugiura:20171209001950p:plain

一番右が11月で黒点数は48ヶ月で最低でした。 放出エネルギーとの関係を追っています。

次のM6.5以上クラスはいつ頃来るのだろうか?

ラス前のM6.5以上は2016年10月21日の鳥取県中部地震(M6.6)で、ラストは2016年11月22日の福島県沖(M7.4、東北地方太平洋沖地震の余震)でした。 この一年M6.5以上は起きていません。 放出エネルギーはこの1年間最低のレベルでしたので、今後1〜2年の内には上昇に転じM6.5以上クラスが来るものと思われます。

M5.4は予測できない?

2017年12月16日岩手県沖で起きたM5.4(報道ベース)地震は全く星マークのない所で発生しました。 以下は2017年12月16日NHKの報道。

f:id:yoshihide-sugiura:20171216051341j:plain

防災科学技術さんから開示された2017-12-16データによれば、これはM5.5で本予測では白い飛行機マークが付けられました。 ですが、地震発生地点周辺に新規な星マークは生成されておらず(45km概要、9km詳細ともに)、この地震による新たな歪は生成されていません。 45km概要マップではこの白い飛行機マーク出現以外にほとんど変化はなく、このM5.5は東北地方太平洋沖地震の余震と思われ、エネルギーを解放して沈静化に向かっているものと思われます。

従いまして、余震によるM5.5レベルのエネルギー解放では星マークのない所でも発生する、という事になります。 即ち、M5.5レベルの余震は予測できない、という事になります。 心配になりましたので、2016年11月22日発生の福島県沖(M7.4、東北地方太平洋沖地震の余震)について調べてみましたが、これはチャント予測できていました(前日に星マークのある所でM7.4が発生していました)。

結論と致しまして、余震はMレベルどの辺から予測出来るのか?という疑問は出てくるかもしれませんが、ひとまず余震も含めてM6.5以上を予測する(事前に星マークが出現する)とさせて下さい。

 

明日も報告致します。 (よろしくお願い致します)

測定は、N20°E120°からN47°E150°まで深さ120kmより浅い領域を45km(概要)及び9km(詳細)正方グリッド・ピッチにてグリッド・メッシュ上をスキャンし測定しています。 日本を取り巻くプレートの動きは: [10] プログラムはRubyで書かれており、地球儀表示はQGIS組込関数、日本地図は国土地理院さん提供shapeデータをQGIS表示、グラフはPythonを使っています。 プログラム概略仕様は: [11]

屋久島・種子島周辺は過去7300年間大地震を起こした事のない領域で、見やすくする為マークを外しています(外す処理をしているのはココだけです)。

以上です。

 

謝辞: 本予測は「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています[1]。 このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責: 本予測は個人の推論によるもので、結果について何ら責任を負うものではありません。

引用: [1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網  [2] 気象庁|震源データ

[3] 南海トラフ - Wikipedia [4] 相模トラフ - Wikipedia [5] 関東地震 - Wikipedia 

[6] 地震の年表 (日本) - Wikipedia

[7] 地震の予測マップ 2017-11-30まで24年間の地震放出エネルギーの推移 - 地震の予測マップ

[8] List of solar cycles - Wikipedia

[9] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[10] 地震あれこれ (日本を構成するプレート群構造) - 地震の予測マップ

[11] プログラム仕様 (地震の評価マップ: 全体概要です) - 地震の予測マップ